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公開番号
2025042956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150177
出願日
2023-09-15
発明の名称
包装体
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
B65D
77/08 20060101AFI20250321BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】外周が円柱状の被包装物と包装箱との擦れによって生じる傷の発生を抑制することができる包装体を提供すること。
【解決手段】
包装体1は、外周が円柱状の被包装物30と、該被包装物30を収容する包装箱10とを備えている。被包装物30は、筒状の壁部2と、該壁部2から径方向に張り出した被係止部5とを有している。包装箱10は、被係止部5との接触によって被包装物30の回転を規制する係止片6を有している。被包装物30における内壁2a及び該内壁との間に間隔を置いて配置された外壁2bが、壁部2であることが好ましい。内壁2a及び外壁2b間に被係止部5が位置していることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外周が円柱状の被包装物と、該被包装物を収容する包装箱とを備えた包装体であって、
前記被包装物は、筒状の壁部と、該壁部から径方向に張り出した被係止部とを有しており、
前記包装箱は、前記被係止部との接触によって前記被包装物の回転を規制する係止片を有している、包装体。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記被包装物は、内壁、及び該内壁との間に間隔を置いて配置された外壁を有し、該内壁又は該外壁が前記壁部であり、
前記内壁及び前記外壁間に前記被係止部が位置しており、
前記内壁と前記外壁との間の空間が、前記被包装物の軸方向の少なくとも一方側に開口しており、該開口を介して該空間に前記係止片が挿入される、請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記被係止部は、前記内壁と前記外壁とに接続している、請求項2に記載の包装体。
【請求項4】
前記被係止部は、前記被包装物の周方向に間隔を空けて複数設けられており、
周方向に隣り合う被係止部間に、前記係止片を位置させる係止空間を有している、請求項1~3の何れか1項に記載の包装体。
【請求項5】
前記被包装物は、外周が円柱状の容器本体と、該容器本体の開口を閉塞するキャップとを有しており、
前記キャップが、前記被係止部を有している、請求項1~4の何れか1項に記載の包装体。
【請求項6】
前記包装箱は、一対の対向板と一対の側面板と上面部と底面部とを含み、中空の立体形状を有しており、
前記上面部は、前記一対の対向板の何れか一方若しくは双方の上端部に折曲線を介して連接され且つ内側に折り込まれるメインフラップ、又は前記一対の側面板の何れか一方若しくは双方の上端部に折曲線を介して連接され且つ内側に折り込まれるサイドフラップを含み、
前記メインフラップ又は前記サイドフラップが前記係止片を有している、請求項1~5の何れか1項に記載の包装体。
【請求項7】
前記包装箱は、該包装箱の内部を複数の空間に区画する仕切り部材を備えており、
前記仕切り部材が前記係止片を有している、請求項1~5の何れか1項に記載の包装体。
【請求項8】
前記被包装物は、円柱状の外周が少なくとも部分的に透明である、請求項1~7の何れか1項に記載の包装体。
【請求項9】
前記被包装物は、透明の内容物を収容している、請求項8に記載の包装体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は回転防止用係合片を有する包装体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧品類、薬品類、菓子類、文房具類や、その他の物品を収容する包装箱として、所定の形状に裁断された紙製やプラスチック製の薄板状のシート材料であるブランクを、折曲線に沿って折り曲げることで立体形状に組み立てたものが多用されている。ブランクを用いた包装箱は、一般に、前後一対の正面板や左右一対の側面板を含む矩形断面の筒状本体の内部に物品を収容するとともに、先端部に差し込みフラップ片を連設した蓋フラップ片によって筒状本体の両端の開口部を覆うことで、当該開口部を閉塞して立体形状に形成される。このような包装箱として、特許文献1~4に記載の包装箱が提案されている。
【0003】
特許文献1に記載の包装箱は、略直方体の収納箱であり、屈曲または湾曲して突出した突起部を有する被包装物を収納するものある。この包装箱は、開口部を有し、前記ひとつの側面板に対向する側面または側面の内側に前記被包装物の前記突起部の屈曲または湾曲した部分の内方に位置して係止する係止部を有している。該係止部は被包装物の外側に突出して外側に広がり、更に下方向に湾曲した周縁部の内側に差し込まれて被包装物を係止することができる。
【0004】
特許文献2に記載の包装箱は、両側壁部の上端及び下端に連設された左右の折込みフラップを内側へ折り曲げて上下に重ね合せ、後側壁部の上端及び下端に連設された上下の蓋部を内側へ折り曲げて各折込みフラップに重ね合せて、各蓋部の自由端側に連設された差込みフラップを前側壁部と各折込みフラップとの間に差し込んで封止する構造を有している。前記包装箱は、前記差込みフラップにおける前記被包装物の外周面と対向する部分に、接触抵抗付与部を設けており、前記差込みフラップを、前側壁部と折込みフラップとの隙間に差し込むと、接触抵抗付与部の押し付け力によって、被包装物を包装箱の内壁面に押し付けることができる。
【0005】
特許文献3に記載の包装箱は、被包装物であるポンプ容器を包囲する側壁となる側壁部が設けられ、1つの側壁には、先端縁がポンプ容器の突出領域に係止する係止片が設けられている。係止片には、延在方向と直交する方向に延びる第一谷折り線と、第一谷折り線よりも係止片の先端側に設けられた第二谷折り線を有する。この係止片は、基端縁に沿って山折りにされて側壁の内側へ折り込まれた後、さらに、第一谷折り線に沿って谷折りにされる。斯かる係止片の先端縁をポンプ容器の突出領域に当接させた状態で、ポンプ容器は収容される。この時、第二谷折り線が屈曲し、係止片がポンプ容器の突出領域を係止した状態となる。
【0006】
特許文献4に記載の包装箱は、筒状の本体から延設されたフラップと、該本体の開口を閉塞する蓋とを備えており、該フラップの少なくとも1つが、仕切り片を備えた仕切り付きフラップである。この仕切り片が、本体内に配置される複数の被包装物の間に挟まれることにより前記仕切り片の動きが規制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-178439号公報
特開2015-063348号公報
特開2016-113205号公報
実用新案登録第3212265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
包装箱は、被包装物の出し入れがスムースに行えることが望ましい。しかしながら円柱状の被包装物を収容した場合、包装ケースの内壁面と被包装物の外周面とが部分的に接触しているだけであるので、搬送中に生じる振動や衝撃によって包装箱に収容された被包装物が周方向に回転しやすく、包装箱と被包装物とが擦れて被包装物に傷が生じることがある。
特許文献1~4に記載の包装箱は、被包装物と包装箱とが擦れて生じる傷の発生を抑制することについて改善の余地があった。
【0009】
本発明は、外周が円柱状の被包装物と包装箱とが擦れて生じる傷の発生を抑制することができる包装体を提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、外周が円柱状の被包装物と、該被包装物を収容する包装箱とを備えた包装体に関する。
一実施形態として、前記被包装物は、筒状の壁部と、該壁部から径方向に張り出した被係止部とを有していることが好ましい。
一実施形態として、前記包装箱は、前記被係止部との接触によって前記被包装物の回転を規制する係止片を有していることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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