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公開番号
2024171224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023088186
出願日
2023-05-29
発明の名称
パウチ容器
出願人
花王株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
30/02 20060101AFI20241204BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ポリエチレンを含む内層の経年劣化を抑制する。
【解決手段】過酸化水素を含有する内容液を保持するパウチ容器であって、測定温度180℃の動的粘弾性測定にて測定された10rad/sの複素粘度Aと、0.1rad/sの複素粘度Bとの比B/Aが2.5以下であるポリエチレンを内層に含む、パウチ容器。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
過酸化水素を含有する内容液を保持するパウチ容器であって、
測定温度180℃の動的粘弾性測定にて測定された10rad/sの複素粘度Aと、0.1rad/sの複素粘度Bとの比B/Aが2.5以下であるポリエチレンを内層に含む、パウチ容器。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記0.1rad/sの複素粘度Bと、前記10rad/sの複素粘度Aとの差B-Aは、5000Pa・s以下である、請求項1に記載のパウチ容器。
【請求項3】
前記ポリエチレンの破断歪は、400%以上である、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
【請求項4】
前記ポリエチレンの分子量分布Mw/Mnは、9以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のパウチ容器。
【請求項5】
前記ポリエチレンは、メタロセン触媒によって重合されたポリエチレンである、請求項1~4のいずれか一項に記載のパウチ容器。
【請求項6】
前記パウチ容器は、スタンディングパウチである、請求項1~5のいずれか一項に記載のパウチ容器。
【請求項7】
前記内容液の容量は、1200mL超である、請求項1~6のいずれか一項に記載のパウチ容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パウチ容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液体洗剤、漂白剤、柔軟剤、又はシャンプーなどのトイレタリー用品の詰め替え用容器として、スタンディングパウチ等のパウチ容器が用いられている。このようなパウチ容器は、熱圧着によるシール性に優れたポリエチレンを内層に含む積層フィルムで構成される(下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-178348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、合成樹脂の使用量を削減するために、様々な製品の詰め替え容器としてパウチ容器がさらに採用されるようになってきている。
【0005】
しかしながら、パウチ容器が過酸化水素を含む内容液を保持する場合、パウチ容器の内層が過酸化水素から発生する活性酸素によってダメージを受け、経年で劣化することがあった。
【0006】
特に、消費者の買いだめによる長期的な保管、又は店舗での在庫の長期的な保管などが行われる場合、パウチ容器の破袋を防止するために内層の経年劣化を抑制することが望まれる。
【0007】
本発明は、過酸化水素を含む内容液を保持するパウチ容器において、ポリエチレンを含む内層の経年劣化を抑制することが可能な技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、過酸化水素を含有する内容液を保持するパウチ容器であって、測定温度180℃の動的粘弾性測定にて測定された10rad/sの複素粘度Aと、0.1rad/sの複素粘度Bとの比B/Aが2.5以下であるポリエチレンを内層に含む、パウチ容器に関する。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように本発明によれば、過酸化水素を含む内容液を保持するパウチ容器の内層の経年劣化を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るパウチ容器を模式的に示す説明図である。
図1に示すパウチ容器を構成する積層フィルムの積層構造を模式的に示す説明図である。
直鎖状高分子の動的粘弾性測定の代表的な結果を示すグラフ図である。
実施例1に係るポリエチレンの貯蔵弾性率G’及び損失弾性率G’’の測定結果を示すグラフ図である。
実施例2に係るポリエチレンの貯蔵弾性率G’及び損失弾性率G’’の測定結果を示すグラフ図である。
比較例1に係るポリエチレンの貯蔵弾性率G’及び損失弾性率G’’の測定結果を示すグラフ図である。
実施例1、2、及び比較例1に係るポリエチレンの複素粘度η
*
の測定結果を示すグラフ図である。
GPCの校正に用いたポリスチレンの校正曲線を示すグラフ図である。
実施例2に係るポリエチレンの分子量分布の測定結果を示すグラフ図である。
比較例1に係るポリエチレンの分子量分布の測定結果を示すグラフ図である。
強度測定においてポリエチレンシートを打ち抜く形状を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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