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公開番号2024151979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065847
出願日2023-04-13
発明の名称自動弁
出願人株式会社テイエルブイ
代理人
主分類F16T 1/16 20060101AFI20241018BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】流体の合流に起因して生じる弁体手段の振動の偏りを抑え、確実に弁体手段の片減りを防止することができる自動弁の提供。
【解決手段】
弁座15に形成されている中心合流空間17内には、中心線L1に沿ってガイドピン40が直立して設けられている。このため、上部入口流路4a、4bを通過して中心合流空間17に流れ込んだ空気、ドレン又は蒸気は、コアンダ効果によってガイドピン40に引き寄せられ、中心線L1に沿って流れた上で合流する。このため、合流空間部において上部入口流路4a、4bから流れる空気、ドレン又は蒸気が合流する際、これらの流体の流れに生じる乱れを抑制することができる。したがって、流体の通過にともなって生じる弁ディスク9の振動に偏りが発生することはなく、確実に弁ディスク9の片減りを防止することができる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
流体が流入する流入口、流体が流出する流出口、及び、弁室を有する本体部と、
中心軸を有する弁座部であって、前記弁室へ流体を流入させる複数の流入流路、及び、前記弁室から流体を流出させる流出流路が形成された弁座部と、
前記弁座部に開口し、前記複数の流入流路から流れ込む流体を合流させる合流路と、
前記弁室に収容され、前記合流路及び前記流出流路を開閉する弁体と、
前記合流路に位置し、前記複数の流入流路からそれぞれ流れ込む流体の流れを、前記中心軸に沿った方向に規制するように案内する案内手段とを備える自動弁。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1に係る自動弁において、
前記複数の流入流路は、前記中心軸を中心として回転対称になる位置にそれぞれ形成されている自動弁。
【請求項3】
請求項1又は2に係る自動弁において、
前記弁座部は、複数の流出流路を有し、
前記複数の流出流路は、前記中心軸を中心として回転対称になる位置にそれぞれ形成されている自動弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願に係る自動弁は、スチームトラップ等の自動弁であって、弁室に浮動可能に位置した弁体によって弁の開閉を行う自動弁の構成の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
産業プラントには、ボイラーで生成された蒸気等を供給先に向けて高温・高圧で移送する配管系統が設置されている。この配管系統で蒸気を移送しようとする初期の段階においては、スムーズな蒸気移送を実現するため、配管内の空気を外部に排出しながら蒸気を移送する必要がある。また、蒸気移送を継続して行う過程で、蒸気が液化してドレン(蒸気の凝縮水)が発生する。このドレンが配管内で滞留すると蒸気移送の障害となるため、適宜、ドレンを外部に排出する必要がある。
【0003】
このような空気の排出やドレンの排出を行うために、配管系統にはディスク式スチームトラップが設けられることがある。ディスク式スチームトラップは、円盤状のディスク弁を弁室に内蔵しており、このディスク弁は浮動自在に配置されている。そして、通常時はこのディスク弁が流路上に設けられた弁座に密着して弁口を塞ぐことによって閉弁し、蒸気漏れが生じないようになっている。
【0004】
蒸気移送の初期の段階においては、温度に応じて伸縮するバイメタル環が伸長してディスク弁を押し上げているためディスク弁と弁座の間には僅かな隙間が形成されており、この隙間から配管内の空気が弁口を通じて排出され、初期段階における蒸気移送がスムーズに行われる。その後、ディスク式スチームトラップ内に蒸気が流入すると、高温の蒸気にさらされたバイメタル環が縮小し、ディスク弁は自重によって下降し弁座の弁口を塞いで閉弁する。
【0005】
続いて、蒸気移送にともなってドレンが発生し、ディスク式スチームトラップがドレンで満たされると、その水圧によってディスク弁が押し上げられ開弁して流路が開放され、ドレンが排出される。
【0006】
ドレンが排出された後は、同じ流路をたどって蒸気がディスク式スチームトラップに流入する。そして、この蒸気が高速でディスク弁の下部を流れることによって、ディスク弁の下面に低圧域が形成されてディスク弁が弁口に向けて引き寄せられ、これととともに、ディスク弁の上面に回り込んだ蒸気の高圧によってディスク弁が弁口に向けて押し下げられて閉弁する。
【0007】
こうして、ディスク弁が閉弁して流路の弁座を塞ぎ、蒸気漏れが防止される。この後、蒸気移送にともなってドレンが発生し、このドレンが弁室に流入した際、ディスク弁の上面に回り込んだ蒸気が冷却されて圧力が低下し、ディスク弁は再び開弁してドレンを排出する。
【0008】
このようなディスク式スチームトラップとして、後記特許文献1に開示されている技術がある。この特許文献1に開示されているディスク式自動弁は、ディスク型弁体の片減りを防止することを目的としており、下部入口流路2a及び上部入口流路4aと、下部入口流路2b及び上部入口流路4bを、ディスク弁9のディスク面に直交する中心線L1を中心として回転対称に配置している。また、出口流路6aと出口流路6bについても、中心線L1を中心として回転対称に配置している。
【0009】
これによって、ドレンや蒸気の流出にともなって生じるディスク弁9の振動に、ディスク面に沿った平面上における偏りが生じることを抑えることができる。このため、ディスク弁9の片減りを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2021-131147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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