TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025019660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123385
出願日2023-07-28
発明の名称画像形成装置、画像形成装置の補正方法、及び補正プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250131BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】複数の種別の印刷対象の記録媒体を用いても生産性を向上可能とする。
【解決手段】画像形成装置100は、ウェブ120の種類に応じた複数の液体吐出ヘッドユニット210間のウェブ120への吐出位置の搬送方向10の変位を検知し、変位の検知結果に基づき、ウェブ120の種類によらず複数の液体吐出ヘッドユニット210の吐出位置が一定となるように複数の液体吐出ヘッドユニット210の吐出タイミングを補正する用紙挙動検知補正を行う用紙挙動検知補正部523と、用紙挙動検知補正が行われた後に、複数の液体吐出ヘッドユニット210の吐出位置が揃うように複数の液体吐出ヘッドユニット210の吐出タイミングを補正する色間アライメント調整を行う色間アライメント調整部524と、を備える。色間アライメント調整部524は、過去に他の種類のウェブ120を用いて色間アライメント調整が完了している場合には、色間アライメント調整を行わない。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定方向に搬送される記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドユニットを有する吐出部と、
前記記録媒体の種類に応じた前記複数の液体吐出ヘッドユニット間の前記記録媒体への吐出位置の前記所定方向の変位を検知し、前記変位の検知結果に基づき、前記記録媒体の種類によらず前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が一定となるように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第1補正を行う第1補正部と、
前記第1補正部による前記第1補正が行われた後に、前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が揃うように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第2補正を行う第2補正部と、
を備え、
前記第2補正部は、過去に他の種類の記録媒体を用いて前記第2補正が完了している場合には、前記第2補正を行わない、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第2補正部による前記第2補正の調整結果を記憶する調整結果記憶部を備え、
前記第2補正部は、前記調整結果記憶部に前記調整結果が記憶されている場合に、前記第2補正を行わずに前記調整結果を流用する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の液体吐出ヘッドユニットより前記所定方向の下流側に設置され、前記吐出部により前記記録媒体上に形成された画像を読み取るスキャナ部と、
前記第1補正及び前記第2補正を実施後に前記スキャナ部により読み取られた前記画像に基づき前記複数の液体吐出ヘッドユニットのヘッド異常を判定するヘッド異常判定部と、
を備える、
請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
所定方向に搬送される記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドユニットを有する吐出部を備える画像形成装置の補正方法であって、
前記記録媒体の種類に応じた前記複数の液体吐出ヘッドユニット間の前記記録媒体への吐出位置の前記所定方向の変位を検知し、前記変位の検知結果に基づき、前記記録媒体の種類によらず前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が一定となるように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第1補正を行う第1補正ステップと、
前記第1補正ステップによる前記第1補正が行われた後に、前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が揃うように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第2補正を行う第2補正ステップと、
を含み、
前記第2補正ステップは、過去に他の種類の記録媒体を用いて前記第2補正が完了している場合には、前記第2補正を行わない、
画像形成装置の補正方法。
【請求項5】
所定方向に搬送される記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドユニットを有する吐出部を備える画像形成装置の補正プログラムであって、
前記記録媒体の種類に応じた前記複数の液体吐出ヘッドユニット間の前記記録媒体への吐出位置の前記所定方向の変位を検知し、前記変位の検知結果に基づき、前記記録媒体の種類によらず前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が一定となるように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第1補正を行う第1補正機能と、
前記第1補正機能による前記第1補正が行われた後に、前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が揃うように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第2補正を行う第2補正機能と、
をコンピュータに実行させ、
前記第2補正機能は、過去に他の種類の記録媒体を用いて前記第2補正が完了している場合には、前記第2補正を行わない、
画像形成装置の補正プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の補正方法、及び補正プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ラインヘッドを有する画像形成装置では、ラインヘッドのアライメントの調整を行うことで印刷精度を高める技術が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、記録媒体の搬送方向に対してラインヘッドが傾斜している状態を解消するようヘッドの位置制御を行い、斜めラインなどの印刷不良を防止する構成について記載されている。
【0004】
特許文献2には、複数のラインヘッドの搬送方向におけるズレ量を補正する構成について開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1、2などの従来のアライメント調整手法では、印刷対象の記録媒体の種別(紙種など)ごとにアライメント調整する必要がある。このため、使用する記録媒体の種別の数に応じて工程でのアライメント調整の時間が多くなり、生産性が低下する状況が生じ得る。
【0006】
本発明は、複数の種別の印刷対象の記録媒体を用いても生産性を向上可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の一観点に係る画像形成装置は、所定方向に搬送される記録媒体に画像を形成するための液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドユニットを有する吐出部と、前記記録媒体の種類に応じた前記複数の液体吐出ヘッドユニット間の前記記録媒体への吐出位置の前記所定方向の変位を検知し、前記変位の検知結果に基づき、前記記録媒体の種類によらず前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が一定となるように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第1補正を行う第1補正部と、前記第1補正部による前記第2補正が行われた後に、前記複数の液体吐出ヘッドユニットの前記吐出位置が揃うように前記複数の液体吐出ヘッドユニットの吐出タイミングを補正する第2補正を行う第2補正部と、を備え、前記第2補正部は、過去に他の種類の記録媒体を用いて前記第2補正が完了している場合には、前記第2補正を行わない。
【発明の効果】
【0008】
複数の種別の印刷対象の記録媒体を用いても生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図
実施形態に係る吐出部の構成の一例を示す図
吐出タイミング補正制御に係るコントローラの機能ブロック図
コントローラのハートウェア構成図
吐出タイミング補正制御の概要を説明するための模式図
実施形態に係る吐出タイミング補正制御のフローチャート
実施形態に係るヘッド異常判定制御のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
3か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
19日前
日本製紙株式会社
感熱記録体
13日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成システム
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
今日
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
27日前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
3か月前
株式会社リコー
液体吐出方法
5日前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
20日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
1か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
補助部材
1か月前
イーデーエム株式会社
熱転写プリンタ
19日前
シャープ株式会社
画像形成装置
5日前
ブラザー工業株式会社
液体容器
27日前
ブラザー工業株式会社
インク容器
27日前
続きを見る