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公開番号2025000325
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100123
出願日2023-06-19
発明の名称流量測定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F16H 57/04 20100101AFI20241224BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】簡単な構成を有する流量測定装置を提供することを課題とする。
【解決手段】軸に設けられた軸受における液体の面の高さを取得する第1取得部と、前記軸の回転数を取得する第2取得部と、前記面の高さおよび前記回転数に基づいて、前記軸受への前記液体の流量を取得する第3取得部と、を具備する流量測定装置。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
軸に設けられた軸受における液体の面の高さを取得する第１取得部と、
前記軸の回転数を取得する第２取得部と、
前記面の高さおよび前記回転数に基づいて、前記軸受への前記液体の流量を取得する第３取得部と、を具備する流量測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は流量測定装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
流体の流量を測定する容積流量計が知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平５－２９６８０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
容積流量計は、油などの液体を導入する経路および液体を排出する経路を有し、計測対象の液体で経路が満たされている必要がある。容積流量計を実装する際には、経路を設けるための加工が必要となる。また、複数の軸受における潤滑油の流量を計測する場合、複数の容積流量計によってスペースが占有される。そこで、簡単な構成を有する流量測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記目的は、軸に設けられた軸受における液体の面の高さを取得する第１取得部と、前記軸の回転数を取得する第２取得部と、前記面の高さおよび前記回転数に基づいて、前記軸受への前記液体の流量を取得する第３取得部と、を具備する流量測定装置によって達成することができる。
【発明の効果】
【０００６】
簡単な構成を有する流量測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は実施形態に係る流量測定装置を例示する模式図である。
図２（ａ）は流量測定装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。図２（ｂ）は実施形態における処理を例示するフローチャートである。
図３は流量の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して本実施形態の流量測定装置について説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
【０００９】
図１は実施形態に係る流量測定装置１０を例示する模式図である。流量測定装置１０は、第１取得部１２、第２取得部１４および第３取得部１６を有する。流量測定装置１０は、例えば変速機２０の軸受に供給される液体（例えば油）の流量を測定する。
【００１０】
変速機２０は軸２２、部品２４および軸受２６を有し、例えば電気自動車などに搭載される。不図示の動力源から動力が伝達されることで、軸２２が回転する。部品２４は軸２２に取り付けられており、軸２２とともに回転する。
（【００１１】以降は省略されています）

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