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公開番号2025174574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024081035
出願日2024-05-17
発明の名称画像形成方法
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類G03G 7/00 20060101AFI20251120BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プラスチックフィルム等の印刷基材に、定着性と耐ドキュメントオフセット性に優れる画像が形成された印刷物を得ることができる画像形成方法及び印刷物の製造方法に関する。
【解決手段】下記工程1及び2をこの順に有する画像形成方法であって、
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層が、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有し、トナーが、結着樹脂を含有し、結着樹脂がエステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、3質量%以上60質量%以下である、画像形成方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記工程1及び2をこの順に有する画像形成方法であって、
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層が、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有し、
トナーが、結着樹脂を含有し、結着樹脂がエステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、
結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、3質量%以上60質量%以下である、画像形成方法。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
ポリウレタン樹脂Uが、ポリエーテル系ポリウレタン樹脂及びポリカーボネート系ポリウレタン樹脂から選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項3】
結着樹脂が更に非晶性ポリエステル系樹脂Aを含有する、請求項1又は2に記載の画像形成方法。
【請求項4】
非晶性ポリエステル系樹脂Aの含有量が、トナー粒子中、30質量%以上95質量%以下である、請求項3に記載の画像形成方法。
【請求項5】
工程1が、一方の面に、ポリウレタン樹脂Uの粒子を含むアンカー剤を塗布、乾燥して樹脂層が形成された印刷基材を準備する工程である、請求項1又は2に記載の画像形成方法。
【請求項6】
工程1が、印刷基材の一方の面に、ポリウレタン樹脂Uの粒子を含むアンカー剤を塗布、乾燥して樹脂層を形成する工程である、請求項1又は2に記載の画像形成方法。
【請求項7】
印刷基材がプラスチックフィルムである、請求項1又は2に記載の画像形成方法。
【請求項8】
下記工程1及び2をこの順に有する印刷物の製造方法であって、
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層が、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有し、
トナーが、結着樹脂を含有し、結着樹脂がエステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、
結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、3質量%以上60質量%以下である、印刷物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等を利用した画像形成方法及び印刷物の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
印刷メディアの多様化により、紙以外の印刷メディアへの電子写真印刷が求められ始めている。主要な印刷メディアとして、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、及びポリエチレンフィルムなどの軟包装フィルム(プラスチックフィルム)があり、ペットボトルラベルや種々のパッケージなどに用いられている。これらプラスチックフィルムは、表面が平滑であるために、当該表面と、当該表面に電子写真用トナーを印刷して形成される画像(印刷塗膜)との間にアンカー効果が働きにくく、プラスチックフィルムから画像が剥がれやすい。このような課題に対し、印刷前にインラインコーティングあるいはオフラインコーティングにて、プラスチックフィルムの表面にアンカー層を設けることで、電子写真用トナーとの密着性を向上する工夫がなされている。
【0003】
特許文献1には、フィルム上に折り曲げ耐性と接着性(密着性)に優れたトナー画像を形成することを目的として、トナーを用いる画像形成方法であって、アクリル樹脂分散液と、ウレタン樹脂又はアクリロニトリルブタジエンゴムの少なくとも一方とを含む分散液とを、質量比で97:3~20:80の範囲内で混合し、樹脂層形成用塗布液を調製する工程と、記録媒体フィルム上に、前記樹脂層形成用塗布液を塗布する工程と、前記塗布された樹脂層形成用塗布液から溶媒成分を除去して、樹脂層を形成する工程と、かつ前記樹脂層上に、前記トナーを用いてトナー画像を形成する工程と、を有することを特徴とする画像形成方法、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-173307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、トナーとアンカー層との適合性が不十分であると、印刷基材へのトナーの密着性(印刷画像の定着性)が不十分であるばかりか、複数の印刷物を重ねて保存した場合に、印刷画像から、相対する印刷媒体側に色移りするというドキュメントオフセットを起こしやすくなるため、さらなる改良が求められている。
本発明は、プラスチックフィルム等の印刷基材に、定着性と耐ドキュメントオフセット性に優れる画像が形成された印刷物を得ることができる画像形成方法及び印刷物の製造方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、一方の面に、破断伸度及びガラス転移温度が特定範囲のポリウレタン樹脂を含む樹脂層が形成された印刷基材の樹脂層上に、結着樹脂中に特定範囲のエステル基濃度を有する結晶性ポリエステルを特定量含むトナーにて画像を形成することにより、上記課題を解決できることを見出した。
本発明は、以下の〔1〕及び〔2〕に関する。
〔1〕下記工程1及び2をこの順に有する画像形成方法であって、
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層が、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有し、
トナーが、結着樹脂を含有し、結着樹脂がエステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、
結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、3質量%以上60質量%以下である、画像形成方法。
〔2〕下記工程1及び2をこの順に有する印刷物の製造方法であって、
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層が、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有し、
トナーが、結着樹脂を含有し、結着樹脂がエステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、
結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、3質量%以上60質量%以下である、印刷物の製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プラスチックフィルム等の印刷基材に、定着性と耐ドキュメントオフセット性に優れる画像が形成された印刷物を得ることができる画像形成方法及び印刷物の製造方法が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[画像形成方法]
本発明の画像形成方法は、下記工程1及び2をこの順に有する。
工程1:一方の面に樹脂層を有する印刷基材を準備する工程
工程2:樹脂層上に、トナーにより画像を形成する工程
樹脂層は、破断伸度280%以上1500%以下、ガラス転移温度0℃以上95℃以下のポリウレタン樹脂Uを含有する。また、トナーは、結着樹脂を含有し、結着樹脂は、エステル基濃度5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを含み、結着樹脂中の結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量は、3質量%以上60質量%以下である。
【0009】
本発明の画像形成方法により、プラスチックフィルム等の印刷基材に、定着性と耐ドキュメントオフセット性に優れる画像が形成された印刷物を得ることができる理由は定かではないが、次のように考えられる。
【0010】
本発明では、工程1で、一方の面に、破断伸度が280%以上1500%以下と高伸度でありながら、ガラス転移温度が0℃以上95℃以下と比較的高いポリウレタン樹脂Uを含有する樹脂層を有する印刷基材を準備する。工程2では、印刷基材上の樹脂層に、エステル基濃度が5.5mmol/g以上11.0mmol/g以下の結晶性ポリエステル樹脂Cを結着樹脂中に3質量%以上60質量%以下の割合で含むトナーを使用して画像を印刷する。工程2で使用するトナー中の結晶性ポリエステル樹脂Cが有するエステル基とポリウレタン樹脂Uが有するウレタン結合の間で強い水素結合が働き、トナーにより形成される画像(印刷塗膜)に対し、高伸度のポリウレタン樹脂の弾性と凝集性が顕著に発揮されることにより、印刷基材への画像の定着性と耐ドキュメントオフセット性を両立して向上できるものと考えられる。
なお、本発明が効果を奏する理由は推定であり、上記記載に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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