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公開番号
2025024555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128746
出願日
2023-08-07
発明の名称
孔版印刷装置
出願人
デュプロ精工株式会社
代理人
個人
主分類
B41L
13/04 20060101AFI20250213BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】原紙を適切に搬送できる孔版印刷装置を提供する。
【解決手段】サーマルヘッドとプラテンローラとを有する製版部と、製版の指示を入力する指示部と、制御部とを備え、製版部にはプラテンローラよりも下流側で原紙の前端を下方から支持するガイド部材が設けられ、制御部は製版部を制御し、指示部からの製版の指示に基づき、サーマルヘッドにより原紙に製版する前に、プラテンローラを製版時とは逆の方向に回転させ、原紙を所定距離逆搬送させる孔版印刷装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送される原紙に製版を行うサーマルヘッドと、前記原紙を前記サーマルヘッドに押圧しながら搬送するプラテンローラとを有する製版部と、
前記製版部の製版の指示を入力する指示部と、
前記製版動作を実行するよう前記製版部を制御する制御部と、
を備える孔版印刷装置であって、
前記製版部には、前記プラテンローラより前記原紙の搬送方向下流側で、前記原紙の前端を下方から支持するガイド部材が設けられ、
前記制御部は、
前記指示部からの製版の指示に基づき、前記サーマルヘッドにより前記原紙に製版する前に、前記プラテンローラを製版時とは逆の方向に回転させ、前記原紙を所定距離逆搬送させる、ことを特徴とする孔版印刷装置。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記ガイド部材は、前記搬送方向下流端部に、前記原紙を印刷部へと案内する可撓性を有する案内部が形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置。
【請求項3】
前記製版部は、前記原紙の搬送路の前記サーマルヘッドと前記ガイド部材の前記搬送方向下流端部との間に、前記前端を検出する前端センサが設けられ、
前記制御部は、
前記前端センサによって前記前端が検出されなくなるまで、前記原紙を逆搬送させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の孔版印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、孔版印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原紙を製版する製版部(給版機構)を備える孔版印刷装置が開示されている。製版部には、プラテンローラ、サーマルヘッドと、プラテンローラよりも原紙の搬送方向下流側で、原紙を下方から支持するガイド部材とが設けられている。原紙は、プラテンローラでサーマルヘッドに押圧されて搬送され、サーマルヘッドで製版される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-168221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プラテンローラでサーマルヘッドに原紙を押し当てつつ搬送すると、静電気が生じやすく、原紙が帯電してしまい、原紙の前端がガイド部材に貼り付く場合がある。また、製版後の原紙をカッタで裁断し、原紙ロールから切り離したときに、原紙ロールから繰り出される原紙の前端にバリのようなものが生じ、このバリがガイド部材に引っ掛かる場合がある。このように、原紙の前端がガイド部材に貼り付いたり引っ掛かったりした状態で製版を行うと、原紙の搬送不具合を生じる恐れがある。
【0005】
本発明は、原紙を適切に搬送できる孔版印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る孔版印刷装置は、搬送される原紙に製版を行うサーマルヘッドと、前記原紙を前記サーマルヘッドに押圧しながら搬送するプラテンローラとを有する製版部と、前記製版部の製版の指示を入力する指示部と、前記製版動作を実行するよう前記製版部を制御する制御部と、を備える孔版印刷装置であって、前記製版部には、前記プラテンローラより前記原紙の搬送方向下流側で、前記原紙の前端を下方から支持するガイド部材が設けられ、前記制御部は、前記指示部からの製版の指示に基づき、前記サーマルヘッドにより前記原紙に製版する前に、前記プラテンローラを製版時とは逆の方向に回転させ、前記原紙を所定距離逆搬送させる、ことを特徴とする。
【0007】
本発明は、上記構成に加え、更に、次のような構成を備えることができる。
【0008】
(a)前記ガイド部材は、前記搬送方向下流端部に、前記原紙を印刷部へと案内する可撓性を有する案内部が形成される、ことを特徴とする。
【0009】
(b)前記製版部は、前記原紙の搬送路の前記サーマルヘッドと前記ガイド部材の前記搬送方向下流端部との間に、前記前端を検出する前端センサが設けられ、前記制御部は、前記前端センサによって前記前端が検出されなくなるまで、前記原紙を逆搬送させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の孔版印刷装置は、サーマルヘッドにより原紙に製版する前に、プラテンローラを製版時とは逆の方向に回転させ、原紙を所定距離逆搬送させるので、原紙はガイド部材の上面に沿って所定量上流側へ引き戻される。そのため、原紙に製版する前に原紙の前端がガイド部材に密着した状態を解消でき、原紙の前端よりも上流側の原紙が、原紙の搬送路上で搬送方向にZ字状に屈曲する搬送不具合を起こす問題を解決できる。
(【0011】以降は省略されています)
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