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公開番号
2025088697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2024098749
出願日
2024-06-19
発明の名称
画像記録装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
5/00 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】被記録媒体の種類に関わらず、良好な画像形成ができる画像記録装置を提供すること。
【解決手段】被記録媒体に、二酸化塩素を供給する二酸化塩素供給部と、光を照射する光照射部と、を有する被記録媒体化学表面処理手段と、前記被記録媒体化学表面処理手段によって化学表面処理された前記被記録媒体に画像形成材を付与する画像形成材付与手段と、を備える画像記録装置。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
被記録媒体に、二酸化塩素を供給する二酸化塩素供給部と、光を照射する光照射部と、を有する被記録媒体化学表面処理手段と、
前記被記録媒体化学表面処理手段によって化学表面処理された前記被記録媒体に画像形成材を付与する画像形成材付与手段と、
を備える画像記録装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記画像形成材付与手段がインクジェット方式である請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記画像形成材が水性インクである請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記被記録媒体化学表面処理手段は、外気を遮断する遮蔽機構を有する請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項5】
前記被記録媒体化学表面処理手段は、排気機構を有する請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記排気機構は、二酸化塩素由来の化合物を吸着する二酸化塩素由来化合物吸着機構を有する請求項5に記載の画像記録装置。
【請求項7】
前記二酸化塩素供給部が供給する物質は、二酸化塩素を含む気体である請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項8】
前記被記録媒体は、前記画像形成材を付与する面が難吸液性である請求項1に記載の画像記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
画像記録装置は、画像記録手段に加え、被記録媒体に画像記録適正を持たせるために、被記録媒体表面を物理的あるいは化学的に処理して改質する被記録媒体表面処理手段を有する場合がある。
画像形成材付与手段と被記録媒体処理手段は別々の装置で行う場合もあるが、一つの装置で連続的に実行する場合もある。
【0003】
例えば、特許文献1には、被記録媒体を搬送する搬送手段と、被記録媒体の一面に、活性エネルギー線が照射されることで硬化する下塗り液を付与する下塗り液付与手段と、下塗り液が付与された被記録媒体に活性エネルギー線を照射し、被記録媒体上に付与された下塗り液を半硬化させる下塗り液半硬化手段と、着色材を含んだインクを吐出して、下塗り液が付与された被記録媒体に画像を形成するインクジェットヘッドを備える画像形成手段とを有するインクジェット記録装置が記載されている。
【0004】
しかし、被記録媒体表面処理は、被記録媒体だけでなく画像形成材とのマッチングを、物性を含めて考慮する必要がある。
例えば、インクジェット方式に使用する画像形成材は低粘度であるため、被記録媒体に付与されて定着する間にインクの流動性に起因する問題が生じやすい。
使用する被記録媒体が低吸液性被記録媒体であると、インクの液滴間混合によるカラーブリード現象による色間滲み、液滴融合によるビーディング現象に起因する斑の発生等が起こり、インクとの親和性が低いときは、インクドット径の広がりがよくないため、過剰にインク滴の量が必要となりやすい。
一方、使用する被記録媒体が吸液性被記録媒体であると、被記録媒体の不均一さに起因してインク滴の広がりが不規則になり、過剰に浸透したり、繊維組成に沿った毛管力によるヒゲ状の滲みなどが起きやすい。
【0005】
また、被記録媒体表面処理技術としては、例えば、インクとの親和性の高い塗工層を設けてそのインクに適した表面性とすること、そのインクと反応する化合物を塗布すること、そのインクとの親和性を改善するプラズマ処理を行うこと等が行われている。
【0006】
しかし、インクとの親和性の高い塗工層を設けると、被記録媒体の風合いや光沢性を変えてしまうため、被記録媒体の特性を大きく変化させ、その記録方式専用被記録媒体としての汎用性を失い、塗工コストも高くなりやすい。
また、そのインクと反応する化合物を塗布すると、被記録媒体の化学的な特性や硬さに影響を及ぼしてしまい、毒性のある化学物質が被記録媒体に残留したり、塗布物の再溶解により異なる記録方式印刷への影響がある。このように、インクと反応する化合物を塗布する方法は、被記録媒体の安全性や汎用性、印刷プロセスに影響を及ぼすおそれがある。
また、そのインクとの親和性を改善するプラズマ処理を行うと、被記録媒体表面を物理的に改質できるが、最表面のみの改質に留まり、改質量は加えるエネルギー量に依存する。従って一般環境下では改質量に限界があり、効果を示す被記録媒体や対象インクは限定されてしまう。
【0007】
上記のような理由により、被記録媒体だけでなく画像形成材とのマッチングを考慮して被記録媒体表面処理を行う必要があることから、画像形成材付与手段と被記録媒体表面処理手段を備える画像記録装置を、被記録媒体の種類に関係なく、良好な画像記録適正を示す画像記録装置とすることは難しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、被記録媒体の種類に関わらず、良好な画像形成ができる画像記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の一実施態様は、
被記録媒体に、二酸化塩素を供給する二酸化塩素供給部と、光を照射する光照射部と、を有する被記録媒体化学表面処理手段と、
前記被記録媒体化学表面処理手段によって化学表面処理された前記被記録媒体に画像形成材を付与する画像形成材付与手段と、
を備える画像記録装置を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施の一態様によれば、被記録媒体の種類に関わらず、良好な画像形成ができる画像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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