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公開番号
2025163383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066559
出願日
2024-04-17
発明の名称
乳化化粧料
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20251022BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】適度な硬度が得られ、塗布後の肌にべたつきがなく、ツヤを与える乳化化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)イオン性界面活性剤、
(B)非イオン性界面活性剤、
(C)ポリオール 50~75質量%、
(D)25℃で液状のトリエステル油、
(E)水
を含有する乳化化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)イオン性界面活性剤、
(B)非イオン性界面活性剤、
(C)ポリオール 50~75質量%、
(D)25℃で液状のトリエステル油、
(E)水
を含有する乳化化粧料。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、0.05~1である請求項1記載の乳化化粧料。
【請求項3】
成分(D)に対する成分(A)の質量割合(A)/(D)が、0.02~0.8である請求項1又は2記載の乳化化粧料。
【請求項4】
成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)が、6~40である請求項1又は2記載の乳化化粧料。
【請求項5】
成分(A)が、N-アシルアミノ酸、N-アシルメチルタウリン及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上を含む請求項1又は2記載の乳化化粧料
【請求項6】
成分(B)が、グリセリン脂肪酸エステルを含む請求項1又は2記載の乳化化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、乾燥により不調を感じる肌にうるおいを与えるため、ポリオールを高濃度で含有し、保湿効果の高い化粧料が用いられている。
例えば、特許文献1には、炭素数16~22のアルコールと、非イオン性界面活性剤と、多価アルコールを50~95質量%含有する化粧料が、肌に塗布すると温感効果が得られることが記載されている。
特許文献2には、アルギン酸等と、油剤、多価アルコール40~90質量%を含有する皮膚貼付用ゲルシートが、時間が経過しても保湿性が維持されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-7980号公報
特開2022-147108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の化粧料は、保湿効果は得られるものの、塗布後の肌がべたつくという課題があった。また、シート状のものは、骨格により、フィットしにくい場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、高濃度のポリオールとともに、イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、液状のトリエステル油を組合わせて用いることにより、適度な硬度で、肌への密着感に優れ、高い保湿実感が得られるとともに、塗布後の肌にべたつきがなく、ツヤを与える乳化化粧料が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)イオン性界面活性剤、
(B)非イオン性界面活性剤、
(C)ポリオール 50~75質量%、
(D)25℃で液状のトリエステル油、
(E)水
を含有する乳化化粧料に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の乳化化粧料は、適度な硬度が得られ、塗布後の肌にべたつきがなく、ツヤを与えることができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明で用いる成分(A)のイオン性界面活性剤としては、通常の化粧料に用いられるもので、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤が好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、N-ラウロイル-L-グルタミン酸、N-ステアロイル-L-グルタミン酸、N-ミリストイル-L-グルタミン酸等のN-アシルグルタミン酸等のN-アシルアミノ酸、脂肪酸、アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸、アシル乳酸、N-アシルメチルアラニン、N-アシルサルコシン、ジアシルアミノ酸及びそれらの塩等のカルボン酸塩型、アルカンスルホン酸、α-オレフィンスルホン酸、α-スルホ脂肪酸メチルエステル、アシルイセチオン酸、アルキルスルホコハク酸、N-ミリストイル-N-メチルタウリン、N-ラウロイル-N-メチルタウリン、N-ステアロイル-N-メチルタウリン等のN-アシルメチルタウリン及びそれらの塩等のスルホン酸塩型、アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、アルキルエーテル硫酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸、脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル及びそれらの塩等の硫酸塩型、アルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸及びそれらの塩等のリン酸塩型などが挙げられる。
【0009】
アニオン性界面活性剤としては、適度な硬度が得られ、塗布後の肌のべたつきを低減させ、塗布後の肌のツヤを向上させる観点から、N-アシルアミノ酸、N-アシルメチルタウリン及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上を含むのが好ましく、N-アシルアミノ酸、N-ステアロイル-N-メチルタウリン及びそれらの塩から選ばれる1種以上を含むのがより好ましく、N-ステアロイル-L-グルタミン酸、N-ステアロイル-N-メチルタウリン及びそれらの塩から選ばれる1種以上を含むのがさらに好ましく、N-ステアロイル-L-グルタミン酸又はその塩を含むのがよりさらに好ましい。
【0010】
アニオン性界面活性剤を構成する塩構造としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩や、L-アルギニン、L-ヒスチジン、L-リジン等の塩基性アミノ酸塩、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩等が挙げられ、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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