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公開番号
2025056596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166170
出願日
2023-09-27
発明の名称
歯形を鍛造成形する方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B21K
1/30 20060101AFI20250401BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】素材流動が十分におこり、突起部付近にも材料が充填される成形を実現できる歯形を鍛造成形する方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも上パンチ、歯形ダイス、下パンチ、スリーブパンチを備え、下パンチの上端が突出した型構造を用いて歯形を鍛造成形する方法において、歯形を押出成形する際に、下パンチを上昇させて素材端面を成形した(S14)後、下パンチを下降させ(S15)、上パンチを下降させて、スリーブパンチに素材先端を接触させる(S16)。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも上パンチ、歯形ダイス、下パンチ、スリーブパンチを備え、下パンチの上端が突出した型構造を用いて歯形を鍛造成形する方法において、
歯形を押出成形する際に、下パンチを上昇させて素材端面を成形した後、下パンチを下降させ、
上パンチを下降させて、スリーブパンチに素材先端を接触させる方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は歯形を鍛造成形する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、鍛造により歯形製品を成形する方法であって、下パンチの上端に形成されたテーパ部で加圧することで、素材の一部が歯形を成形する部分に流動される方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-154794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、成形する際に、突起部付近が密閉空間となり、素材流動が不十分になるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の歯形を鍛造成形する方法は、少なくとも上パンチ、歯形ダイス、下パンチ、スリーブパンチを備え、下パンチの上端が突出した型構造を用いて歯形を鍛造成形する方法において、歯形を押出成形する際に、下パンチを上昇させて素材端面を成形した後、下パンチを下降させ、上パンチを下降させて、スリーブパンチに素材先端を接触させるようにした。
【発明の効果】
【0006】
本開示の歯形を鍛造成形する方法によれば、素材流動が十分におこり、突起部付近にも材料が充填される成形を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態にかかる歯形を鍛造成形する方法の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態にかかる歯形を鍛造成形する方法の各ステップにおける断面図である。
素材先端の詳細を説明する略図である。
素材先端の詳細を説明する略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態では、上パンチ、歯形ダイス、下パンチ、スリーブパンチからなる型構造を有し、各型を自由に動作させることができる装置の例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる歯形を鍛造成形する方法の一例を示すフローチャートである。また、図2は、本実施の形態にかかる歯形を鍛造成形する方法の各ステップにおける断面図である。図2では、図1のフローチャートの各ステップに対応する型構造の状態を示している。
【0009】
まず、ステップS11において、歯形ダイス101に素材110がセットされる。そしてステップS12に進む。
【0010】
次に、ステップS12において、上パンチ102を下降させることにより、素材110が歯形ダイス101に押込まれる。この動作により、歯形101の押出成形が開始される。そしてステップS13に進む。
(【0011】以降は省略されています)
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