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公開番号
2025020826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124426
出願日
2023-07-31
発明の名称
インク容器
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】装着部においてインク容器が上下方向に位置決めされた状態において、容易に回動できるインク容器を提供する。
【解決手段】インクカートリッジ30は、貯留室46および供給部33を有する容器本体31と、IC基板60と、を備える。供給部33は、前向きに開口する供給口34を有する。インクカートリッジ30は、容器本体31とカバー32とを備える。容器本体31は、ロック面87と、凸部52R,52Lを有する。カバー32は、面74Lと、面74Uと、貫通孔581~584と、を有する。容器本体31は、カバー32に対して左右方向に沿った回動軸線を中心に回動可能である。
【選択図】図23
特許請求の範囲
【請求項1】
装着部の装着空間に装着されるインク容器であって、
インクを貯留する貯留室、および上記貯留室から前後方向の前方に向けて開口する供給口を有する供給部を有する第1部材と、
上記第1部材の前方に位置する第2部材と、を有しており、
上記第1部材は、上記供給口に対し上記前後方向と直交する上下方向の上方に離れており、かつ上記前後方向の後方を向き、上記インク容器が上記装着部に装着された装着状態で上記装着部と当接する第1当接面と、上記前後方向および上記上下方向と交差する左右方向の一方に設けられた第1係合部と、上記左右方向の他方に設けられた第2係合部と、を有しており、
上記第2部材は、上記上下方向の上方を向き、上記装着状態で上記装着部と当接する第2当接面と、上記上下方向の下方を向き、上記装着状態で上記装着部と当接する第3当接面と、上記第1係合部と係合する第3係合部と、上記第2係合部と係合する第4係合部と、を有しており、
上記第1部材は、上記第2部材に対して上記左右方向に沿った回動軸線を中心に回動可能であるインク容器。
続きを表示(約 2,900 文字)
【請求項2】
上記第2部材は、上方を向く電極を有する電気的インタフェースを有しており、
上記第1部材は、上記第2部材に対して上記上下方向へ移動可能である請求項1に記載のインク容器。
【請求項3】
上記第1部材は、上記左右方向の右方を向く右面と、上記左右方向の左方を向く左面とを有し、
上記第1係合部は、上記右面から右方へ突出する凸部であり、
上記第2係合部は、上記左面から左方へ突出する凸部であり、
上記第3係合部は、上記第1係合部と係合する凹部であり、
上記第4係合部は、上記第3係合部と係合する凹部である請求項1に記載のインク容器。
【請求項4】
上記第1係合部は、上記凸部である第1凸部および第2凸部を有しており、
上記第2係合部は、上記凸部である第3凸部および第4凸部を有しており、
上記第3係合部は、上記凹部である第1貫通孔および第2貫通孔を有しており、
上記第4係合部は、上記凹部である第3貫通孔および第4貫通孔を有しており、
上記第1凸部と上記第2凸部とは、上記上下方向に並んでおり、
上記第3凸部と上記第4凸部とは、上記上下方向に並んでおり、
上記第1貫通孔は、上記第1凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第1凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第1凸部の上記上下方向の長さよりも長く、
上記第2貫通孔は、上記第2凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第2凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第2凸部の上記上下方向の長さよりも長く、
上記第3貫通孔は、上記第3凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第3凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第3凸部の上記上下方向の長さよりも長く、
上記第4貫通孔は、上記第4凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第4凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第4凸部の上記上下方向の長さよりも長い請求項3に記載のインク容器。
【請求項5】
上記第1凸部は、第1前面および第1後面を有する四角柱であり、
上記第2凸部は、第2前面および第2後面を有する四角柱であり、
上記第3凸部は、第3前面および第3後面を有する四角柱であり、
上記第4凸部は、第4前面および第4後面を有する四角柱であり、
上記第1貫通孔は、上記第1前面と対向する第1面と、上記第1後面と対向する第2面と、を有しており、
上記第2貫通孔は、上記第2前面と対向する第3面と、上記第2後面と対向する第4面と、を有しており、
上記第3貫通孔は、上記第3前面と対向する第5面と、上記第3後面と対向する第6面と、を有しており、
上記第4貫通孔は、上記第4前面と対向する第7面と、上記第4後面と対向する第8面と、を有しており、
上記第1前面、上記第2前面、上記第3前面および上記第4前面は、上記上下方向に沿っており、
上記第1面と上記第2面との上記前後方向の距離は、上記第3面と上記第4面との上記前後方向の距離よりも大きく、
上記第5面と上記第6面との上記前後方向の距離は、上記第7面と上記第8面との上記前後方向の距離よりも大きい請求項4に記載のインク容器。
【請求項6】
上記第1面は、上記第3面よりも後方に位置しており、
上記第5面は、上記第7面よりも後方に位置する請求項5に記載のインク容器。
【請求項7】
上記第2面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記第1後面に対して傾斜しており、
上記第6面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記第3後面に対して傾斜している請求項5または6に記載のインク容器。
【請求項8】
上記第1後面は、上方へ向かうにつれて前方へ向かうように上記第2面に対して傾斜しており、
上記第3後面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記第6面に対して傾斜している請求項5または6に記載のインク容器。
【請求項9】
上記第1凸部は、第1前面および第2前面を有しており、
上記第2凸部は、第3前面および第4前面を有しており、
上記第1貫通孔は、上記第1前面と対向する第1面と、上記第2前面と対向する第2面と、を有しており、
上記第2貫通孔は、上記第3前面と対向する第3面と、上記第4前面と対向する第4面と、を有しており、
上記第1前面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第2前面は、上方へ向かうにつれて前方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第3前面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第4前面は、上方へ向かうにつれて前方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第1面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第2面は、上方へ向かうにつれて前方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第3面は、上方へ向かうにつれて後方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜しており、
上記第4面は、上方へ向かうにつれて前方へ向かうように上記上下方向に対して傾斜している請求項4に記載のインク容器。
【請求項10】
上記第1係合部は、上記凸部である第1凸部および第2凸部を有しており、
上記第2係合部は、上記凸部である第3凸部および第4凸部を有しており、
上記第3係合部は、上記凹部である第1貫通孔および第2貫通孔を有しており、
上記第4係合部は、上記凹部である第3貫通孔および第4貫通孔を有しており、
上記第1凸部と上記第2凸部とは、上記上下方向に並んでおり、
上記第3凸部と上記第4凸部とは、上記上下方向に並んでおり、
上記第1貫通孔は、上記第1凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第1凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第1凸部の上記上下方向の長さよりも長く、
上記第2貫通孔は、上記第2凸部と係合し、
上記第3貫通孔は、上記第3凸部と係合し、上記前後方向の長さが上記第3凸部の上記前後方向の長さよりも長く、かつ上記上下方向の長さが上記第3凸部の上記上下方向の長さよりも長く、
上記第4貫通孔は、上記第4凸部と係合し、
上記第1凸部は、四角柱であり、
上記第2凸部は、円柱であり、
上記第3凸部は、四角柱であり、
上記第4凸部は、円柱である請求項3に記載のインク容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、インクを貯留するインク容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、貯留されたインクを外部に供給するインク供給口を有するインクカートリッジが開示されている。また、特許文献1には、インク供給口と接続されるインク供給管と、インクカートリッジを保持するためのロック部と、を有するカートリッジ装着部が開示されている。カートリッジ装着部に進入したインクカートリッジは、インク供給管と接続されたインク供給口の中心を回動中心として、後ろ側が上方へ移動するように回動する。インクカートリッジの後ろ側が上方へ移動することによって、インクカートリッジはロック部と当接、カートリッジ装着部に保持される。また、インクカートリッジがカートリッジ装着部から取り外される場合は、インクカートリッジは、インクカートリッジが装着される場合の回動方向とは逆方向に回動することで、ロック部から離間する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-22950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、特許文献1のインクカートリッジは、カートリッジ装着部において上下方向に位置決めするための位置決め面を有する。インクカートリッジの位置決め面がカートリッジ装着部と当接することによって、インクカートリッジはカートリッジ装着部において上下方向に位置決めされた状態で保持される。インクカートリッジの位置決め面がカートリッジ装着部と当接していると、カートリッジ装着部においてインクカートリッジが回動するときの移動量が制限される。
【0005】
本開示は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装着部においてインク容器が上下方向に位置決めされた状態において、容易に回動できるインク容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本開示は、装着部の装着空間に装着されるインク容器に関する。インク容器は、インクを貯留する貯留室、および上記貯留室から前後方向の前方に向けて開口する供給口を有する供給部を有する第1部材と、上記第1部材の前方に位置する第2部材と、を有する。上記第1部材は、上記供給口に対し上記前後方向と直交する上下方向の上方に離れており、かつ上記前後方向の後方を向き、上記インク容器が上記装着部に装着された装着状態で上記装着部と当接する第1当接面と、上記前後方向および上記上下方向と交差する左右方向の一方に設けられた第1係合部と、上記左右方向の他方に設けられた第2係合部と、を有する。上記第2部材は、上記上下方向の上方を向き、上記装着状態で上記装着部と当接する第2当接面と、上記上下方向の下方を向き、上記装着状態で上記装着部と当接する第3当接面と、上記第1係合部と係合する第3係合部と、上記第2係合部と係合する第4係合部と、を有する。上記第1部材は、上記第2部材に対して上記左右方向に沿った回動軸線を中心に回動可能である。
【0007】
第2当接面および第3当接面が装着部に当接することにより、第2部材が装着部において上下方向に位置決めされる。上下方向に位置決めされた第2部材に対して、第1部材は左右方向に沿った回動軸線を中心に回動可能である。第1部材の回動により、第1当接部が装着部に当接する。第1当接部が装着部に当接することにより、装着部に挿入されたインク容器が後向きへ移動しない。
【0008】
(2) 上記第2部材は、上方を向く電極を有する電気的インタフェースを有しており、上記第1部材は、上記第2部材に対して上記上下方向へ移動可能であってもよい。
【0009】
装着部において、第1部材の上下方向の位置に拘わらず、第2部材が上下方向に位置決めされる。第2部材が上下方向に位置決めされることにより、電気的インタフェースの電極が上下方向に位置決めされる。これにより、電気的インタフェースの電極への電気的な接触が安定する。
【0010】
(3) 上記第1部材は、上記左右方向の右方を向く右面と、上記左右方向の左方を向く左面とを有し、上記第1係合部は、上記右面から右方へ突出する凸部であり、上記第2係合部は、上記左面から左方へ突出する凸部であり、上記第3係合部は、上記第1係合部と係合する凹部であり、上記第4係合部は、上記第3係合部と係合する凹部であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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