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公開番号
2024111780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023027768
出願日
2023-02-06
発明の名称
ロックナット
出願人
個人
,
個人
代理人
主分類
F16B
39/12 20060101AFI20240809BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】 簡単な構造で製造コストを削減するとともに、操作を容易とし、ボルトに締結した際のナットの締付効果を向上させることができるロックナットを提供すること。
【解決手段】 ボルト30のネジ部31に螺着される第一ナット10と、第一ナット10に螺着される第ニナット20とで構成されるロックナット1であって、
前記第一ナット10は、ヘッド部11と、ヘッド部11に連設された筒状部12と、筒状部12の内周に施された内周ネジ部13と、筒状部12に形成された切欠部14と、筒状部14の先方に形成された、外周に螺子切りが施された第一螺子部15と、で形成されており、
前記第ニナット20は、多角形部21と、多角形部21の内周に形成された、前記第一ナット10の第一螺子部15に螺着する側が大径に形成された第二螺着部22と、で形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ボルトの螺子部に螺着される第一ナットと、第一ナットに螺着される第ニナットとで構成されるロックナットであって、
前記第一ナットは、ヘッド部と、ヘッド部に連設された筒状部と、筒状部の内周に施された内周螺子部と、筒状部に形成された切欠部と、筒状部の先方に形成された、外周に螺子切りが施された第一螺子部と、で形成されており、
前記第ニナットは、多角形部と、多角形部の内周に形成された、前記第一ナットの第一螺子部に螺着する側が大径に形成された第二螺着部と、で形成されていることを特徴とするロックナット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な構造で且つ操作を容易とし、ボルトに締結した際のナットの締付を効率よく向上させることができるロックナットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、二つ以上の部材を結合するには、ボルトとナットが使用される。この際、部材の貫通孔にボルトを挿入させ、ボルトの先端よりナットを螺着させてナットを締め付ける結合させる。
【0003】
しかし、時間が経につれて、振動の発生や部材の変形によりナットが緩み、締付効力が低下するという問題が発生する。そのため、定期的に検査を行いナットの締付作業を実施しなければならなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
それらの課題を解決する従来技術として、本出願人により、簡単な構造で製造コストを削減するとともに、操作を容易とし、ボルトに締結した際のナットの締付効果を向上させることができるロックナットが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
上掲特許文献1のロックナットは多角形部と、多角形部に突出された筒状部と、多角形部と筒状部とを軸方向に貫通する第一螺子部と、前記筒状部の外周に形成された第二螺子部とを備える第一ナットと、前記筒状部の第二螺子部に羅合される第三螺子部を備える第二ナットと、を具備するロックナットにおいて、前記第一ナットの筒状部をテーパ状に形成するとともに、前記第二ナットの第三螺子部を第二螺子部に螺合するテーパ状に形成したことを特徴とするものである。
特開2021-183865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上掲特許文献1のロックナットは、第一ナットの筒状部をテーパ状に形成するとともに、第二ナットの第三螺子部を第二螺子部に螺合するテーパ状に形成したことにより、ボルトに締結した際のナットの締付効果を向上させることができるが、一方で、第二ナットを奥まで回し込まないとナットを理想的な状態で締付けることができなかった。
【0007】
そこで本発明は上記の点に鑑み、簡単な構造で製造コストを削減するとともに、少ない回転でナットの締付効果を向上させることができるロックナットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、ボルトのネジ部に螺着される第一ナットと、第一ナットに螺着される第ニナットとで構成されるロックナットであって、
前記第一ナットは、ヘッド部と、ヘッド部に連設された筒状部と、筒状部の内周に施された内周螺子部と、筒状部に形成された切欠部と、筒状部の先方に形成された、外周に螺子切りが施された第一螺子部と、で形成されており、
前記第ニナットは、多角形部と、多角形部の内周に形成された、前記第一ナットの第一螺子部に螺着する側が大径に形成された第二螺着部と、で形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
前記第一ナットの筒状部には第一螺子部が形成され、且つ、第ニナットの第二螺着部は螺着する側が大径に形成されたテーパ状に形成されているため、第一螺子部に第ニナットを螺合した状態で少し回転させるだけで締付効果が増大され、ナットの締付を効率よく一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明におけるロックナットの分解斜視図である。
ボルトと第一ナット、及び第二ナットを示す側面図である。
ボルトに第一ナットを装着させた状態である。
第一ナットに第二ナットを装着させた状態である。
第一ナットと第二ナットの拡大断面図である。
第一ナットを第二ナットに螺着させた状態の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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