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公開番号2024176876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095721
出願日2023-06-09
発明の名称油中水型乳化化粧料
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 8/891 20060101AFI20241212BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】伸ばしたときに指先に液だまりができにくく、肌に薄く均一に密着するので、化粧料と肌が一体化して見え、塗布後に皮膜感を感じにくい油中水型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)ノルボルナン構造を含有するポリマー及び/又はシリコーン変性プルラン、
(B)炭化水素油及びシリコーン油から選ばれる1種又は2種以上の不揮発性油、
(C)炭素数12以上のアルキル基と、ポリオキシアルキレン基又はポリグリセリル基とを有する変性シリコーン、
(D)油性ゲル化剤
を含有する油中水型乳化化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)ノルボルナン構造を含有するポリマー及び/又はシリコーン変性プルラン、
(B)炭化水素油及びシリコーン油から選ばれる1種又は2種以上の不揮発性油、
(C)炭素数12以上のアルキル基と、ポリオキシアルキレン基又はポリグリセリル基とを有する変性シリコーン、
(D)油性ゲル化剤
を含有する油中水型乳化化粧料。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
成分(A)が、ノルボルナン構造含有シリコーン変性ポリマーである請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項3】
成分(A)が、下記式(6)で表されるシリコーン変性ポリノルボルネンである請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
JPEG
2024176876000027.jpg
61
170
【請求項4】
成分(A)の含有量が、0.1~30質量%であり、成分(B)の含有量が、0.1~30質量%であり、成分(C)の含有量が、0.1~15質量%であり、成分(D)の含有量が、0.1~10質量%である請求項1~3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項5】
成分(D)の油性ゲル化剤が、ポリ(N-アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサン、スチレンコポリマー、25℃で固体のグリセリン脂肪酸エステル、デキストリン脂肪酸エステル、有機変性粘土鉱物から選ばれる1種又は2種以上である請求項1~4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項6】
成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、0.2~30である請求項1~5のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項7】
成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.3~30である請求項1~6のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
【請求項8】
成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)が、0.5~20である請求項1~7のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、化粧膜の均一性や化粧料の持ちを向上させることを目的として、膜形成性ポリマーを配合した化粧料が知られている。
例えば、特許文献1には、ポリシクロオレフィン重合体の骨格に所定の官能基を導入した膜形成性ポリマーを含有する化粧料が、化粧もちや感触が良好であることが記載されている。
また、特許文献2には、特定の膜形成性ポリマーと、カチオン変性粘土鉱物を特定の割合で組合わせた皮膚外用剤組成物が、皮膚のシワを改善するとともに、塗布直後の塗膜の厚みにムラがなく、均一で明るい仕上がりが得られることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-17317号公報
特開2021-165262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の膜形成性ポリマーを含有する化粧料は、塗布中の厚みムラが目立ち、仕上がりが厚ぼったく見えるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、特定の膜形成性ポリマーと、不揮発性油、特定の変性シリコーン、油性ゲル化剤を組合わせた油中水型乳化化粧料が、伸ばしたときに指先に液だまりができにくく、肌に薄く均一に密着するので、化粧料と肌が一体化して見え、塗布後に皮膜感を感じにくいことを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)ノルボルナン構造を含有するポリマー及び/又はシリコーン変性プルラン、
(B)炭化水素油及びシリコーン油から選ばれる1種又は2種以上の不揮発性油、
(C)炭素数12以上のアルキル基と、ポリオキシアルキレン基又はポリグリセリル基とを有する変性シリコーン、
(D)油性ゲル化剤
を含有する油中水型乳化化粧料に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の油中水型乳化化粧料は、伸ばしたときに指先に液だまりができにくく、肌に薄く均一に密着するので、化粧料と肌が一体化して見え、均一に塗布できることから、塗布後に皮膜感を感じにくいものである。
なお、伸ばしたときに指先に液だまりができにくいことは、肌へムラづきしにくいことを示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明で用いる成分(A)は、(A1)ノルボルナン構造を含有するポリマー及び/又は(A2)シリコーン変性プルランである。
成分(A)のうち、(A1)ノルボルナン構造を含有するポリマーにおいて、ノルボルナン構造とは、下記式で示される構造を意味する。(A1)のポリマー中の任意の部位に該式で示される構造を有していればよい。
【0009】
JPEG
2024176876000001.jpg
22
170
【0010】
成分(A1)は分子中に上記ノルボルナン構造を有するポリマーであれば特に制限はないが、前述の作用機構により塗膜の収縮と皮膚との密着性を高める観点から、成分(A1)はノルボルナン構造含有シリコーン変性ポリマーであることがさらに好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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