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公開番号
2025159551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062203
出願日
2024-04-08
発明の名称
油性化粧料
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A61K
8/898 20060101AFI20251014BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌への密着性に優れ、マットな仕上がりが得られ、毛穴カバー力が高く、経時での化粧持続性にも優れた油性化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)25℃で固体の炭化水素系ワックス、
(B)アミノ変性シリコーン処理された粉体、
(C)25℃で液状の油成分
を含有し、成分(C)が、少なくとも(C1)鎖状シリコーン油を含み、
成分(C)中の成分(C1)の質量割合(C1)/(C)が、0.6以上である油性化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)25℃で固体の炭化水素系ワックス、
(B)アミノ変性シリコーン処理された粉体、
(C)25℃で液状の油成分
を含有し、成分(C)が、少なくとも(C1)鎖状シリコーン油を含み、
成分(C)中の成分(C1)の質量割合(C1)/(C)が、0.6以上である油性化粧料。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
成分(A)の含有量が5~25質量%、成分(B)の含有量が3~25質量%、成分(C)の含有量が25~70質量%、成分(C1)の含有量が15~70質量%である請求項1記載の油性化粧料。
【請求項3】
成分(C1)に対する成分(B)の質量割合(B)/(C1)が、0.1~0.6である請求項1又は2記載の油性化粧料。
【請求項4】
成分(C1)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C1)が、0.1~0.6である請求項1又は2記載の油性化粧料。
【請求項5】
ベースメイク化粧料である請求項1又は2記載の油性化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油性化粧料に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、メイクアップ化粧料等の油性化粧料では、化粧持続性に優れたものが求められており、様々な検討がなされている。
例えば、特許文献1には、揮発性油剤、該揮発性油剤に溶解しない樹脂、融点が75℃以上である固形油、デキストリン脂肪酸エステルを含有する油性化粧料が、二次付着防止効果、化粧持ち、化粧膜の均一性に優れ、経時安定性が良好であることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-255014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の油性化粧料は、肌への密着性に劣り、毛穴カバー力や、経時での化粧持続性においても課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、25℃で固体の炭化水素系ワックス、アミノ変性シリコーン処理された粉体と、鎖状シリコーン油を含む液状の油成分を組合わせて用いることにより、肌への密着性に優れ、マットな仕上がりが得られ、毛穴カバー力が高く、経時での化粧持続性にも優れた油性化粧料が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)25℃で固体の炭化水素系ワックス、
(B)アミノ変性シリコーン処理された粉体、
(C)25℃で液状の油成分
を含有し、成分(C)が、少なくとも(C1)鎖状シリコーン油を含み、
成分(C)中の成分(C1)の質量割合(C1)/(C)が、0.6以上である油性化粧料に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の油性化粧料は、肌への密着性に優れ、マットな仕上がりが得られ、毛穴カバー力が高く、経時での化粧持続性にも優れるものである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明で用いる成分(A)は、25℃で固体の炭化水素系ワックスである。25℃で固体とは、25℃において固体の性状を示し、融点が50℃以上のものを指す。
成分(A)の炭化水素系ワックスとしては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、パラフィン、セレシン、合成炭化水素ワックス、フィッシャートロプシュワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス等が挙げられる。
成分(A)としては、マットな仕上がりが得られ、毛穴カバー力が高める観点から、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックスから選ばれる1種目又は2種以上を含むのが好ましい。
【0009】
成分(A)の炭化水素系ワックスとしては、市販品を使用することができ、例えば、パラフィンとして、パラフィンワックス125、130、135、140、150、155、HNP-3、5、9、10、11、12(以上、日本精蝋社製)等;セレシンとして、セレシン#810(日興リカ社製)等;合成炭化水素ワックスとして、リップワックスA-4(日本ナチュラルプロダクツ社製)等;マイクロクリスタリンワックスとして、Multiwax W-445、W-835(以上、SONNEBORN社製)、Paracera M(Paramelt社製)、Hi-Mic-1045、1070、1080、2045、2065、2095、3090、HNP-0190(以上、日本精鑞社製)、精製マイクロクリスタリンワックス(日興リカ社製)等;ポリエチレンワックスとして、ポリエチレンワックスPW-655N(東色ピグメント社製)、PERFORMALENE 655、PL POLYETHYLENE(以上、NEW PHASE TECHNOLOGIES)等;混合炭化水素ワックスとして、合成セレシン SP-1020P(STRAHL&PITSCH,INC.製)等が挙げられる。
【0010】
成分(A)は、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、含有量は、マットな仕上がりが得られ、毛穴カバー力が高め、経時でテカリを抑制する観点から、全組成中に5質量%以上であるのが好ましく、10質量%以上がより好ましく、12質量%以上がさらに好ましく、25質量%以下が好ましく、22質量%以下がより好ましく、19質量%以下がさらに好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に5~25質量%であるのが好ましく、10~22質量%がより好ましく、12~19質量%がさらに好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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