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公開番号2025081842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194885
出願日2023-11-16
発明の名称定着装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250521BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ベルトとサイドガイドの間に配置された潤滑剤がベルトの外周面に移動することを抑制する。
【解決手段】定着装置1は、ヒータ10と、ベルト40と、サイドガイド60と、グリスGRと、を備える。ヒータ10は、第1方向に延びている。ベルト40は、無端状であり、ヒータ10の周りを回転する。サイドガイド60は、ベルト40の第1方向の端部と接触し、ベルト40の第1方向の端部をガイドする。グリスGRは、ベルト40と、サイドガイド60と、の間に配置されている。サイドガイド60は、ベルト40と接触する接触部分に貫通穴(第1貫通穴63)を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に延びるヒータと、
前記ヒータの周りを回転する無端状のベルトと、
前記ベルトの前記第1方向の端部と接触し、前記ベルトの前記第1方向の端部をガイドするサイドガイドと、
前記ベルトと、前記サイドガイドと、の間に配置された潤滑剤と、を備え、
前記サイドガイドは、前記ベルトと接触する接触部分に貫通穴を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記サイドガイドは、前記ベルトの内周面と接触する内周ガイド部を有し、
前記貫通穴は、前記内周ガイド部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記サイドガイドは、前記ベルトの端面をガイドする端面ガイド部をさらに有し、
前記内周ガイド部は、前記端面ガイド部と近い第1端部と、前記端面ガイド部から遠い第2端部と、を有し、
前記貫通穴は、前記第1端部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記サイドガイドは、前記ベルトの端面をガイドする端面ガイド部を有し、
前記貫通穴は、前記端面ガイド部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記サイドガイドは、
前記ベルトの内周面を接触する内周ガイド部と、
前記内周ガイド部から前記第1方向に直交する方向に延びた端面ガイド部であって、前記ベルトの端面をガイドする端面ガイド部と、を有し、
前記貫通穴は、内周ガイド部から端面ガイド部にわたって連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記ベルトと接触して回転し、前記ベルトとともにシートを搬送する加圧ローラをさらに備え、
前記サイドガイドは、前記ベルトの内周面と接触する内周ガイド部を有し、
前記貫通穴は、前記ベルトと前記加圧ローラが並ぶ方向であり、かつ、前記第1方向と直交する方向である第2方向における前記内周ガイド部の中央よりも、前記加圧ローラから離れて位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
【請求項7】
前記サイドガイドは、前記ベルトの内周面と接触する内周ガイド部を有し、
前記貫通穴は、シートの搬送方向において、前記内周ガイド部の中央よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
【請求項8】
前記サイドガイドは、前記ベルトの内周面と接触する内周ガイド部を有し、
前記貫通穴は、シートの搬送方向において、前記内周ガイド部の中央よりも上流側に設けられた第1貫通穴と、シートの搬送方向において、前記内周ガイド部の中央よりも下流側に設けられた第2貫通穴と、を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
【請求項9】
前記サイドガイドは、前記ベルトの前記第1方向における両端部に設けられ、
前記第1貫通穴と前記第2貫通穴は、前記第1方向に沿って見て、シートの搬送方向における前記内周ガイド部の中央を通る一の直線に関して互いに線対称であることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
【請求項10】
前記ヒータを支持するホルダを更に備え、
前記サイドガイドは、前記ホルダに対して揺動可能であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートにトナー像を定着させる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
シートにトナー像を定着させる定着装置が知られている(特許文献1参照)。この定着装置では、ベルトがスムーズに回転するように、定着ベルトの内周面に潤滑剤が配置されている。また、ベルトの端部をガイドするサイドガイドには、進行方向に対し斜めに形成された溝が設けられており、端部からはみ出しかねない潤滑剤が溝に沿って中央側に戻されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-072105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の定着装置では、サイドガイドに形成された溝によって、中央側に戻される潤滑剤の量に限界があるため、依然としてベルトの端部から潤滑剤がはみ出してしまうおそれがあるという問題点があった。このように、ベルトの端部から潤滑剤がはみ出した場合、潤滑剤がベルトの外周面に移動して、シートを汚したり、定着装置を故障させたりする可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、ベルトとサイドガイドの間に配置された潤滑剤がベルトの外周面に移動することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、ヒータと、ベルトと、サイドガイドと、潤滑剤と、を備える。
ヒータは、第1方向に延びている。ベルトは、無端状であり、ヒータの周りを回転する。サイドガイドは、ベルトの第1方向の端部と接触し、ベルトの第1方向の端部をガイドする。潤滑剤は、ベルトと、サイドガイドと、の間に配置されている。サイドガイドは、ベルトと接触する接触部分に貫通穴を有する。
【0007】
サイドガイドがベルトと接触する接触部分に貫通穴を有することで、ベルトの端部において、余剰の潤滑剤を貫通穴から逃がすことができる。このため、余剰の潤滑剤がベルトの外周面に移動することを抑制できる。
【0008】
また、サイドガイドは、ベルトの内周面と接触する内周ガイド部を有していてもよい。そして、貫通穴は、内周ガイド部に設けられていてもよい。
【0009】
貫通穴が内周ガイド部の設けられているため、潤滑剤が貫通穴に入りやすい。
【0010】
また、サイドガイドは、ベルトの端面をガイドする端面ガイド部をさらに有していてもよい。そして、内周ガイド部は、端面ガイド部と近い第1端部と、端面ガイド部から遠い第2端部と、を有し、貫通穴は、第1端部に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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