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公開番号
2025123887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019648
出願日
2024-02-13
発明の名称
パウチ容器
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
B65D
33/24 20060101AFI20250818BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】再封止状態での液だれの防止性に優れる、パウチ容器を提供すること。
【解決手段】本発明のパウチ容器1は、内容物を収容可能な収容部10と、開封操作により内部に流路23が形成されるノズル形成部20と、該ノズル形成部20を係止可能な係止部14とを有し、縦方向Xと該縦方向Xに直交する横方向Yとを有する。ノズル形成部20及び係止部14は、収容部10の横方向Y両側に配されている。パウチ容器1は、収容部10を縦方向Xに沿って二つ折りにして、ノズル形成部20を係止部14に係止させた係止状態にすることによって、該ノズル形成部20の開口22が閉塞されるとともに、該収容部10の二つ折りの状態が維持される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容可能な収容部と、開封操作により内部に流路が形成されるノズル形成部と、該ノズル形成部を係止可能な係止部とを有し、縦方向と該縦方向に直交する横方向とを有する、パウチ容器であって、
前記ノズル形成部及び前記係止部が、前記収容部の前記横方向両側に配されており、
前記収容部を前記縦方向に沿って二つ折りにして、前記ノズル形成部を前記係止部に係止させた係止状態にすることによって、該ノズル形成部の開口が閉塞されるとともに、該収容部の二つ折りの状態が維持される、パウチ容器。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記収容部を二つ折りの状態にする折線が、前記ノズル形成部の流路を遮断しない、請求項1に記載のパウチ容器。
【請求項3】
前記係止状態において前記収容部は、前記二つ折りの折線を挟んで、前記ノズル形成部側の第1収容部と、前記係止部側の第2収容部とに区分され、互い対向した第1収容部及び第2収容部の下端が接地された状態に自立可能である、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
【請求項4】
前記係止状態としない状態において自立不能である、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
【請求項5】
前記パウチ容器は、該容器を形成する可撓性シートどうしを接合したシール部を有しており、
前記係止部が、前記シール部に形成されたスリットからなる、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
【請求項6】
前記係止部が、前記パウチ容器の表面に配された再封止シールからなる、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
【請求項7】
前記内容物が、パッチテストが要求される染毛剤であり、
前記内容物を少量吐出させた後、実使用まで前記係止状態として保管可能である旨の表示が前記パウチ容器、又はその包装体に付加されている、請求項1又は2に記載のパウチ容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パウチ容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
重ね合わせたフィルムどうしを接合したパウチ容器として、該パウチ容器の内容物の流路を形成するノズル形成部を有するものが知られている。例えば、特許文献1~4には、パウチ容器を形成するフィルムに形成されたスリットや該容器外面に設けられたポケット等に、該容器の一部又はノズル形成部の先端部を係止することで、ノズル形成部を再封止可能に構成されたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-224167号公報
国際公開第2014/061822号
特開2014-125227号公報
特開2016-108024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1~4に開示の各パウチ容器は、ノズル形成部を折り曲げることで、該ノズル形成部内の流路を遮断して再封止している。しかしながら、ノズル形成部を折り曲げる方向によっては、再封止状態においてノズル形成部から液だれが生じることがあった。特許文献1~4に開示の各パウチ容器では、再封止状態においてもノズル形成部に残存した内容物が漏れ出る虞があり、液だれの防止性が不十分であった。
【0005】
本発明は、再封止状態での液だれの防止性に優れる、パウチ容器を提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、内容物を収容可能な収容部と、開封操作により内部に流路が形成されるノズル形成部と、該ノズル形成部を係止可能な係止部とを有し、縦方向と該縦方向に直交する横方向とを有する、パウチ容器に関する。
一実施形態として、前記ノズル形成部及び前記係止部が、前記収容部の前記横方向両側に配されていることが好ましい。
一実施形態として、前記パウチ容器は、前記収容部を前記縦方向に沿って二つ折りにして、前記ノズル形成部を前記係止部に係止させた係止状態にすることによって、該ノズル形成部の開口が閉塞されるとともに、該収容部の二つ折りの状態が維持されることが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明のパウチ容器によれば、再封止状態での液だれの防止性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明に係るパウチ容器の一実施形態を示す平面図である。
図2は、図1に示すパウチ容器の係止状態を示す平面図である。
図3(a)及び(b)は、図2に示すパウチ容器を自立状態とした斜視図である。
図4(a)~(c)は、本発明に係る係止部とノズル形成部の別の実施形態を示す平面図である。
図5は、本発明に係るパウチ容器の別の実施形態を示す図1相当図である。
図6は、本発明に係るパウチ容器のさらに別の実施形態を示す図1相当図である。
図7(a)及び(b)は、本発明に係るパウチ容器のさらに別の実施形態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1~3には、本発明のパウチ容器の一実施形態が示されている。
本実施形態のパウチ容器1は、図1に示すように、扁平状の袋体であり、可撓性シートを重ね合わせ、その周縁をヒートシール等の接合手段によって接合することにより形成されている。このパウチ容器1は、該容器1の周縁に沿って可撓性シートどうしを接合したシール部を有している。
【0010】
パウチ容器1は、内容物を収容可能な収容部10と、内容物の流路23を内部に有するノズル形成部20とを有している。収容部10は、パウチ容器1の主体をなし、平面視において四角形形状を有している。ノズル形成部20は、平面視において一方向に延びる形状を有しており、収容部10からパウチ容器1の外側に向かって突出している。収容部10及びノズル形成部20は、重ね合わされた可撓性シートどうしが接合されていない非シール部を有している。収容部10における非シール部は、内容物の収容空間となっている。ノズル形成部20における非シール部は、内容物が通る流路23となっている。これら内容物の収容空間及び内容物の流路23は、パウチ容器1の周縁に沿って形成されたシール部S1,S2,S3,S4,S5,S6と、重ね合わされた可撓性シートとによって画成されている。また内容物の収容空間及び内容物の流路23、すなわち収容部10及びノズル形成部20の内部は互いに連通している。より詳細には、ノズル形成部20の突出方向の基端部分を介して、該ノズル形成部20の内部が収容部10の内部と連通している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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