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公開番号
2025127955
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024978
出願日
2024-02-21
発明の名称
吐出量監視装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
F16K
17/30 20060101AFI20250826BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】安定した動作で規定量吐出されたことを監視することが可能な吐出量監視装置を提供する。
【解決手段】吐出量監視装置100は、シリンダ110内の流入口側に配置されて流体が流れる第1流路124を有するセットスクリュー120と、シリンダ内を移動可能であるチェックボール130と、チェックボールの側方を流体が流れる第2流路114と、チェックボールの所定以上の移動を規制するボールストッパー部140と、流体が流れる第3流路152を有する可動ノズル150と、チェックボールと可動ノズルとを離間する方向に付勢する開放ばね160と、可動ノズルを流入口方向に付勢する戻りばね170と、を備え、可動ノズルは、チェックボールがボールストッパー部によって移動を規制された後、流体の押圧力のみで移動することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体が規定量吐出されたことを監視する吐出量監視装置であって、
流体の流入口と流出口とを備えたシリンダと、
前記シリンダ内を移動可能である第1移動部材と、
前記第1移動部材の側方を前記流入口側から前記流出口側に流体が流れる第2流路と、
前記第1移動部材の所定以上の移動を規制する移動規制部と、
前記第1移動部材の下流側に配置され、前記シリンダ内を移動可能であり、前記流入口側から前記流出口側に流体が流れる第3流路を有する第2移動部材と、
前記第1移動部材と前記第2移動部材とを離間する方向に付勢する第1移動部材開放ばねと、
前記第2移動部材を流入口方向に付勢する戻りばねと、
を備え、
前記第1移動部材が前記移動規制部によって移動を規制された後は、前記第2移動部材のみが移動して前記第1移動部材と離間することを特徴とする、吐出量監視装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1移動部材は、前記シリンダ内に移動可能に嵌め合わされるチェックボールであることを特徴とする、請求項1に記載の吐出量監視装置。
【請求項3】
前記移動規制部は、前記シリンダの内周から中心方向に突出した突出部で構成されることを特徴とする、請求項1に記載の吐出量監視装置。
【請求項4】
前記移動規制部は、前記シリンダ内を軸方向に延びるボールストッパーピンであることを特徴とする、請求項1に記載の吐出量監視装置。
【請求項5】
前記移動規制部は、前記第1移動部材が移動可能に前記第3流路の内周面に嵌め合わされる筒状のボールストッパーパイプであることを特徴とする、請求項1に記載の吐出量監視装置。
【請求項6】
前記ボールストッパーパイプには壁部を貫通する油路が形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の吐出量監視装置。
【請求項7】
前記ボールストッパーパイプの外周には前記第2移動部材と一体に移動する磁石が設けられており、
前記シリンダの外部には、前記磁石の位置を検出する磁気吐出量監視装置が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の吐出量監視装置。
【請求項8】
前記ボールストッパーパイプは前記シリンダ内を移動可能であり、
前記シリンダは、前記ボールストッパーパイプの所定量以上の移動を規制するボールストッパーパイプ移動規制部を有し、
前記第2移動部材は、前記ボールストッパーパイプが前記ボールストッパーパイプ移動規制部により移動を規制されるまでは前記ボールストッパーパイプと一体に移動するが、移動が規制された後は、前記ボールストッパーパイプと相対移動することを特徴とする、請求項5に記載の吐出量監視装置。
【請求項9】
前記第2移動部材と一体に移動する磁石が設けられており、
前記シリンダ又は前記ボールストッパーパイプには、前記第1移動部材の上死点付近で前記磁石と反発する反発磁石が設けられていることを特徴とする、請求項8に記載の吐出量監視装置。
【請求項10】
前記シリンダ又は前記ボールストッパーパイプには、前記第1移動部材を上死点付近で戻り位置に戻すストッパーパイプ戻りばねが設けられていることを特徴とする、請求項8に記載の吐出量監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体が規定量吐出されたことを監視する吐出量監視装置にかかり、特に、自動潤滑装置末端での潤滑剤の吐出確認で使用される吐出量監視装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
機械の可動部は摩耗の防止や摩擦の低減などの目的でオイルやグリースで潤滑されている。SDGSへの関心が高まり、潤滑剤の消費量削減の方向へ進んでいる。従来、潤滑剤の吐出量を監視する装置として、非特許文献1に開示されるフロースイッチがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
インターネットURL<http://www.katohgiken.co.jp/switch/images/MK.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1のような従来の吐出量監視装置は、ばねの反力とピストンの抵抗を用いるピストン抵抗式であり、流体がピストンの外周を漏れながらピストンを移動させるものである。このため、流体の粘度、流速によってピストンの移動量が変化してしまう。また、条件によっては、ピストンがほとんど動かなかったり、ピストンが上死点から下死点まで復帰しなかったりすることもあり、検知できない場合もある。このように、ピストン抵抗式では、動作が不安定であり、規定量吐出されたことを監視することが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安定した動作で規定量吐出されたことを監視することが可能な新規かつ改良された吐出量監視装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明によれば、流体が規定量吐出されたことを監視する吐出量監視装置であって、流体の流入口と流出口とを備えたシリンダと、前記シリンダ内を移動可能である第1移動部材と、前記第1移動部材の側方を前記流入口側から前記流出口側に流体が流れる第2流路と、前記第1移動部材の所定以上の移動を規制する移動規制部と、前記第1移動部材の下流側に配置され、前記シリンダ内を移動可能であり、前記流入口側から前記流出口側に流体が流れる第3流路を有する第2移動部材と、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを離間する方向に付勢する第1移動部材開放ばねと、前記第2移動部材を流入口方向に付勢する戻りばねと、を備え、前記第1移動部材が前記移動規制部によって移動を規制された後は、前記第2移動部材のみが移動して前記第1移動部材と離間することを特徴とする、吐出量監視装置が提供される。
【0007】
かかる構成によれば、流体をシリンダから吐出させる際に、第1移動部材が移動規制部によって移動を規制された後は、第2移動部材のみの移動により、第1移動部材から離間し、第3流路を開く。同時に第2移動部材を挟んで流入口側と流出口側の圧力差が無くなるため、第1移動部材に作用していた流出口方向への押圧力が無くなり、第1移動部材開放ばねにより第1移動部材と第2移動部材の離間が維持される。このため、戻りばねの付勢力により第2移動部材を下死点まで移動させる間、第2移動部材と第1移動部材は離間した状態を維持するため、第3流路が十分に確保されることによって、ピストンは、抵抗が少ない状態で下死点まで移動(復帰)することができる。よって、吐出量監視装置は、安定した動作で規定量吐出されたことを監視することが可能である。なお、吐出量監視装置は、磁気スイッチ(on-offスイッチ)を使用した場合は、規定量吐出されたことを監視する。また、磁気アナログセンサーを使用した場合は、上死点までは流量を測定することができる。
【0008】
本発明の応用例として様々なものが考えられる。例えば、前記第1移動部材は、前記シリンダ内に移動可能に嵌め合わされるチェックボールであってもよい。
【0009】
また、前記移動規制部は、前記シリンダの内周から中心方向に突出した突出部で構成されてもよい。かかる構成によれば、移動規制部を簡易に構成することができる。
【0010】
また、前記移動規制部は、前記シリンダ内を軸方向に延びるボールストッパーピンであってもよい。かかる構成によれば、移動規制部を簡易に構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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