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公開番号
2025067735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023186000
出願日
2023-10-13
発明の名称
紙幣の偽造防止法
出願人
パテントフレア株式会社
代理人
主分類
B41M
3/14 20060101AFI20250417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】従来の偽造防止法とは異なる紙幣の製造方法、及び識別方法を提供し、これを従来の方法と組み合わせることによって、一層の偽造防止効果に寄与する。
【解決手段】紙幣印刷用塗料に磁性インクを使用する。
これにより、紙幣が磁気記録媒体となるため、ここに専用のデータ(文字、映像など)を記録する。
又、紙幣印刷用塗料に通常塗料に含まれない成分を配合した独自のインクを使用する。
これらの製造方法による紙幣によって、課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
紙幣の印刷に使用する塗料に、磁性体(磁気成分)が配合された磁性インクを使用する。
又は、印刷の上から透明な磁性インクを、コーティング(塗布)する。
これにより、印刷された紙幣は、磁気記録媒体(ビデオテープなど)と同様になる。
これに紙幣専用の磁気データ記録装置(磁気記録レコーダー)を、使用して紙幣用に製作された記録用データ(文字、映像など)を、記録(入力)する。(磁気記録媒体であるビデオテープに映像などを、ビデオレコーダーで録画する要領)。
紙幣専用の記録用データは、数多くのパターン(種類)があり、ビデオテープのように、紙幣に記録したデータを、他の記録媒体にダビングできないように加工する。
さらに、紙幣に印刷されてる記番号と記録されているデータを、セットでコンピューターに登録する。
このように印刷、データ記録された紙幣を、専用の識別装置を使い、装置内で記録データを再生し、内容(文字、映像など)を識別し、記番号と一致するか照合する、という方法で偽造紙幣を判別する。(紙幣に記録されたデータは、識別装置内で再生され、AIによって真偽が確認される仕組みで、紙幣の使用者は、記録内容を確認することができない。)
この従来の偽造防止方法、考え方とは異なる方法による紙幣の製造、及び識別方法によって、紙幣の偽造を防止する方法。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
紙幣の印刷に使用する塗料に、市販されているインクではなく、紙幣専用の塗料を、通常は塗料に含まれない金属や土石類などを、配合して独自に調合する。
この独自に調合された塗料は、数多くのパターン(種類)があり、同じ成分の塗料を容易に作れないようにする。
さらに、紙幣に印刷されている記番号と使用されている塗料の色彩と成分を、セットでコンピューターに登録する。
このように印刷された紙幣を、専用の識別装置を使い、装置内の可視光識別装置で色彩を、分子分光法装置で成分を、識別し、記番号と一致するか照合する、という方法で偽造紙幣を判別する。
この従来の偽造防止方法、考え方とは異なる方法による紙幣の製造、及び識別方法によって、紙幣の偽造を防止する方法。
【請求項3】
請求項1、請求項2に記載の方法を使用した紙幣と紙幣識別装置。
【請求項4】
請求項3に記載の紙幣と紙幣識別装置を使用した役務、事業。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷技術、磁気データ記録、再生技術、成分分析技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
音声、映像などの磁気記録(録音、録画)技術
【0003】
分子分光法の技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の紙幣の偽造防止の方法(考え方)は、精緻な図案、複写(コピー)すると表出する特殊インク、すかし技術、ホログラム(立体画像)技術などの複製が難しい技術を用いて紙幣を製造する、というものであった。
従来の高度な印刷技術とは異なる製造方法、及び識別方法を組み合わせて使用することによって、一層の偽造防止効果に寄与する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)紙幣を印刷する塗料に、磁性体(磁気成分)を配合した磁性インクを使用すると、磁気記録媒体(ビデオテープなど)と同様になる。
これに紙幣専用の磁気記録装置(録画レコーダーなど)で、紙幣専用に製作された記録用データ(文字、映像など)を、記録(録画)する。(表裏共磁性インクで印刷されているため、表裏で異なるデータを記録する。)
又は、印刷後に、紙幣の表裏に透明な磁性インクを、コーティング(塗布)する。
紙幣専用の記録データは、数多くのパターン(種類)があり、ビデオテープのように他の記録媒体にダビングできないように加工する。
さらに、紙幣の記番号と記録されたデータを、セットでコンピューターに登録する。
このように、印刷、データ記録された紙幣を、専用の紙幣識別装置を使い、装置内で記録データを再生し、AIで内容を確認、記番号と一致するか照合する。
(2)紙幣を印刷する塗料に、通常塗料に含まれない金属や、土石類などを配合した独自に調合されたインクを使用する。
この独自調合の塗料は、数多くのパターン(種類)があり、同じ成分を容易に作れないようにする。
さらに、紙幣の記番号と印刷された塗料の色彩と成分を、セットでコンピューターに登録する。
このように、印刷された紙幣を、専用の紙幣識別装置を使い、装置内で色彩と成分を確認、記番号と一致するか照合する。
(1)、(2)のような紙幣の製造と識別の方法によって、課題を解決する。
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