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公開番号
2025040570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147451
出願日
2023-09-12
発明の名称
ポリアミド系ポリマー
出願人
花王株式会社
代理人
個人
主分類
C07D
207/277 20060101AFI20250317BHJP(有機化学)
要約
【課題】原料としてバイオ由来のイタコン酸およびアミノヒドロキシ安息香酸を用いて調製することができ、光機能性を有するポリアミド系ポリマーおよびその製造方法、ならびに当該ポリアミド系ポリマーの原料として有用なピロリドン環含有化合物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
式(IV):
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025040570000035.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">36</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">166</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、R
1
はアルキレン基またはアリーレン基を示し、qはベンゼン環に結合している-C(O)-NH-R
1
-NH-基の数であって、1または2の整数を示す)で表わされる繰り返し単位を有するポリアミド系ポリマー。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I):
TIFF
2025040570000028.tif
37
166
(式中、pは、ベンゼン環に結合しているカルボキシル基の数であって、1または2の整数を示す)
で表わされるピロリドン環含有化合物。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
イタコン酸と、式(II):
TIFF
2025040570000029.tif
31
166
(式中、pは、ベンゼン環に結合しているカルボキシル基の数であって、1または2の整数を示す)
で表わされるアミノ酸化合物とを反応させることを特徴とする式(I):
TIFF
2025040570000030.tif
37
166
(式中、pは前記と同じ)
で表わされるピロリドン環含有化合物の製造方法。
【請求項3】
式(I):
TIFF
2025040570000031.tif
37
166
(式中、pは、ベンゼン環に結合しているカルボキシル基の数であって、1または2の整数を示す)
で表わされるピロリドン環含有化合物と、式(III):
TIFF
2025040570000032.tif
7
166
(式中、R
1
はアルキレン基またはアリーレン基を示す)
で表わされるジアミンとを重合させることを特徴とする式(IV):
TIFF
2025040570000033.tif
36
166
(式中、R
1
は前記と同じであり、qは、ベンゼン環に結合している-C(O)-NH-R
1
-NH-基の数であって、1または2の整数を示す)
で表わされる繰り返し単位を有するポリアミド系ポリマーの製造方法。
【請求項4】
式(IV):
TIFF
2025040570000034.tif
36
166
(式中、R
1
はアルキレン基またはアリーレン基を示し、qはベンゼン環に結合している-C(O)-NH-R
1
-NH-基の数であって、1または2の整数を示す)
で表わされる繰り返し単位を有するポリアミド系ポリマー。
【請求項5】
請求項4に記載のポリアミド系ポリマーを含有してなるフィルムまたは成形材料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリアミド系ポリマーに関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリアミド系ポリマーおよびその製造方法、ならびに前記ポリアミド系ポリマーに有用なピロリドン環含有化合物およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
原料としてイタコン酸が用いられているポリアミドは、主鎖中に刺激応答性のピロリドン環を有するポリマーである。当該ポリアミドは、アルカリ水溶液の存在下で紫外線を照射することにより、式:
【0003】
TIFF
2025040570000001.tif
46
170
【0004】
(式中、x、mおよびnは、それぞれ正の整数を示す)
で表わされるように親水化し、分解ないし崩壊する性質を有する。このことから、前記ポリアミドは、自然環境で分解するポリマーとして注目されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
しかし、前記ポリアミドは、高圧水銀灯などを用いて高強度の紫外線(波長:250~450nm)を照射することによって分解することから、当該ポリアミドが吸収する光の波長を制御することにより、太陽光線の照射によって容易に分解するポリアミドが検討されている。
【0006】
近年、吸収する光の波長を制御することができるポリマーとして、金属イオンセンサー、生体マーカーなどの原材料として用いられているフェノール誘導体が着目されている。フェノール誘導体の蛍光特性は、当該フェノール誘導体のベンゼン環に存在する官能基によって異なることから、当該官能基を有するフェノール誘導体をポリアミドの分子中に組み込むことにより、光線を照射したときのポリアミドの分解波長を制御することが検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
Kaneko T. et al. Macromolecules Vol.46, No.10, pp.3719-3725 (2013)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、原料としてバイオ由来のイタコン酸およびアミノヒドロキシ安息香酸を用いて調製することができ、光発光性を有するポリアミド系ポリマーおよびその製造方法、ならびに当該ポリアミド系ポリマーの原料として有用なピロリドン環含有化合物およびその製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、
(1) 式(I):
【0010】
TIFF
2025040570000002.tif
37
166
(【0011】以降は省略されています)
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