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公開番号2024172595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090415
出願日2023-05-31
発明の名称情報処理システム
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/08 20240101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】収容箱の利用効率をより向上することを可能とする。
【解決手段】複数の場所間で搬送される収容箱に付与されたID情報に基づき、前記収容箱が最新の場所に到着した時間を示す到着時間情報を前記ID情報と関連付けて取得する取得部210と、最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱を判定する判定部250と、を備える、情報処理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の場所間で搬送される収容箱に付与されたID情報に基づき、前記収容箱が最新の場所に到着した時間を示す到着時間情報を前記ID情報と関連付けて取得する取得部と、
最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱を判定する判定部と、
を備える、情報処理システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記所定の基準は、前記最新の場所に応じて異なる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記所定の基準は、前記収容箱が収容する物品に応じて異なる、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記情報処理システムは、
前記最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱に関する提案情報を生成する生成部、
を更に備える、請求項1~3までのうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記生成部は、
前記最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱に関する、前記最新の場所に応じた提案情報を生成する、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記生成部は、
前記最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱が収容する物品に応じた提案情報を生成する、
請求項4または5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記最新の場所に到着してからの期間の、所定の基準が複数存在し、
前記判定部は、
当該複数の所定の基準の、各々を満たした収容箱を判定する、
請求項4~6までのうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記生成部は、
前期複数の所定の基準の内、満たした基準に応じた提案情報を生成する、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記判定部は、
一の収容箱が滞在する場所に、同一の物品を収容する他の収容箱が後に到着した場合、当該他の収容箱が到着してからの期間が所定の基準を満たした当該一の収容箱を判定し、
前記生成部は、
前記判定部により当該所定の基準を満たしたと判定された収容箱に関する提案情報を生成する、
請求項4~8までのうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記収容箱は、合成樹脂を用いて構成される、
請求項1~9までのうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
物品の流通の過程では、複数の物品を収容する収容箱が用いられる。例えば、物品を製造するメーカの倉庫から物流倉庫への物品の搬送、物流倉庫から販売店倉庫への物品の搬送などは、物品が収容箱に収容された状態で行われる。このような収容箱としては、段ボール箱が普及している。また、物品が収容される容器は収容箱に限定されない。例えば、物品がビールであることを想定すると、当該ビールは、ビール樽に収容され得る。
【0003】
このような、様々な物品を収容する容器を用いた流通における工夫を開示する文献として、特許文献1が挙げられる。具体的には、特許文献1には、ビール樽毎のIDナンバー、入庫年月日および出庫年月日等のデータを管理し、工場で所有しているビール樽の総数が適切であることを判断することが可能になる技術などが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-341814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、ある場所に収容箱が搬送された後、当該場所で収容箱が滞留する場合がある。このような場合、収容箱の利用効率が低減され得る。
【0006】
本発明は、収容箱の利用効率をより向上することが可能な技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、複数の場所間で搬送される収容箱に付与されたID情報に基づき、前記収容箱が最新の場所に到着した時間を示す到着時間情報を前記ID情報と関連付けて取得する取得部と、最新の場所に到着してからの期間が所定の基準を満たした収容箱を判定する判定部と、を備える、情報処理システムに関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明の技術によれば、収容箱の利用効率をより向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の概要を説明するための図面である。
収容箱50の外観構成例である。
本発明の一実施形態で使用される収容箱50の外観構成の一例である。
本発明の一実施形態による流通管理装置20の構成を示す説明図である。
搬送履歴テーブルの一例を示す説明図である。
滞在履歴テーブルの一例を示す説明図である。
収容物テーブルの一例を示す説明図である。
本発明の一実施形態の構成を示す説明図である。
一日一度、所定の時刻に起動される、本発明の一実施形態による流通管理装置20の滞留確認動作を示すフローチャートである。
ハードウェア構成90を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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