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公開番号
2025112663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007032
出願日
2024-01-19
発明の名称
ラベル貼付装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65C
3/02 20060101AFI20250725BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】取付部に取り付けたクリップで被保持部材に保持させた状態で、被着体へのラベルの貼り付けを安定して行うことができるラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】ラベル貼付装置1は、ケーブルにラベルを巻き付けて貼り付ける巻付部を有する。巻付部は、筐体10の前方下部に設けられる。ケーブルを巻付部に挿入するとき、ケーブルは下方に案内される。筐体10は、天面10Fの後端部と後面10Cの上端部との角部分に取付部13を備える。取付部13に取り付けたクリップ27で、ラベル貼付装置1をラック等に保持させることができる。このとき、筐体10の後面10Cの下端部がラック等に当接することで、取付部13との2点でラベル貼付装置1を支えることができる。巻付部にケーブル挿入時の下方を向く荷重がかかっても、取付部13と後面10Cの下端部との2点による支持で、ケーブルへのラベルの貼り付けを安定して行うことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
貼付対象のラベルの一部が貼り付けられた被着体が挿入位置に挿入され、回転によって、前記被着体の周囲に前記ラベルを巻き付けて貼り付ける巻付部と、
第1面および前記第1面に対向する第2面との間で前記巻付部を回転可能に支持する筐体と、
前記第1面および前記第2面のそれぞれに形成され、前記挿入位置へ向けて前記被着体が挿入される挿入方向に延び、前記被着体を前記挿入位置へ案内する挿入路と、
前記挿入方向に交差し、且つ前記第1面と前記第2面との対向方向に交差する交差方向において前記挿入位置から離れた位置で、前記第1面および前記第2面に交差する前記筐体の第3面において、前記挿入路よりも前記挿入方向とは反対側に設けられ、被保持部材を挟んで保持するクリップを取付可能な取付部と
を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第3面は前記交差方向に交差する面であり、前記挿入位置よりも前記挿入方向に延びること
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
前記対向方向に前記ラベル貼付装置を見た場合に、
前記取付部と前記挿入位置とを結ぶ第1仮想線と、
前記第3面の前記挿入位置よりも前記挿入方向に延びる部分と前記挿入位置とを結ぶ第2仮想線と
がなす角度は、45度以上であること
を特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記ラベルに画像を印刷する印刷部を備え、
前記印刷部は、前記交差方向において前記巻付部と前記取付部との間に位置すること
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記ラベルが剥離材に貼付されたテープを収容するテープカセットを装着可能な装着部を備え、
前記装着部は、
前記印刷部と、
前記印刷部において前記ラベルに印刷がなされた前記テープを、前記剥離材から前記ラベルを剥離する剥離部へ向けて送り出す送出部と、
前記送出部によって送り出された前記テープを前記剥離部に案内する第1案内路と、
前記剥離部によって前記ラベルが剥離された前記剥離材を巻き取る巻取部と、
前記剥離材を前記剥離部から前記巻取部に案内する第2案内路と
を有すること
を特徴とする請求項4に記載のラベル貼付装置。
【請求項6】
前記巻取部は、
前記対向方向に延びる回転軸に回転可能に支持され、外周面に前記剥離材を巻き取るリールと、
前記外周面に開口し、前記剥離材の端部を差し込む差込口と、
前記差込口に差し込まれた前記剥離材の端部を前記差込口内で押さえる押え部と、
前記リールの前記対向方向の一方側の側面に配置され、前記押え部に接続し、前記押え部により前記剥離材の端部を前記差込口内で押さえるロック位置と、前記押え部による前記剥離材の端部の押えを解放するリリース位置との間で移動する操作部と
を備え、
前記筐体は、前記装着部を覆うカバーを備え、
前記カバーは、閉鎖時に、前記リールの前記一方側の側面へ向けて延びる突起部を備え、
前記突起部は、前記カバーの閉鎖時に、
前記操作部が前記リリース位置にある場合には前記操作部と干渉し、
前記操作部が前記ロック位置にある場合には前記操作部と干渉しないこと
を特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
【請求項7】
前記装着部は、
前記送出部と、前記第1案内路との間に配置され、前記印刷部により画像が印刷された前記ラベルを切断する切断部を有し、
前記切断部は、
前記剥離材を残して前記テープを切断し、単票状の前記ラベルを形成する半切断部と、
前記半切断部を駆動する駆動源と、
前記テープを切断して切り離す全切断部と、
操作によって前記全切断部を動作させるレバーと
を備えたこと
を特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
【請求項8】
前記筐体は、
前記レバーの操作部分を前記筐体の外側に突出させる開口部と、
前記開口部の周縁部分のうち、前記挿入方向とは反対側の縁部分に形成され、前記レバーの前記操作部分が前記開口部から突出する大きさと同じ、またはそれよりも大きく突出する突出部と
を有すること
を特徴とする請求項7に記載のラベル貼付装置。
【請求項9】
前記巻付部は回転軸を中心に回転し、
前記取付部は、
前記回転軸と平行な方向に延びるピンを備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項10】
前記取付部には、前記被保持部材を挟んで保持する前記クリップが取り付けられていること
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
装置本体の背面にクリップを有するラベルプリンタが知られている(例えば特許文献1参照)。使用者は、クリップと装置本体との間に使用者のベルト等を挟むことで、ラベルプリンタを装着することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-128039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置は、ユーザが被着体を手に持ち、巻付部に対して被着体を押しつける操作を行う。このため、単に筐体にクリップを取り付けただけでは、操作時のバランスが維持できず、ラベルの貼り付けを安定して行うことが難しい。
【0005】
本発明の目的は、取付部に取り付けたクリップで被保持部材に保持させた状態で、被着体へのラベルの貼り付けを安定して行うことができるラベル貼付装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、貼付対象のラベルの一部が貼り付けられた被着体が挿入位置に挿入され、回転によって、前記被着体の周囲に前記ラベルを巻き付けて貼り付ける巻付部と、第1面および前記第1面に対向する第2面との間で前記巻付部を回転可能に支持する筐体と、前記第1面および前記第2面のそれぞれに形成され、前記挿入位置へ向けて前記被着体が挿入される挿入方向に延び、前記被着体を前記挿入位置へ案内する挿入路と、前記挿入方向に交差し、且つ前記第1面と前記第2面との対向方向に交差する交差方向において前記挿入位置から離れた位置で、前記第1面および前記第2面に交差する前記筐体の第3面において、前記挿入路よりも前記挿入方向とは反対側に設けられ、被保持部材を挟んで保持するクリップを取付可能な取付部とを備えたことを特徴とするラベル貼付装置が提供される。
【0007】
被着体にラベルを貼り付ける場合、被着体は、第1面と第2面の挿入路に挿入され、巻付部の挿入位置へ向けて挿入方向に案内される。クリップは、第3面において、挿入路よりも挿入方向の反対側に取り付けられる。ユーザが被着体を挿入位置に配置するとき、ユーザが被着体を押圧することによって、ラベル貼付装置には、挿入位置から挿入方向に向けた荷重がかかる。クリップは、挿入路よりも挿入方向とは反対側にあり、被保持部材を保持する場合に、挿入位置をクリップよりも挿入方向に配置した状態で、ラベル貼付装置を支持する。故に、ユーザが被着体を挿入位置に挿入し、ラベル貼付装置に挿入方向へ向けた荷重がかかっても、クリップはラベル貼付装置を安定して支持することができる。
【0008】
本態様において、前記第3面は前記交差方向に交差する面であり、前記挿入位置よりも前記挿入方向に延びてもよい。ラベル貼付装置をクリップで壁掛けしたり、クリップをユーザのベルトに装着した場合、第3面の挿入位置よりも挿入方向に延びる部分が、クリップを掛けた壁や、ユーザの腰や腿に当接する。故にクリップは、第3面とともにラベル貼付装置を安定して支持することができる。
【0009】
本態様において、前記対向方向に前記ラベル貼付装置を見た場合に、前記取付部と前記挿入位置とを結ぶ第1仮想線と、前記第3面の前記挿入位置よりも前記挿入方向に延びる部分と前記挿入位置とを結ぶ第2仮想線とがなす角度は、45度以上であってもよい。ラベル貼付装置をクリップで壁掛けしたり、クリップをユーザのベルトに装着した場合、第3面の挿入位置よりも挿入方向に延びる部分と、クリップとが、挿入位置に対して45度以上の角度でラベル貼付装置を支持する。故にクリップは、第3面とともにラベル貼付装置を安定して支持することができる。
【0010】
本態様において、前記ラベルに画像を印刷する印刷部を備え、前記印刷部は、前記交差方向において前記巻付部と前記取付部との間に位置してもよい。印刷部は重量があるが、巻付部よりも取付部の近くに位置する。重心がクリップに近づくので、クリップで支持したときに生ずる力のモーメントを小さくできる。故にクリップは、第3面とともにラベル貼付装置を安定して支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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