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公開番号
2025155058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024058382
出願日
2024-03-31
発明の名称
留め具
出願人
個人
代理人
主分類
F16B
21/00 20060101AFI20251006BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】布や樹脂のシートの開口部の保護用の留め具には、ハトメが多く用いられており、これには、嵌合専用装置が必要である。これに対し、開口部の保護用の留め具を手動で嵌合できて手動で外せることが課題である。
【解決手段】
斜めに向かい合う構造体S1と構造体S2の上部に、蓋1Lを有するという形態を有する雌部1Fと開口部2Aの側面2Wに爪H1と爪H2を有する雄部2Mとの間に布や樹脂のシートSHを挟み、嵌合する留め具である。手動にて、構造体S1と構造体S2の間に爪H1を嵌合させて、さらに、爪H1と爪H2の間に、構造体S2を嵌合させることにより、構造体S1と爪H1の間に発生する抗力NHにより、雌部1Fに対して雄部2Mを回転させる力F1を発生させる。この、回転させる力F1により爪H1と爪H2の間の構造体S2を挟む力を発生させ、雌部1Fと雄部2Mを嵌合させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
XYZ座標系において、Z軸上で上位の、雄部(2M)と、それより下位の、雌部(1F)の、上面(1T)との間に、シート形状のもの(SH)を挟む、嵌合の構造(MS)を有する留め具であって、嵌合の構造(MS)は、雄部(2M)が、雌部(1F)に対し、嵌合を強める回転方向(TF)と、嵌合を弱める回転方向(TR)を有し、雄部(2M)は、Z軸方向に、開口する開口部(2A)を有し、その内側に側面(2W)を有し、側面(2W)は、複数の爪を有し、それらのうちの、爪(H1)の、回転方向(TF)に、爪(H2)を有し、爪(H1)は、回転方向(TR)を向く、側面(H1R)と、回転方向(TF)を向く、側面(H1F)を有し、爪(H2)は、回転方向(TR)を向く、側面(H2R)を有し、側面(H1F)と、側面(H2R)は、向かい合う、形態を有し、雌部(1F)は、上面(1T)上に、複数の構造体を有し、それらのうちの、構造体(S1)の、回転方向(TF)に、構造体(S2)を有し、構造体(S1)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H1)の、側面(H1R)と接する側面(S1F)を有し、さらに、構造体(S2)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H1)の、側面(H1F)と接する側面(S2R)を有し、それから、構造体(S2)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H2)の、側面(H2R)と接する側面(S2F)を有し、それから、これら、構造体(S1)と構造体(S2)との、少なくともいずれかひとつが、上部に、蓋(1L)を有し、この蓋(1L)が、嵌合の状態(MC)において、爪(H1)と、爪(H2)のうち、少なくともいずれかひとつの上部に、位置し、嵌合の構造(MS)は、嵌合の状態(MC)において、構造体(S1)の側面(S1F)から、爪(H1)の、側面(H1R)に対する、垂直抗力(NH)により発生するモーメントにより、雌部(1F)に対して雄部(2M)を回転させる力(F1)を、発生させて、力(F1)は、爪(H1)の、側面(H1F)から、構造体(S2)の、側面(S2R)への、力(MF)を、発生させ、さらに、力(F1)は、爪(H2)の、側面(H2R)から、構造体(S2)の、側面(S2F)への、力(MR)を、発生させるという、構造を有し、前述の、嵌合の構造(MS)によって、爪(H1)と爪(H2)と間の、構造体(S2)を挟む、形態を有するという、特徴を有する留め具。
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【請求項2】
請求項1において、構造体(S1)と構造体(S2)の、少なくともいずれかひとつの、構造体が、片持ち梁状の、梁と、それを支える柱体部分で、構成される留め具。
【請求項3】
請求項1と請求項2において、爪(H1)が、側面(H1R)を有する、爪(H1A)と、側面(H1F)を有する、爪(H1B)とに、分割される形態(FR1)を有する、留め具、または、構造体(S2)が、側面(S2R)を有する、構造体(S2A)と、側面(S2F)を有する、構造体(S2B)とに、分割される形態(FR2)を有する、留め具、もしくは、前述の、形態(FR1)および、形態(FR2)の両方の形態を有する、留め具。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の留め具であって、雌部(1F)に、開口部(1A)を有する、または、雄部(2M)の、開口部(2A)の外側に、開口部(2B)を有する留め具。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の留め具であって、嵌合の状態(MC)において、雌部(1F)か雄部(2M)のいずれかの外周部に、Z方向に、凸状の爪(H9)を有し、雌部(1F)か雄部(2M)のいずれかの外周部に、前述の爪(H9)と嵌合する凹状部分(1D)を有し、また、雄部(2M)の爪(H1)や爪(H2)に、爪(H1U)を有し、この爪(H1U)と蓋(1L)の側面は、嵌合する形態を有し、さらに、雌部(1F)の構造体(S1)に、凸状の爪(S1P)を有し、雄部(2M)の外周部に、前述の爪(S1P)と嵌合する開口部(2R)を有し、雌部(1F)と雄部(2M)が嵌合する形態を有するという留め具。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の留め具であって、嵌合の状態(MC)において、雄部(2M)の上部に、前述の雌部(1F)の形態を、Z方向で上下反転させた形態の雌部(3F)を有し、その雌部(3F)の蓋(3UL)が、雄部(2M)の爪(H1)や爪(H2)の下面と嵌合する形態を有するという留め具。
【請求項7】
請求項1から請求項5までの、いずれか1項に記載の留め具において、雌部(1F)の構造体(S1)の上部に、構造体(S1)と、同じ形態の構造体(S3)を有し、構造体(S2)の上部に、構造体(S2)と、同じ形態の構造体(S4)を有し、構造体(S3)と構造体(S4)いずれかの上部に蓋(2L)を有する留め具(CV1)と、嵌合する留め具(CV2)からなる留め具であって、前述の留め具(CV1)は、雌部(1F)と雄部(2M)の間に、シート形状のもの(SH1)を挟む、嵌合の構造(MS)を有し、前述の構造体(S3)は、回転方向(TF)を向く、側面(S3F)を有し、構造体(S4)は、回転方向(TR)を向く、側面(S4R)と、回転方向(TF)を向く、側面(S4F)を有し、前述の、留め具(CV2)は、雄部(3M)と、その上部に雄部(4M)を有し、その間に、シート形状のもの(SH2)を挟む、嵌合の構造(MS)を有し、雄部(3M)は、Z軸方向に、開口する開口部(3A)を有し、その内側に側面(3W)を有し、側面(3W)は、複数の爪を有し、それらのうちの、爪(H3)の、回転方向(TF)に、爪(H4)を有し、爪(H3)は、回転方向(TR)を向く、側面(H3R)と、回転方向(TF)を向く、側面(H3F)を有し、爪(H4)は、回転方向(TR)を向く、側面(H4R)を有し、側面(H3F)と、側面(H4R)は、向かい合う、形態を有し、前述の、構造体(S3)の、側面(S3F)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H3)の、側面(H3R)と接し、構造体(S4)の、側面(S4R)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H3)の、側面(H3F)と接し、構造体(S4)の、側面(S4F)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H4)の、側面(H4R)と接し、前述の、雄部(4M)は、Z軸方向に、開口する開口部(4A)を有し、その内側に側面(4W)を有し、側面(4W)は、複数の爪を有し、それらのうちの、爪(H5)の、回転方向(TF)に、爪(H6)を有し、爪(H5)は、回転方向(TR)を向く、側面(H5R)と、回転方向(TF)を向く、側面(H5F)を有し、爪(H6)は、回転方向(TR)を向く、側面(H6R)を有し、側面(H5F)と、側面(H6R)は、向かい合う、形態を有し、前述の、雄部(3M)の爪(H3)の上面に、構造体(S5)を有し、その、回転方向(TF)に、構造体(S6)を有し、構造体(S5)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H5)の、側面(H5R)と接する側面(S5F)を有し、構造体(S6)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H5)の、側面(H5F)と接する側面(S6R)を有し、構造体(S6)は、嵌合の状態(MC)において、爪(H6)の、側面(H6R)と接する側面(S6F)を有し、構造体(S5)と構造体(S6)との、少なくともいずれかひとつが、上部に、蓋(3L)を有し、蓋(3L)が、嵌合の状態(MC)において、爪(H5)と、爪(H6)のうち、少なくともいずれかひとつの上部に、位置するという留め具。
【請求項8】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の留め具において、雄部(2M)に、磁性体(2G)を有する、留め具(CL1)と、磁性体(5G)を有する、留め具(CL2)とで組み合わされる留め具であって、留め具(CL1)と留め具(CL2)のいずれかに永久磁石を有し、留め具(CL1)が、衣服のボタン穴に留められる状態において、留め具(CL1)と留め具(CL2)の磁性体の部分が、引き合い組み合わされる形態を有し、留め具(CL2)は、雌部(5F)を有し、雌部(5F)は、前述のボタン穴の対となるボタン(5B)を留める開口部(5A)を有し、雌部(5F)は、爪(H7)と、爪(H8)を有する、回転機構(5M)を有し、回転機構(5M)はボタン(5B)が取り付けられる衣服の外側に配置されて、爪(H7)は、開口部(5A)に、嵌合する形態を有し、爪(H8)は、衣服のボタン側の裏側に配置され、爪(H7)と、爪(H8)で衣服を挟むという形態を有する、という特徴を有する留め具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、布や樹脂といったシート形状のものに設けられた開口部の保護用の留め具に関するものである。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
布や樹脂のシートの開口部の保護用の留め具には、後述の、特許文献1に示すようなハトメが多く用いられており、機能上十分であった。(意匠登録第1342031号)
【0003】
しかし、このハトメを嵌合するため、後述の特許文献2に示すような専用の装置が必要であった。(意匠登録第1163042号) また、このハトメを装着したものを廃棄するときにハトメを本体から外す場合は、その部分の生地や樹脂のシート周辺を切る取るために手間がかかるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
意匠登録第1342031号
意匠登録第1163042号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
布や樹脂のシートの、ひもを通すための開口部分に、嵌合できる留め具であって、嵌合専用装置用いることなく、留め具を手動で嵌合できることと、これを手動で外せることが、第1の課題である。
【0006】
衣服のひもを通す開口部分に嵌合できる大きさの留め具であることが第2の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は構造体S1と構造体S2を有し、それらの上部に蓋1Lを有する雌部1Fと開口部2Aの側面2Wに、爪H1と爪H2を有する雄部2Mとの間に、布や樹脂のシートSHを挟み、嵌合する留め具である。
【0008】
手段1は、前述の雌部1Fの、構造体S1と構造体S2は、斜めに向かい合う形態を有し、これらの上部に、蓋1Lを有することである。
【0009】
手段2は、雌部1Fが、雄部2Mの開口部2Aの下部に、ひもが通せる大きさの開口部1Aを有することと、構造体S1と構造体S2および蓋1Lが、雄部2Mの開口部2Aから、上へ移動できて、嵌合時には、開口部2Aに、ひもが通せる大きさの隙間を有することである。
【0010】
手段3は、構造体S1と構造体S2の間に爪H1が嵌合するとき、構造体S1と爪H1の間の抗力NHにより、雌部1Fに対して、雄部2Mを回転させる力F1を発生させることである。
(【0011】以降は省略されています)
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