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公開番号2025008951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111605
出願日2023-07-06
発明の名称安全確認画像の表示方法
出願人株式会社アマダ
代理人個人,個人,個人
主分類B21D 5/02 20060101AFI20250109BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】プレスブレーキが加工動作を開始する前に、作業者に注意喚起を行って作業の安全性を向上させる。
【解決手段】安全確認画像の表示方法では、プレスブレーキ100を制御するNC装置10が、プレスブレーキ100でワークWが加工される加工領域40を撮像した加工領域画像を、プレスブレーキ100の上部テーブル1に設置されたタブレット端末30に表示し、加工領域40にワークWを配置する作業者に安全確認を促す安全確認画像を、プレスブレーキ100が加工動作を開始する前に加工領域画像に重畳して表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プレスブレーキを制御する制御装置が、前記プレスブレーキでワークが加工される加工領域を撮像した加工領域画像を、前記プレスブレーキの上部テーブルに設置された表示装置に表示し、
前記制御装置が、前記加工領域に前記ワークを配置する作業者に安全確認を促す安全確認画像を、前記プレスブレーキが加工動作を開始する前に前記加工領域画像に重畳して表示する
安全確認画像の表示方法。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記安全確認画像は、前記加工領域画像の全体に重畳され、前記作業者に安全確認を促すメッセージを表示するとともに前記加工領域画像が視認できない背景を有する画像である
請求項1に記載の安全確認画像の表示方法。
【請求項3】
前記安全確認画像の背景は、移動する物の動きを認知できる透明度を有する
請求項2に記載の安全確認画像の表示方法。
【請求項4】
前記制御装置は、前記安全確認画像の重畳表示を、所定時間経過後に終了させる請求項1~3のいずれか1項に記載の安全確認画像の表示方法。
【請求項5】
前記表示装置はタブレット端末であり、前記上部テーブルに着脱自在に装着される請求項1~3のいずれか1項に記載の安全確認画像の表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、安全確認画像の表示方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プレスブレーキの上部テーブルの少なくとも奥側の上方にカメラを配置し、カメラによる撮影画像に、バックゲージの突き当ての位置または動きを示す作業手引きとしての画像を重畳することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/041807号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のプレスブレーキでは、作業手引きとなる画像が表示された画面に作業者の視線が集中してしまうので、作業者は手元の安全確認が疎かになり、作業の安全性が低下していた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る安全確認画像の表示方法では、プレスブレーキを制御する制御装置が、前記プレスブレーキでワークが加工される加工領域を撮像した加工領域画像を、前記プレスブレーキの上部テーブルに設置された表示装置に表示し、前記制御装置が、前記加工領域に前記ワークを配置する作業者に安全確認を促す安全確認画像を、前記プレスブレーキが加工動作を開始する前に前記加工領域画像に重畳して表示する。
【0006】
本発明の一態様に係る安全確認画像の表示方法によれば、プレスブレーキが加工動作を開始する前に、作業者に安全確認を促す安全確認画像を加工領域画像に重畳して表示する。これにより、プレスブレーキが加工動作を開始する前に作業者に注意喚起を行うことができるので、作業の安全性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、プレスブレーキが加工動作を開始する前に、作業者に注意喚起を行って作業の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るプレスブレーキの構造を示す斜視図である。
図2は、一実施形態に係るプレスブレーキの構成を示すブロック図である。
図3は、一実施形態に係るNC装置によって表示される曲げ準備完了画像の一例を示す図である。
図4は、一実施形態に係るNC装置によって表示される安全確認画像の一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係るNC装置によって表示される安全確認画像の一例を示す図である。
図6Aは、一実施形態に係るNC装置による安全確認画像の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6Bは、一実施形態に係るNC装置による安全確認画像の表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7は、一実施形態に係るNC装置によって表示される計測結果画像の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[プレスブレーキ]
以下、図面を参照し、本実施形態に係る安全確認画像の表示方法を実行するプレスブレーキについて説明する。図1は、プレスブレーキの構造を示す斜視図である。図1に示すように、プレスブレーキ100は、加工機の一例であり、制御装置として機能するNC(Numerical Control:数値制御)装置10と、カメラ20と、表示装置として機能するタブレット端末30と、加工プログラムデータベース50とを備えている。
【0010】
本実施形態に係る安全確認画像の表示方法では、プレスブレーキ100を制御するNC装置10が、プレスブレーキ100でワークWが加工される加工領域40を撮像した加工領域画像を、プレスブレーキ100の上部テーブル1に設置されたタブレット端末30に表示し、加工領域40にワークWを配置する作業者に安全確認を促す安全確認画像を、プレスブレーキ100が加工動作を開始する前に加工領域画像に重畳して表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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