TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025080717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2024038179
出願日
2024-03-12
発明の名称
レンズ駆動装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250519BHJP(光学)
要約
【課題】小型で光学性能や動画性能の劣化を抑制可能なレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置は、少なくとも一つのレンズと、レンズを保持するレンズ鏡筒と、それぞれが、レンズ鏡筒にレンズの光軸に平行な方向への駆動力を発生させる第1コイル及び第2コイルとハルバッハ配列をなす磁石アセンブリとにより構成されるN(Nは2以上の整数)個のリニアモータとを有し、第1コイルと第2コイルの少なくとも一方は、屈曲部を備え、リニアモータは、レンズの光軸を中心とする円周方向に沿って360/N度の間隔で配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのレンズと、
前記レンズを保持するレンズ鏡筒と、
それぞれが、前記レンズ鏡筒に前記レンズの光軸に平行な方向への駆動力を発生させる第1コイル及び第2コイルとハルバッハ配列をなす磁石アセンブリとにより構成されるN(Nは2以上の整数)個のリニアモータとを有し、
前記第1コイルと前記第2コイルの少なくとも一方は、屈曲部を備え、
前記リニアモータは、前記レンズの光軸を中心とする円周方向に沿って360/N度の間隔で配置されることを特徴とするレンズ駆動装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1コイルと前記第2コイルは、互いに異なる形状を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
【請求項3】
前記第1コイルは、屈曲部を備えない第1形状を有し、
前記第2コイルは、屈曲部を備える第2形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項4】
前記第1コイル及び前記第2コイルは、前記磁石アセンブリの磁束が集中する側の面よりも前記光軸の側に配置されることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
【請求項5】
前記第1コイルと前記第2コイルの少なくとも一方は、前記光軸に平行な面と前記平行な面に対して傾斜する面とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項6】
前記第1コイルと前記第2コイルは、前記光軸に平行な面を備え、
前記平行な面は、前記磁石アセンブリの磁束が集中する側の面よりも前記光軸の側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項7】
前記リニアモータの数は、2個であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項8】
前記リニアモータの数は、3個であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアモータでレンズを駆動するレンズ駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の磁石と複数のコイルから構成され、カメラ用交換レンズの焦点距離の変更や焦点調節を行うための光学系を保持するレンズ鏡筒を駆動するリニアモータが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、ハルバッハ配列の磁石アセンブリを複数のコイルの両側に配置して駆動するリニアモータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/234980号
国際公開第2017/169908号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のリニアモータを用いて質量が大きいレンズ鏡筒を駆動するためには、磁石やヨークを大きくする必要があり、交換レンズが大型化してしまう恐れがある。
【0006】
また、特許文献2のリニアモータを用いてレンズ鏡筒を駆動する場合、レンズ鏡筒がコイルを保持し、両側に磁石アセンブリを配置する方法が考えられるが、この場合、交換レンズが径方向へ大型化してしまう。ここで、図14(a)に示されるように、レンズ鏡筒1003に2相のコイル1010,1011を固定し、片側にハルバッハ配列の磁石アセンブリ1012を配置した場合について説明する。この場合、図14(b)に示されるように、磁石アセンブリ1012の副磁石1012sが作る駆動方向の磁束とコイル1010,1011に流れる電流(紙面方向)によって、光軸Oに直交する方向(矢印方向)へローレンツ力が発生する。その結果、レンズ鏡筒1003にモーメントが働き、レンズ鏡筒1003が傾くことで、光学性能が劣化する恐れがある。また、このようなリニアモータを使用する場合、コイル1010,1011に流れる電流振幅は周期的に増減するため、ローレンツ力の大きさも周期的に変化する。その結果、レンズ鏡筒1003が振動して騒音が発生し、動画性能が劣化する恐れがある。
【0007】
本発明は、小型で光学性能や動画性能の劣化を抑制可能なレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としてのレンズ駆動装置は、少なくとも一つのレンズと、レンズを保持するレンズ鏡筒と、それぞれが、レンズ鏡筒にレンズの光軸に平行な方向への駆動力を発生させる第1コイル及び第2コイルとハルバッハ配列をなす磁石アセンブリとにより構成されるN(Nは2以上の整数)個のリニアモータとを有し、第1コイルと第2コイルの少なくとも一方は、屈曲部を備え、リニアモータは、レンズの光軸を中心とする円周方向に沿って360/N度の間隔で配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型で光学性能や動画性能の劣化を抑制可能なレンズ駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る交換レンズを備える撮像装置の模式図である。
実施例1のフォーカスユニットの分解斜視図である。
実施例1のフォーカスユニットのX-Z断面図である。
実施例1のフォーカスユニットのX-Y断面図である。
実施例1のA相コイルの説明図である。
実施例1のレンズ鏡筒及び周辺部品の斜視図である。
実施例1の磁石アセンブリと磁石保持板の側面図である。
実施例1のリニアモータのX-Y断面図である。
実施例1のA相コイルとB相コイルに流す電流の時間変化を示す図である。
実施例1のフォーカスユニットの主要部品を示すX-Y断面図である。
実施例2のフォーカスユニットの一部の部品のみを示す斜視図である。
実施例2のフォーカスユニットをX軸マイナス方向から見た正面図である。
実施例2のA相コイルの斜視図である。
従来例の構成をレンズ駆動装置に適用した場合の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
清掃装置
14日前
キヤノン株式会社
通信装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
光走査装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
撮影システム
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
14日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
14日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
冊子作製装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像システム
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
9日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
14日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
今日
キヤノン株式会社
レンズ駆動装置
3日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
14日前
キヤノン株式会社
アクセサリ装置
6日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
1日前
続きを見る
他の特許を見る