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公開番号
2025007634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109169
出願日
2023-07-03
発明の名称
情報処理方法
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザ各々に適したアイメイク用化粧品の類型を提示できる技術に関する。
【解決手段】アイメイク用化粧品の類型を選択する情報処理方法であって、ユーザの目を含む顔面の画像情報を取得し、前記画像情報に基づいて、前記ユーザの目頭における眼瞼の角度に関する形状情報を含む特徴情報を抽出し、前記特徴情報に基づいて、前記アイメイク用化粧品の前記類型を選択し、選択された前記類型についての類型情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
アイメイク用化粧品の類型を選択する、コンピュータ上で実行される情報処理方法であって、
ユーザの目を含む顔面の画像情報を取得し、
前記画像情報に基づいて、前記ユーザの目頭における眼瞼の角度に関する形状情報を含む特徴情報を抽出し、
前記特徴情報に基づいて、前記アイメイク用化粧品の前記類型を選択し、
選択された前記類型についての類型情報を出力する
情報処理方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記アイメイク用化粧品は、アイメイク用化粧料を含み、
前記形状情報に基づいて、前記アイメイク用化粧料の類型を選択する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記形状情報は、
左右方向に延びる基準直線に対する、前記目頭における上部眼瞼の立ち上がり角度を示す第1角度と、
前記基準直線に対する、前記目頭と目尻とを結んだ直線の傾きを示す第2角度と、を含み、
前記第1角度及び前記第2角度に基づいて、前記アイメイク用化粧料の前記類型を選択する
請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1角度が第1閾値以下であると判定される場合、切れ長型の目に適した第1化粧料タイプを選択し、
前記第1角度が前記第1閾値以下でなく、かつ、前記第1閾値よりも大きい第2閾値よりも大きいと判定される場合、丸目型の目に適した第2化粧料タイプを選択し、
前記第1角度が前記第1閾値以下でなく前記第2閾値より大きくないと判定される場合、さらに、
前記第2角度が第3閾値以下であると判定される場合、たれ目型の目に適した第3化粧料タイプを選択し、
前記第2角度が前記第3閾値以下でないと判定される場合、つり目型の目に適した第4化粧料タイプを選択する
請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記アイメイク用化粧料は、睫毛用化粧料であり、
前記第1化粧料タイプは、油性タイプであり、かつ睫毛を長く見せる効果を有するロングタイプであり、
前記第2化粧料タイプは、乳液タイプであり、かつ睫毛のボリューム感を高める効果を有するボリュームタイプであり、
前記第3化粧料タイプは、前記乳液タイプであり、かつ前記ロングタイプであり、
前記第4化粧料タイプは、前記油性タイプであり、かつ前記ボリュームタイプである
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記特徴情報は、さらに、前記顔面に含まれる少なくとも一つの形状要素の直線性についての情報を有する顔立ち情報を含み、
前記アイメイク用化粧品の前記類型は、前記アイメイク用化粧料の色によって分類される類型を含み、
前記顔立ち情報に基づいて、前記少なくとも一つの形状要素の直線性が高いと判定される場合、寒色系の色又は相対的に明度の低い色に対応する第1色タイプを選択し、
前記顔立ち情報に基づいて、前記少なくとも一つの形状要素の直線性が高くないと判定される場合、暖色系の色又は相対的に明度の高い色に対応する第2色タイプを選択する
請求項2から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記アイメイク用化粧料は、睫毛用化粧料であり、
前記第1色タイプは、黒色に対応し、
前記第2色タイプは、茶色に対応する
請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記特徴情報は、さらに、前記顔面の左右方向における前記ユーザの目の配置に関する配置情報を含み、
前記アイメイク用化粧品は、前記アイメイク用化粧料としての睫毛用化粧料と、前記睫毛用化粧料を塗布するアプリケーターと、を含み、
前記アプリケーターは、ブラシ状の塗布部を有し、
前記形状情報に基づいて、前記睫毛用化粧料の類型を選択し、
前記配置情報に基づいて、前記アプリケーターの類型を選択する
請求項2から7のいずれか一項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記配置情報は、
前記目の左右方向の幅に対する、前記ユーザの目尻とこめかみの間の距離の比率である第1比率と、
前記目の左右方向の幅に対する、前記ユーザの左右の目頭の間の距離の比率である第2比率と、を含み、
前記第1比率及び前記第2比率に基づいて、前記塗布部の特徴によって分類される前記アプリケーターの類型を選択する
請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記第1比率が第4閾値以上であり、かつ、前記第2比率が第5閾値以上であると判定される場合、前記塗布部が前記目の前記左右方向における幅に近い長さを有する第1アプリケータータイプを選択し、
前記第1比率が前記第4閾値以上であり、かつ、前記第2比率が第5閾値以上でないと判定される場合、前記第1アプリケータータイプの前記塗布部よりも睫毛を分離しやすい形状の前記塗布部を有する第2アプリケータータイプと選択し、
前記第1比率が前記第4閾値以下でなく、かつ、前記第2比率が第5閾値以下であると判定される場合、前記第1アプリケータータイプの前記塗布部よりも太さが太い前記塗布部を有する第3アプリケータータイプを選択し、
前記第1比率が前記第4閾値以下でなく、かつ、前記第2比率が第5閾値以下でないと判定される場合、前記第1アプリケータータイプの前記塗布部よりも長さが短い第4アプリケータータイプを選択する
請求項9に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの顔の特徴に適したアイメイク用化粧品の類型を選択する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、消費者各々に対して、適した製品や情報を提供するパーソナライゼーションが重要視されている。化粧品の分野においては、例えば、特許文献1に記載されているように、顧客の肌特性や指示に応じて、化粧品のパッケージや化粧料の処方を生成する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/194365号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アイメイクは、個人の印象に大きく影響を与えることができる。その一方で、マスカラ等のアイメイク用化粧品は、色や化粧効果等について多くの類型(タイプ)を有し、ユーザが自分に適した類型の製品を選択することが難しい。
【0005】
本発明の課題は、ユーザ各々に適したアイメイク用化粧品の類型を提示できる技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る情報処理方法は、アイメイク用化粧品の類型を選択する、コンピュータ上で実行される情報処理方法であり、
ユーザの目を含む顔面の画像情報を取得するステップと、
前記画像情報に基づいて、前記ユーザの目頭における眼瞼の角度に関する形状情報を含む特徴情報を抽出するステップと、
前記特徴情報に基づいて、前記アイメイク用化粧品の前記類型を選択するステップと、
選択された前記類型についての類型情報を出力するステップと、
を含む。
【0007】
本発明の他の形態に係る情報処理装置は、アイメイク用化粧品の類型を選択する情報処理装置であって、制御部を具備する。
前記制御部は、
ユーザの目を含む顔面の画像情報を取得し、
前記画像情報に基づいて、前記ユーザの目頭における眼瞼の角度に関する形状情報を含む特徴情報を抽出し、
前記特徴情報に基づいて、前記アイメイク用化粧品の前記類型を選択し、
選択された前記類型についての類型情報を出力する。
【0008】
本発明のさらに他の形態に係る情報処理システムは、アイメイク用化粧品の類型を選択する情報処理システムであって、
制御部を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置と接続されるユーザ端末と、
を具備する。
前記ユーザ端末は、ユーザの目を含む顔面の画像情報を前記情報処理装置に送信する。
前記制御部は、
前記画像情報に基づいて、前記ユーザの目頭における眼瞼の角度に関する形状情報を含む特徴情報を抽出し、
前記特徴情報に基づいて、前記アイメイク用化粧品の前記類型を選択し、
選択された前記類型についての類型情報を前記ユーザ端末に送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザ各々に適したアイメイク用化粧品の類型を提示することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を例示する図である。
(A)は、上記システムに含まれるサーバのハードウェア構成を示す図であり、(B)は、上記システムに含まれるユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。
上記システムの記憶部に記憶されるデータベース(DB)構成を示す図である。
上記システムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
上記処理のステップS22における、形状情報の抽出方法について説明する図であり、(A)が第1角度、(B)が第2角度の説明を示す。
上記処理のステップS22における、配置情報の抽出方法について説明する図である。
上記処理のステップS23における、形状情報に基づく類型選択処理の流れを例示するフロー図である。
上記形状情報に基づいて生成される目の形状分類の例を示す図である。
上記処理のステップS23における、顔立ち情報に基づく類型選択処理の流れを例示するフロー図である。
上記顔立ち情報に基づいて生成される顔立ち分類の例を示す図である。
上記処理のステップS23における、配置情報に基づく類型選択処理の流れを例示するフロー図である。
上記配置情報に基づいて生成される配置分類の例を示す図である。
アイメイク用化粧品がマスカラである場合の、アプリケーター(ブラシ)の類型の例を示す図である。
上記処理のステップS14において表示される画面の例を示す図である。
上記処理のステップS14において表示される画面の他の例を示す図である。
上記処理のステップS14において表示される画面の他の例を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るシステムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
上記実施形態の変形例に係るシステムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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