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公開番号
2025024521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128691
出願日
2023-08-07
発明の名称
鉄筋曲機及び鉄筋曲げ方法
出願人
東陽建設工機株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
B21D
7/024 20060101AFI20250213BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】鉄筋を所望の角度に精度よく曲げ加工することのできる鉄筋曲機及び鉄筋曲げ方法を提供すること。
【解決手段】鉄筋曲機100は、曲げ加工の支点を構成する支点部材11と、支点部材11の周りを回動可能な力点部材(第1力点部材21及び第2力点部材22)と、前記力点部材を制御するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記力点部材を第1方向へ回動させて、供給された鉄筋を目標曲げ角度よりも大きい曲げ角度まで曲げ加工する第1制御と、前記力点部材を前記第1方向の反対である第2方向へ回動させて、前記第1制御によって曲げ加工された前記鉄筋を曲げ戻す第2制御と、を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
曲げ加工の支点を構成する支点部材と、
前記支点部材に対して移動可能な力点部材と、
前記力点部材を制御するプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、前記力点部材を移動させて、供給された鉄筋を曲げ加工する第1制御と、前記力点部材を移動させて、前記第1制御によって曲げ加工された前記鉄筋を、前記第1制御による前記鉄筋の曲げ方向とは反対方向に曲げ戻す第2制御と、を行う、鉄筋曲機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鉄筋曲機であって、
前記力点部材は、供給された前記鉄筋に対して一方側に配置される第1力点部材と、当該鉄筋に対して他方側に配置される第2力点部材と、を含み、
前記第1制御が行われる場合には前記第1力点部材が前記鉄筋に曲げ力を付与し、
前記第2制御が行われる場合には前記第2力点部材が前記鉄筋に曲げ力を付与する、鉄筋曲機。
【請求項3】
請求項2に記載の鉄筋曲機であって、
前記第1力点部材と前記第2力点部材は、前記支点部材の周りを回動可能であり、
前記第2力点部材は、回動半径を変更可能に構成されている、鉄筋曲機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の鉄筋曲機であって、
供給された前記鉄筋の一端部を支持する第1支持部を備え、
前記第1支持部は、前記鉄筋に第3方向への圧力を付与する第1部分と、前記鉄筋に前記第3方向と交差する第4方向への圧力を付与する第2部分との少なくとも一方を含む、鉄筋曲機。
【請求項5】
請求項4に記載の鉄筋曲機であって、
前記支点部材に対し、供給された前記鉄筋を挟んで反対側に配置されて当該鉄筋を支持する第2支持部を備える、鉄筋曲機。
【請求項6】
請求項5に記載の鉄筋曲機であって、
前記第2支持部は、供給された曲げ加工前の前記鉄筋に沿う方向に延びて形成され、前記第1支持部側と反対側の端部は、前記方向において前記支点部材よりも、前記第1支持部側とは反対側に突出している、鉄筋曲機。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか1項に記載の鉄筋曲機であって、
前記第1制御では、供給された鉄筋を目標曲げ角度よりも大きい曲げ角度まで曲げ加工する、鉄筋曲機。
【請求項8】
曲げ加工の支点を構成する支点部材と、前記支点部材に対して移動可能な力点部材と、を用いて鉄筋を曲げ加工する鉄筋曲げ方法であって、
前記力点部材を移動させて、供給された鉄筋を曲げ加工する第1ステップと、
前記第1ステップによって曲げ加工された前記鉄筋を、前記力点部材を移動させて、前記第1ステップによる前記鉄筋の曲げ方向とは反対方向に曲げ戻す第2ステップと、を行う、鉄筋曲げ方法。
【請求項9】
請求項8に記載の鉄筋曲げ方法であって、
前記第1ステップの後に、前記曲げ加工された鉄筋の一端部を支持し、前記一端部を支持した状態で、前記第2ステップを行う、鉄筋曲げ方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋曲機及び鉄筋曲げ方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、管材等を挟持して送り出す送りローラの送り出し側に配設され上記管材等を径方向内方へ押圧しつつ曲げ加工する曲げローラと、上記曲げローラにより加工された管材等をその径方向外方へ押し戻し加工する修正ローラと、を備えたコイル等のベンダが記載されている。
【0003】
特許文献2には、異形鉄筋を所定の曲げ加工角度に曲げ加工した後、上記異形鉄筋に対する力点部材の曲げ力を解除した状態で、上記異形鉄筋の曲げ角度を測定する第1曲げ角度測定ステップと、上記力点部材の曲げ力が解除された鉄筋を、更に別の曲げ加工角度に曲げ加工した後、上記異形鉄筋に対する上記力点部材の曲げ力を解除した状態で、上記異形鉄筋の曲げ角度を測定する第2曲げ角度測定ステップと、上記第2曲げ角度測定ステップを1回又は複数回実行した後に、上記第1曲げ角度測定ステップの測定結果と、上記第2曲げ角度測定ステップの測定結果とを利用して、上記曲げ加工角度とスプリングバック量との関係を予測する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭56-68528号公報
特開2023-44532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の技術は、鉄筋を所望の角度に精度よく曲げ加工することのできる鉄筋曲機及び鉄筋曲げ方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の技術は以下の通りである。以下において、括弧内には、後述する実施形態において対応する構成要素を記載しているが、これに限定されるものではない。
【0007】
(1)
曲げ加工の支点を構成する支点部材(支点部材11)と、
上記支点部材に対して移動可能な力点部材(第1力点部材21及び第2力点部材22)と、
上記力点部材を制御するプロセッサ(制御装置40のプロセッサ)と、を備え、
上記プロセッサは、上記力点部材を移動させて、供給された鉄筋を曲げ加工する第1制御と、上記力点部材を移動させて、上記第1制御によって曲げ加工された上記鉄筋を、上記第1制御による上記鉄筋の曲げ方向とは反対方向に曲げ戻す第2制御と、を行う、鉄筋曲機(鉄筋曲機100)。
【0008】
(2)
(1)に記載の鉄筋曲機であって、
上記力点部材は、供給された上記鉄筋に対して一方側に配置される第1力点部材(第1力点部材21)と、その鉄筋に対して他方側に配置される第2力点部材(第2力点部材22)と、を含み、
上記第1制御が行われる場合には上記第1力点部材が上記鉄筋に曲げ力を付与し、
上記第2制御が行われる場合には上記第2力点部材が上記鉄筋に曲げ力を付与する、鉄筋曲機。
【0009】
(3)
(2)に記載の鉄筋曲機であって、
上記第1力点部材と上記第2力点部材は、上記支点部材の周りを回動可能であり、
上記第2力点部材は、回動半径を変更可能に構成されている、鉄筋曲機。
【0010】
(4)
(1)から(3)のいずれかに記載の鉄筋曲機であって、
供給された上記鉄筋の一端部を支持する第1支持部(支持装置30)を備え、
上記第1支持部は、上記鉄筋に第3方向への圧力を付与する第1部分(前側部材32及び後側部材31)と、上記鉄筋に上記第3方向と交差する第4方向への圧力を付与する第2部分(上側部材33及び下側部材34)との少なくとも一方を含む、鉄筋曲機。
(【0011】以降は省略されています)
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