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公開番号
2025076045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187678
出願日
2023-11-01
発明の名称
電磁弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
主分類
F16K
31/06 20060101AFI20250508BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】結露水で不具合が生じない電磁弁を提供する
【解決手段】電磁弁100は、上部大径穴部30b(接続穴部)を備えた取付面30aを有する弁本体30と、上部大径穴部30bに締結され、ケース51の一端部が溶接固定された接続部22と、ケース51の他端側に固定され、ハウジング73を備えたコイルユニット70と、ケース51の内部に収容されたプランジャ50と、プランジャ50に伴って移動する主弁体40とを有し、ハウジング73は、上板73aと下板73bとそれらをつなぐ側板73cを連設してなり、接続部は、取付面30aから突出して配置され、下板73bと隙間を有して対向する基部22aを有し、下板73bは、取付面30aに向かって突出した凸部74を備え、取付面30aは、凸部74を嵌め込んでハウジング73の回転を規制するとともに上部大径穴部30bまで連続する凹部37を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
接続穴部を備えた取付面を有する弁本体と、
筒形状のケースと、
前記ケースの一端側が固定され、前記接続穴部に形成された締結部に締結された接続部と、
前記ケースの他端側に固定され、コイルに取り付けられたハウジングを備えたコイルユニットと、
前記ケースの内部に収容され、前記コイルにより駆動されるプランジャと、
前記プランジャに伴って移動する弁体と、を有し、
前記ハウジングは、上板、下板、および上板と下板をつなぐ側板を連設してなり、
前記接続部は、前記下板と隙間(G1)を有して対向する基部を有し、
前記下板は、前記取付面に向かって突出した凸部を備え、
前記取付面は、前記凸部を嵌め込んで前記ハウジングの回転を規制する凹部を備え、
前記凹部は、少なくとも前記凸部が嵌め込まれた位置から前記接続穴部まで連続していることを特徴とする電磁弁。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記凹部は、前記接続穴部から前記取付面の端部まで連続していることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
前記下板と前記基部との間に形成された隙間(G1)と、前記下板と前記取付面との間に形成された隙間(G2)は、水平方向に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記凹部は、所定角度間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍サイクル装置に使用可能な電磁弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁アクチュエータを使用して弁の開閉を行う電磁弁が空気調和機や冷蔵装置、冷凍装置等の冷媒回路を備えた冷凍サイクルシステムに従来から使用されている。
【0003】
電磁弁のコイルユニットにはリード線が接続されるため、弁本体に対して組み付け位置が一定となるようにコイルユニットを固定する必要がある。例えば特許文献1の電磁弁では、コイルユニットのハウジングの底部に設けた凸部を弁本体の凹部に係止して一定の位置に固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-213524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電磁弁の使用条件によっては結露や外部環境からの水分(液体状態の水分)が弁本体とコイルユニットの隙間に浸入することがある。特許文献1の電磁弁では、隙間に浸入した水分が凍結すると、凍結時の膨張によってコイルユニットの位置ずれやプランジャを収容するケースの変形等の不具合が生じる懸念がある。
【0006】
本発明の目的は、結露や外部環境からの水分に曝される環境であっても不具合が生じにくい電磁弁を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係る電磁弁は、接続穴部を備えた取付面を有する弁本体と、筒形状のケースと、ケースの一端側が固定され、接続穴部に形成された締結部に締結された接続部と、ケースの他端側に固定され、コイルに取り付けられたハウジングを備えたコイルユニットと、ケースの内部に収容され、コイルにより駆動されるプランジャと、プランジャに伴って移動する弁体と、を有し、ハウジングは、上板、下板、および上板と下板をつなぐ側板を連設してなり、接続部は、下板と隙間を有して対向する基部を有し、下板は、取付面に向かって突出した凸部を備え、取付面は、凸部を嵌め込んでハウジングの回転を規制する凹部を備え、凹部は、少なくとも凸部が嵌め込まれた位置から接続穴部まで連続している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、結露や外部環境からの水分に曝されてもコイルユニットの位置ずれ等の不具合が生じにくい電磁弁を提供できる。
【0009】
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基いて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る電磁弁の断面図であり、閉弁状態を示すものである。
本発明の実施形態に係る電磁弁の断面図であり、開弁状態を示すものである。
本発明の実施形態に係る電磁弁の断面図(図2の状態から軸線回りに90度回転させた方向から見た断面)である。
本発明の実施形態に係る電磁弁のコイルユニットを外した状態の電磁弁を上方(軸線Lの上方側)からみた外観図である。
図3のA部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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