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公開番号
2025040964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2024155480
出願日
2024-09-10
発明の名称
静電荷像現像用トナーの製造方法
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
,
弁理士法人大谷特許事務所
主分類
G03G
9/08 20060101AFI20250317BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】凝集融着法によるトナーの製造において、得られるトナー中の粗粒の含有量を低減できる、静電荷像現像用トナーの製造方法を提供する。
【解決手段】下記工程1及び2をこの順で含む、静電荷像現像用トナーの製造方法。
工程1:水系媒体中で、樹脂粒子を凝集させて、凝集粒子を得る工程、
工程2:工程1で得られた凝集粒子に対して、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、凝集粒子中の結着樹脂100質量部に対して0.2質量部以上30質量部以下添加した後、昇温して融着し、融着粒子を得る工程
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記工程1及び2をこの順で含む、静電荷像現像用トナーの製造方法。
工程1:水系媒体中で、樹脂粒子を凝集させて、凝集粒子を得る工程、
工程2:工程1で得られた凝集粒子に対して、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、凝集粒子中の結着樹脂100質量部に対して0.2質量部以上30質量部以下添加した後、昇温して融着し、融着粒子を得る工程
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
工程2において、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体の水溶液を添加する、請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
【請求項3】
親水性モノマーがカルボキシ基を有する、請求項1又は2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
【請求項4】
芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体の酸価が50mgKOH/g以上500mgKOH/g以下である、請求項3に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
【請求項5】
芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体中の親水性モノマー由来の構成単位の量が、5質量%以上70質量%以下である、請求項1又は2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電荷像現像用トナーの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真の分野においては、電子写真システムの発展に伴い、高画質化及び高速化に対応した電子写真用トナーの開発が求められている。高画質化に対応して、粒径分布が狭く、小粒径のトナーを得る方法として、微細な樹脂粒子等を水系媒体中で凝集、融着させてトナーを得る、凝集合一法(乳化凝集法、凝集融着法)によるトナーの製造が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、耐熱保存性に優れるトナーを得ることが可能な静電荷像現像用トナーの製造方法を提供することを目的として、工程1:水系媒体中で、樹脂粒子Xを凝集させて、凝集粒子1を得る工程、工程2:工程1で得られた凝集粒子1に対して、芳香環濃度が4.8mmol/g以上であるポリエステル系樹脂Bを含む樹脂粒子Yを凝集させて、凝集粒子2を得る工程、工程3:工程2で得られた凝集粒子2に対して、ナフタレン環を有する両親媒性分子を添加した後、昇温して融着し、融着粒子を得る工程をこの順で含む、静電荷像現像用トナーの製造方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-182045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
凝集融着法でトナーを製造する際には、融着工程において、凝集させた粒子の結着樹脂を軟化させて凝集粒子内の各粒子を一体化させるが、凝集粒子の分散安定性が十分でないと、凝集粒子間での融着が起こり、粒子が粗大化しやすくなるという課題がある。本発明者らの検討により、特許文献1記載の技術は、工程3においてナフタレン環を有する両親媒性分子を添加することで耐熱保存性に優れるトナーを得ることができるものの、融着時における凝集粒子の分散安定性については、さらに向上させられることがわかった。
本発明は、凝集融着法によるトナーの製造において、得られるトナー中の粗粒(粗大なトナー粒子)の含有量を低減できる、静電荷像現像用トナーの製造方法に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、凝集及び融着工程を有する静電荷像現像用トナーの製造方法であって、前記融着工程において、凝集粒子に、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を特定量添加した後、昇温して融着することで、得られるトナー中の粗粒の含有量を低減できることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、次の[1]に関する。
[1] 下記工程1及び2をこの順で含む、静電荷像現像用トナーの製造方法。
工程1:水系媒体中で、樹脂粒子を凝集させて、凝集粒子を得る工程、
工程2:工程1で得られた凝集粒子に対して、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、凝集粒子中の結着樹脂100質量部に対して0.2質量部以上30質量部以下添加した後、昇温して融着し、融着粒子を得る工程
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、凝集融着法によるトナーの製造において、得られるトナー中の粗粒の含有量を低減できる、静電荷像現像用トナーの製造方法が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[静電荷像現像用トナーの製造方法]
本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法は、下記工程1及び2をこの順で含む。
工程1:水系媒体中で、樹脂粒子を凝集させて、凝集粒子を得る工程、
工程2:工程1で得られた凝集粒子に対して、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、凝集粒子中の結着樹脂100質量部に対して0.2質量部以上30質量部以下添加した後、昇温して融着し、融着粒子を得る工程
以下、本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法を、単に「本発明の製造方法」と称することもある。また、本発明の製造方法により得られる静電荷像現像用トナーを、単に「トナー」と称することもある。また、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、「水溶性付加重合体F」と称することもある。
【0010】
本発明の製造方法によれば、得られるトナー中の粗粒の含有量を低減できる。上記の効果が得られる理由は定かではないが、次のように考えられる。
本発明は、水系媒体中、樹脂粒子を凝集させて、凝集粒子を得た後、凝集粒子を昇温して融着させる工程を含むトナーの製造方法に関するものであり、工程1で得られた凝集粒子に対して、芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体を、凝集粒子中の結着樹脂100質量部に対して0.2質量部以上30質量部以下添加するものである。本発明の製造方法の工程2で用いる芳香族基含有モノマーと親水性モノマーとの水溶性付加重合体は、芳香族基(吸着基)を芳香族基含有モノマー由来の構成単位に有し、親水性基(分散基)を親水性モノマー由来の構成単位に有する。すなわち、吸着基と分散基を別々の構成単位に有する。そのため、吸着基は運動性が高く凝集粒子に多点で吸着し、かつ、分散基も運動性が高く効果的に分散作用を奏することができ、凝集粒子間の凝集を抑制しつつ、凝集粒子の融着が進行して、粗大な融着粒子の発生を抑制して、得られるトナー中の粗粒の含有量を低減できると考えられる。
また、本発明の製造方法により得られるトナーは、高温高湿保管した後も帯電性が保持される。芳香環を介した多点吸着は樹脂内部に分子が入り込んでいないためか、融着後にトナー粒子を洗浄・回収する際に、水溶性共重合体がトナー粒子表面から外れやすく、トナー粒子表面への残留が抑制されると推定される。そのため、得られるトナーの帯電性が低下せず効果的に発揮されることにより、高温高湿保管後も帯電性が保持されると考えられる。
なお、本発明の効果に関する上記のメカニズムは推定であり、これに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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