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公開番号2025158194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024060503
出願日2024-04-04
発明の名称端末装置、基地局装置、および、通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 72/0446 20230101AFI20251009BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率的に通信を行なうこと。
【解決手段】プライマリーセルと少なくとも1つのセカンダリーセルを用いて基地局装置と通信する端末装置であって、 SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する
情報を受信する上位層処理部と、SS/PBCHブロックを受信する無線受信部と、を備え、前
記SS/PBCHブロックは、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報に基づいて送信されるSS/PBCHブロックであり、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングは、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報に基づいて前記SS/PBCHブロックを受信するタイミングである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
プライマリーセルと少なくとも１つのセカンダリーセルを用いて基地局装置と通信する端末装置であって、
SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報を受信する上位層処理部と
、
SS/PBCHブロックを受信する無線受信部と、を備え、
前記SS/PBCHブロックは、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報に基づいて送信されるSS/PBCHブロックであり、
前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングは、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報に基づいて前記SS/PBCHブロックを受信するタイミングである、
端末装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報は、スロット番号で示
される、
請求項１に記載の端末装置。
【請求項３】
前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報は、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報を受信するタイミングからの相対的な時間を示す情報で定義され、
前記相対的な時間を示す情報は、スロット数、サブフレーム数、または、フレーム数で示される、
請求項１に記載の端末装置。
【請求項４】
前記端末装置は、さらに上りリンクチャネルまたは信号を送信する送信部を備え、
前記送信部は、上りリンクのチャネルまたは信号を用いてセカンダリーセルのSS/PBCH
ブロックを要求し、
前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報を受信するタイミングは、該端末装
置が対する応答を受信したタイミングである、
請求項１に記載の端末装置。
【請求項５】
前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報を受信するタイミングは、前記基地
局装置から送信されたセカンダリーセルを活性化する、またはセカンダリーセルをオンにする情報を受信したタイミングである、
請求項１に記載の端末装置。
【請求項６】
前記スロット数は、プライマリーセルのサブキャリア間隔に基づいて算出される、
請求項３に記載の端末装置。
【請求項７】
プライマリーセルと少なくとも１つのセカンダリーセルを用いて端末装置と通信する基地局装置であって、
SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報を設定する上位層処理部と
、
SS/PBCHブロックを送信する無線送信部と、を備え、
前記SS/PBCHブロックは、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報に基づいて送信されるSS/PBCHブロックであり、
前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングは、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報に基づいて前記SS/PBCHブロックを送信するタイミングである、
基地局装置。
【請求項８】
プライマリーセルと少なくとも１つのセカンダリーセルを用いて基地局装置と通信する端末装置の通信方法であって、
SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報およびSS/PBCHブロックを受信し、
前記SS/PBCHブロックは、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報に基づいて送信されるSS/PBCHブロックであり、
前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングは、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報に基づいて前記SS/PBCHブロックを受信するタイミングである、
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク（以下、「ＬＴＥ（Long
Term Evolution）」、または、「ＥＵＴＲＡ（Evolved Universal Terrestrial Radio Access）」と称する。）が、第三世代パートナーシッププロジェクト（3GPP:3
rd
Generation Partnership Project）において検討されている。ＬＴＥにおいて、基地局装置はｅＮｏｄｅＢ（evolved NodeB）、端末装置はＵＥ（User Equipment）とも称されてもよい。
ＬＴＥは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。１つの基地局装置は１または複数のサービングセルを管理してもよい。
【０００３】
３ＧＰＰでは、国際電気通信連合（ＩＴＵ）が策定する次世代移動通信システムの規格であるＩＭＴ（International Mobile Telecommunication）―２０２０に提案するため、次世代無線通信規格（NR: New Radio）の検討が行なわれている（非特許文献１）。ＮＲ
は、単一の技術の枠組みにおいて、ｅＭＢＢ（enhanced Mobile BroadBand）、ｍＭＴＣ
（massive Machine Type Communication）、ＵＲＬＬＣ（Ultra Reliable and Low Latency Communication）の３つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
"New SID proposal: Study on New Radio Access Technology", RP-160671, NTT DOCOMO, 3GPP TSG RAN Meeting #71, Goteborg, Sweden, 7th - 10th March, 2016．
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、効率的に通信を行う端末装置、基地局装置、該端末装置あるいは該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明の本実施形態の第１の態様は、プライマリーセルと少なくとも１つのセカンダリーセルを用いて基地局装置と通信する端末装置であって、 SS/PBCHブロックを受
信するためのタイミングに関する情報を受信する上位層処理部と、SS/PBCHブロックを受
信する無線受信部と、を備え、前記SS/PBCHブロックは、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングに関する情報に基づいて送信されるSS/PBCHブロックであり、前記SS/PBCHブロックを受信するためのタイミングは、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示
す情報に基づいて前記SS/PBCHブロックを受信するタイミングである。
【０００７】
（２）本発明の本実施形態の第１の態様における端末装置であって、前記SS/PBCHブロ
ックを受信するためのタイミングに関する情報は、スロット番号で示される。
【０００８】
（３）本発明の本実施形態の第１の態様における端末装置であって、前記SS/PBCHブロ
ックを受信するためのタイミングに関する情報は、前記SS/PBCHブロックを送信するか否
かを示す情報を受信するタイミングからの相対的な時間を示す情報で定義され、前記相対的な時間を示す情報は、スロット数、サブフレーム数、または、フレーム数で示される。
【０００９】
（４）本発明の本実施形態の第１の態様における端末装置であって、前記端末装置は、さらに上りリンクチャネルまたは信号を送信する送信部を備え、前記送信部は、上りリンクのチャネルまたは信号を用いてセカンダリーセルのSS/PBCHブロックを要求し、前記SS/PBCHブロックを送信するか否かを示す情報を受信するタイミングは、該端末装置が対する応答を受信したタイミングである。
【００１０】
（５）本発明の本実施形態の第１の態様における端末装置であって、前記SS/PBCHブロ
ックを送信するか否かを示す情報を受信するタイミングは、前記基地局装置から送信されたセカンダリーセルを活性化する、またはセカンダリーセルをオンにする情報を受信したタイミングである。
（【００１１】以降は省略されています）

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