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公開番号
2025014666
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117412
出願日
2023-07-19
発明の名称
自在継手
出願人
株式会社ナジコ
代理人
個人
主分類
F16D
3/41 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】リングを入れるために軸の外径を小さくしても軸の強度が低下せず、耐久性に優れる自在継手を提供する。
【解決手段】十字軸2を構成する各々の軸45に挿入され、軸45の外周面45bに当接する円筒状のリング42と、各々の軸45の軸線方向に複数段にわたって配置され、リング42の外周面42aに当接する複数のころ43と、複数のころ43を支持する外輪44とを備え、軸45の開放端45aから最も離れた段に配置されたころ43とリング42の外周面42aとの当接面上に存在して軸45の開放端45aから最も離れた位置Aから、軸45の開放端45a側に向かって所定の距離Lを離れた位置Bから、開放端45aから離れるに従ってリング42の内径42bを漸増させた自在継手41。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
十字軸を構成する各々の軸に挿入され、該軸の外周面に当接する円筒状のリングと、
前記各々の軸の軸線方向に複数段にわたって配置され、前記リングの外周面に当接する複数のころと、
前記複数のころを支持する外輪とを備え、
前記軸の開放端から最も離れた段に配置されたころと前記リングの外周面との当接面上に存在して前記軸の開放端から最も離れた位置から、前記軸の開放端側に向かって所定の距離を離れた位置から、該開放端から離れるに従って前記リングの内径を漸増させたことを特徴とする自在継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自在継手に関し、特に高い耐久性を有する自在継手に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
軸芯の異なる駆動軸と従動軸とを連結するために用いられる自在継手は、例えば、図2及び図3に示すように、十字軸2と、十字軸2の各軸を支持する軸受3と、十字軸2及び軸受3を介して互いに回動自在に結合される一対のヨーク4、5と、各々の軸受3を覆うようにボルト7でヨーク4、5に固定されるベアリングキャップ6とを2組ずつ備え、これらをチューブ8で連結して構成される(特許文献1参照)。
【0003】
上記自在継手1は、図4に示すように、軸受3によって支持される十字軸2の各軸21の揺動と、軸21の表面21aに加わる荷重によって亀裂10が生じると、十字軸2全体を取り替える必要があり、多大の保守コストが掛かるという問題があった。
【0004】
そこで、図5に示すように、軸21にリング(インナーレース)31を焼きばめして、リング31にはく離が発生したら、リング31を外して新しいものに入れ替えることで十字軸2をそのまま継続して使用し、保守コストの低減を図っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-038600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記リング31を用いた構造は、リング31を装着するために軸21の外径を小さくする必要があり、軸21の回転外径を変更しない場合には、リング31の分だけ軸21の強度が低下するという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の技術に鑑みてなされたものであって、リング31を入れるために軸21の外径を小さくしても軸21の強度が低下せず、耐久性に優れる自在継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、自在継手であって、十字軸を構成する各々の軸に挿入され、該軸の外周面に当接する円筒状のリングと、前記各々の軸の軸線方向に複数段にわたって配置され、前記リングの外周面に当接する複数のころと、前記複数のころを支持する外輪とを備え、前記軸の開放端から最も離れた段に配置されたころと前記リングの外周面との当接面上に存在して前記軸の開放端から最も離れた位置から、前記軸の開放端側に向かって所定の距離を離れた位置から、該開放端から離れるに従って前記リングの内径を漸増させたことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、リングの内周面の径を、前記軸の開放端から離れた所定の位置から、該開放端から離れるに従って漸増させたことで、軸とリングの当接面における応力集中を回避することができ、軸の外径を小さくしても軸の強度が低下せず、耐久性に優れる自在継手を提供することができる。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、リングを入れるために軸の外径を小さくしても軸の強度が低下せず、耐久性に優れる自在継手を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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