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公開番号
2025082195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195505
出願日
2023-11-16
発明の名称
飲料
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A23L
2/00 20060101AFI20250521BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】クロロゲン酸類由来の異臭が抑制された飲料の提供。
【解決手段】次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 0.01~1.5質量%
(B)プロピレングリコール
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比[(B)/(A)]が0.1~3である飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 0.01~1.5質量%
(B)プロピレングリコール
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比[(B)/(A)]が0.1~3である飲料。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
成分(B)の含有量が0.01~0.5質量%である請求項1記載の飲料。
【請求項3】
さらに成分(C)として風味剤を含有する請求項1又は2記載の飲料。
【請求項4】
20℃におけるpHが2.5~7.0である請求項1~3のいずれか1項記載の飲料。
【請求項5】
加熱殺菌済容器詰飲料である、請求項1~4のいずれか1項記載の飲料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クロロゲン酸類を含有する飲料に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
クロロゲン酸類は、生コーヒー豆に見出されるポリフェノールの一種であり、抗酸化作用や血圧降下作用、内臓脂肪低減作用等の生理作用を有することが報告されている(例えば、特許文献1及び2)。
【0003】
クロロゲン酸類を含有する飲料はより多くのクロロゲン酸類を継続して摂取し、その生理的効果を享受するのに好適な形態である。これまでに、例えば、コーヒー特有のロースト感、スイート感、酸味感等の嗜好性が高く、特異的な異臭・異味のマスキングに効果等があるコーヒーフレーバー組成物及びこれを含有するコーヒー飲料として、焙煎コーヒー豆から抽出したコーヒーエキスに香料を配合したコーヒーフレーバー組成物及びこれをさらにコーヒーエキスと混合したコーヒー飲料(特許文献3)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-87977号公報
特開2008-88187号公報
特開2006-20526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、クロロゲン酸類の生理的効果を期待してクロロゲン酸類を高濃度に飲料に含有させると、飲用した際に飲料にそぐわないクロロゲン酸類由来の独特の異臭が感じられることが判明した。
よって、本発明は、クロロゲン酸類を高濃度に含有しながら、クロロゲン酸類由来の異臭が抑制された飲料を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討したところ、プロピレングリコールを、クロロゲン酸類に対して特定の量比で含有させることで、クロロゲン酸類由来の異臭を抑制できることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 0.01~1.5質量%
(B)プロピレングリコール
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比[(B)/(A)]が0.1~3である飲料を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、クロロゲン酸類由来の異臭が抑制され、かつクロロゲン酸類の有益な生理機能を享受できる飲料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書において「飲料」とは、希釈せずにそのまま飲用可能な飲料をいう。本発明の飲料の形態としては、そのまま飲用できれば特に限定されず、希釈しないタイプのRTD(Ready to Drink)、インスタント飲料用の粉末を水等で希釈して調整した飲料やスラリー等の液状、ゼリー等の半固形状の形態でもよい。半固形状である場合、容器に備え付けられた吸い口やストローから飲料を吸引できればよく、その固形分濃度は特に限定されず、適宜選択可能である。なかでも、飲料の形態としては、利便性の観点から、液状が好ましく、RTDがより好ましい。
【0010】
本発明の飲料は、成分(A)としてクロロゲン酸類を含有する。ここで、本明細書において「クロロゲン酸類」とは、3-カフェオイルキナ酸、4-カフェオイルキナ酸及び5-カフェオイルキナ酸のモノカフェオイルキナ酸と、3-フェルラキナ酸、4-フェルラキナ酸及び5-フェルラキナ酸のモノフェルラキナ酸と、3,4-ジカフェオイルキナ酸、3,5-ジカフェオイルキナ酸及び4,5-ジカフェオイルキナ酸のジカフェオイルキナ酸を併せての総称である。本発明においては上記9種のうち少なくとも1種を含有すればよい。なお、成分(A)は、塩や水和物の形態であってもよい。塩としては生理学的に許容されるものであれば特に限定されないが、例えば、アルカリ金属塩を挙げることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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