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公開番号2025165727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069992
出願日2024-04-23
発明の名称口腔用組成物
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 8/31 20060101AFI20251028BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】アズレン化合物を含有しつつも有効に変色を抑制することのできる口腔用組成物に関する。
【解決手段】次の成分(A)及び(B):
(A)アズレン、アズレンスルホン酸及びその塩、並びにグアイアズレンから選ばれる1種又は2種以上のアズレン化合物
(B)ニコチン酸、イソニコチン酸、クロロニコチン酸、及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上のニコチン酸化合物
を含有する口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)及び(B):
(A)アズレン、アズレンスルホン酸及びその塩、並びにグアイアズレンから選ばれる1種又は2種以上のアズレン化合物
(B)ニコチン酸、イソニコチン酸、クロロニコチン酸、及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上のニコチン酸化合物
を含有する口腔用組成物。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
成分(A)の含有量と成分(B)の含有量との質量比((A)/(B))が、0.00025以上3以下である請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
成分(A)の含有量が、0.001質量%以上0.03質量%以下である請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項4】
成分(B)の含有量が、0.005質量%以上6質量%以下である請求項1又は2に記載の口腔用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、口腔に適用するための剤や組成物には、抗炎症作用や歯槽骨吸収抑制作用等の所望の薬理作用をもたらすべく、種々の成分が用いられており、アズレン等の化合物もそのひとつである。例えば、特許文献1には、アズレンスルホン酸ナトリウムやアズレン等のアズレン類を有効成分とする、口腔用のAGEs(Adivanced Glycation End Products:最終糖化産物)生成抑制剤が開示されており、AGEsによる炎症反応の抑制等を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-164911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アズレンやアズレンスルホン酸ナトリウム等のアズレン化合物は、光安定性が低いために容易に光分解を引き起こし、組成物の保存中に変色してしまうおそれがある。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、こうしたアズレン化合物による組成物の変色を抑制しようとすることには、一切着目しておらず何らの検討もなされていない。
【0005】
したがって、本発明は、アズレン化合物を含有しつつも有効に変色を抑制することのできる口腔用組成物に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、アズレン化合物と特定のニコチン酸化合物とを含有することにより、アズレン化合物の光安定性を効果的に高めて組成物の保存中における変色を有効に抑制することのできる口腔用組成物を見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)アズレン、アズレンスルホン酸及びその塩、並びにグアイアズレンから選ばれる1種又は2種以上のアズレン化合物
(B)ニコチン酸、イソニコチン酸、クロロニコチン酸、及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上のニコチン酸化合物
を含有する口腔用組成物を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の口腔用組成物であれば、アズレン化合物の光安定性を効果的に高め、保存中における組成物の不要な変色を有効に抑制することが可能となり、アズレン化合物が本来奏する抗炎症作用等の効果を充分に発揮することができる。したがって、口腔用組成物を充填するための容器についても、光遮蔽性を有する材質から形成されたものであるかいなかに限られることなく、容器の種類選択の自由度を高めることが可能となる。
また、保存後においても過度な塩味や苦味等の不快な味を知覚することなく、心地よい風味を実感しながら使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
試験例1において、透明容器に充填した保存前の口腔用組成物と保存後の口腔用組成物を撮影した写真である。図1(A)は実施例1の写真であり、(a1)は保存前の口腔用組成物を示し、(a2)は保存後の口腔用組成物を示す。図1(B)は比較例1の写真であり、(b1)は保存前の口腔用組成物を示し、(b2)は保存後の口腔用組成物を示す。
試験例2において、透明容器に充填した保存前の口腔用組成物と保存後の口腔用組成物を撮影した写真である。図2(A)は実施例21の写真であり、(a1)は保存前の口腔用組成物を示し、(a2)は保存後の口腔用組成物を示す。図2(B)は比較例4の写真であり、(b1)は保存前の口腔用組成物を示し、(b2)は保存後の口腔用組成物を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。
なお、本発明において「良好な風味」とは、口腔用組成物を適用した際、塩味や苦味等の不快な味を知覚することなく快適感を伴うことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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