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公開番号
2025020827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124429
出願日
2023-07-31
発明の名称
液体容器
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ブロー成形された本体において、装着部との当接に適した強度を有する凸部を実現する。
【解決手段】インクカートリッジ30は、貯留室46とロック面87とを有する容器本体31を備える。容器本体31は、ブロー成形されたものである。ロック面87はロック部139と当接する。第2キー部78は、容器本体31の第3上面83から上方へ突出する。第2キー部78は、左右方向の長さが上端面86から第3上面83へ向けて長くなる形状である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
装着部の装着空間に、第1方向に挿入される液体容器であって、
液体を貯留する貯留室と、上記第1方向の反対の方向である第2方向を向く当接面を有する凸部と、を有する本体を備えており、
上記本体は、ブロー成形されたものであり、
上記当接面は上記装着部の当接部と当接するものであり、
上記凸部は、上記第1方向と交差する第3方向へ向けて突出しており、
上記凸部の形状は、上記第1方向および上記第3方向と交差する第4方向の長さが、突出端から上記本体の外面へ向けて長くなる形状である液体容器。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
上記凸部は、
上記第1方向を向いており上記第1方向に対して傾斜する傾斜面と、
上記傾斜面と上記当接面とを接続する第1側面と、
上記傾斜面と上記当接面とを接続する第2側面と、をさらに有しており、
上記傾斜面と上記第1側面との第1境界部、または上記傾斜面と上記第2側面との第2境界部の少なくとも一方は、上記本体において上記第4方向を向く側面と連続する請求項1に記載の液体容器。
【請求項3】
上記凸部は、上記第1側面と上記第2側面との第3境界部をさらに有しており、
上記第1境界部の後端は、上記第3境界部と連続し、
上記第2境界部の後端は、上記第3境界部と連続し、
上記第3境界部の後端は、上記当接面と連続する請求項2に記載の液体容器。
【請求項4】
上記凸部は、上記液体容器を機械的に識別するものである請求項1から3のいずれかに記載の液体容器。
【請求項5】
上記本体は、ブロー成形においてピンチオフされたピンチオフ部を更に有しており、
上記凸部は、上記ピンチオフ部とは異なる位置にある請求項1から3のいずれかに記載の液体容器。
【請求項6】
上記本体の壁は、組成が異なる複数の樹脂層を有する請求項1から3のいずれかに記載の液体容器。
【請求項7】
上記凸部の上記第4方向の最大長さは、上記外面の上記第4方向の長さの半分である請求項4に記載の液体容器。
【請求項8】
上記凸部の上記第4方向の最大長さは、上記凸部の上記第3方向の長さより大きい請求項7に記載の液体容器。
【請求項9】
上記凸部の上記第1側面と、上記第3方向と直交する仮想平面とがなす角度は45度以下であり、
上記凸部の上記第2側面と、上記仮想平面とがなす角度は45度以下である請求項2に記載の液体容器。
【請求項10】
上記凸部の上記第1側面と、上記第3方向と直交する仮想平面とがなす角度は40度以下であり、
上記凸部の上記第2側面と上記仮想平面とがなす角度は40度以下である請求項2に記載の液体容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体を貯留する液体容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、凸部を有するインクカートリッジが開示されている。凸部は、後方を向くロック面を有する。ケースへ前向きにインクカートリッジが挿入されると、凸部のロック面がケースのロック部に当接する。ロック面がロック部に当接することにより、ケースに挿入されたインクカートリッジは後向きへ移動せず、インクカートリッジがケースに装着された状態に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-185660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクカートリッジの本体がブロー成形されることが考えられる。ブロー成形では、本体の外壁の厚みに対して、凸部の壁の厚みが薄くなる。凸部が大きいほど、凸部の壁の厚みは薄くなる傾向にある。他方、ロック面が外壁から起立する高さを低くすると、凸部のロック面とケースのロック部との当接が不安定になる。
【0005】
本開示は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブロー成形された本体において、装着部との当接に適した強度を有する凸部を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本開示は、装着部の装着空間に、第1方向に挿入される液体容器に関する。液体容器は、液体を貯留する貯留室と、上記第1方向の反対の方向である第2方向を向く当接面を有する凸部と、を有する本体を備える。上記本体は、ブロー成形されたものである。上記当接面は上記装着部の当接部と当接するものである。上記凸部は、上記第1方向と交差する第3方向へ向けて突出している。上記凸部の形状は、上記第1方向および上記第3方向と交差する第4方向の長さが、突出端から上記本体の外面へ向けて長くなる形状である。
【0007】
ブロー成形により形成される凸部を区画する壁の厚みは、本体の外壁の厚みと比べて薄くなる。凸部が、第4方向の長さが突出端から外面へ向けて長くなる形状なので、凸部の壁の厚みが薄くなる程度が抑制される。これにより、当接面が装着部の当接部に当接しても、凸部が変形し難い。
【0008】
(2) 上記凸部は、上記第1方向を向いており上記第1方向に対して傾斜する傾斜面と、上記傾斜面と上記当接面とを接続する第1側面と、上記傾斜面と上記当接面とを接続する第2側面と、をさらに有しており、上記傾斜面と上記第1側面との第1境界部、または上記傾斜面と上記第2側面との第2境界部の少なくとも一方は、上記本体において上記第4方向を向く側面と連続してもよい。
【0009】
凸部の突出端に加わる力が本体の側面に伝わることにより、凸部の強度が増す。
【0010】
(3) 上記凸部は、上記第1側面と上記第2側面との第3境界部をさらに有しており、上記第1境界部の後端は、上記第3境界部と連続し、上記第2境界部の後端は、上記第3境界部と連続し、上記第3境界部の後端は、上記当接面と連続してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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