TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025042268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149174
出願日
2023-09-14
発明の名称
蓋付パレット
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人田治米国際特許事務所
主分類
A45D
33/00 20060101AFI20250319BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】化粧料の色、化粧料を収容する皿状部分のサイズ、化粧用小道具の有無等が異なるパレットをユーザーが任意に選択して所望の数を連結することができ、1個又は複数個のパレットで形成されるコンパクトケースのサイズもユーザーが選択でき、かつ連結した複数個分のパレットの蓋を同時に開閉できるようにする。
【解決手段】パレット10と該パレット10を開閉する蓋を備えた蓋付パレット1Aであって、パレット10の面方向に並べた蓋付パレット1A
1
、1A
2
のパレット10同士の連結を可能とするパレット連結構造(パレット嵌合用凸部13、パレット嵌合用凹部14)をパレット10の側面に有すると共に、蓋40同士の連結を可能とする蓋連結構造(蓋嵌合用凸部43、蓋嵌合用凹部44)を蓋40の側面に有する。蓋付パレット1A
1
、1A
2
同士の連結体2Aは、蓋40同士の連結体によって開閉される。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
パレットと該パレットを開閉する蓋を備えた蓋付パレットであって、パレットの面方向に並べた蓋付パレットのパレット同士の連結を可能とするパレット連結構造をパレットの側面に有すると共に、蓋同士の連結を可能とする蓋連結構造を蓋の側面に有し、パレット連結構造及び蓋連結構造により連結した蓋付パレット同士の連結体において、蓋同士の連結体によってパレット同士の連結体が開閉される蓋付パレット。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
パレット同士を連結させるときに蓋同士の連結が可能である請求項1記載の蓋付パレット。
【請求項3】
蓋の少なくとも一部が透明又は半透明である請求項1又は2記載の蓋付パレット。
【請求項4】
蓋が左右両側面に連結構造を有し、蓋の天板が一方の連結構造を覆うように突出部を有すると共に、該蓋の天板が他方の連結構造を露出させるように切欠き部を有し、突出部と切欠き部の縁辺同士が天板面内で嵌まり合う形状を有する1~3のいずれかに記載の蓋付パレット。
【請求項5】
パレット連結構造及び蓋連結構造が、嵌合、圧入又はマグネットによる連結構造である請求項1~4のいずれかに記載の蓋付パレット。
【請求項6】
パレット連結構造が、パレット嵌合用凸部とパレット嵌合用凹部を有し、蓋連結構造が、蓋嵌合用凸部と蓋嵌合用凹部を有する請求項1~4のいずれかに記載の蓋付パレット。
【請求項7】
パレット嵌合用凸部と蓋嵌合用凸部が蓋付パレットの一方の側面に設けられ、蓋付パレットの反対側の側面にパレット嵌合用凹部と蓋嵌合用凹部が設けられている請求項6記載の蓋付パレット。
【請求項8】
蓋を閉じた状態で、パレット嵌合用凸部と蓋嵌合用凸部が鉛直方向に重なると共に、パレット嵌合用凹部と蓋嵌合用凹部が鉛直方向に重なる請求項7記載の蓋付パレット。
【請求項9】
蓋がスライドにより開閉し、蓋のスライド方向が、蓋付パレットの連結方向に対して垂直である請求項1~8のいずれかに記載の蓋付パレット。
【請求項10】
蓋付パレット同士を上下に重ねた場合の下側の蓋付パレットの蓋の天板と上側の蓋付パレットのパレット底面との連結を可能とする連結構造が蓋の天面とパレットの底面に設けられている請求項1~9のいずれかに記載の蓋付パレット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多色パレットの構成に有用な蓋付のパレット容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
アイシャドウ、チーク等のポイントメイクでは一度の化粧で複数色が使用されることが多い。また、ポイントメイクの色調はその時々の流行に左右されやすい。さらにユーザーが目標とするメイクは多様化しており、ユーザーが使用したいと思う色や色の使い方は日々変化する。そこでユーザーにおいては化粧料皿に化粧料を色毎に充填したパレットの複数色分を所持しておくことが便利となるが、複数色分のパレットをユーザーが所持しても、それらを並べた状態に保持することは難しく、化粧ポーチの中でばらけてしまう。
【0003】
このため市販のポイントメイク用の化粧品としては、化粧品メーカーが所定のコンセプトのもとに選択した化粧料皿の複数色分を一つのコンパクトケースに収めた多色パレットが主流となっている。
【0004】
しかしながら、市販の多色パレットに収められている複数色の化粧料は、必ずしもユーザーが使用したい色の組み合わせであるとは限らず、ユーザーが使用しない色の化粧料は未使用のまま、あるいは殆ど使用されない状態で、廃棄されていく。
【0005】
これに対し、多色パレットを構成するコンパクトケースと、それに入れる個々の単色の化粧料皿とをユーザーが個別に購入できるようにした販売形態もとられるようになっている。この販売形態によれば、コンパクトケースに入れる化粧料の色をユーザーが選択することができる。
【0006】
しかしながら、この販売形態においても、コンパクトケースに入れる化粧料皿の数や化粧料皿のサイズをユーザーは自由に選択することができず、また、ブラシ、筆等の化粧用小道具をコンパクトケースに収容できるか否かについてもユーザーは選択することができない。また、ユーザーはコンパクトケースのサイズを変更することができず、そのため、或る一色の化粧料皿があれば足る場面において、多色分の化粧料皿を収容するコンパクトケースを持ち歩かなくてはならない不便さが生じる場合がある。そこで、多色パレットを構成する化粧料の色、化粧料皿のサイズ、コンパクトケースのサイズ、化粧用小道具の有無等をユーザーが自由に選択できるようにすることが求められる。
【0007】
一方、蓋付のパレットをユーザーが所望の数だけ連結することで多色パレットを構成できるようにすることが提案されている(特許文献1)。しかしながら、この多色パレットによれば、ユーザーは化粧時に複数個分のパレットの蓋を一つ一つ開閉しなくてはならず煩雑となる。特許文献1には、蓋なしのパレットの所定数をユーザーが連結すると共に、その連結数に応じた大きさの蓋を連結したパレットに被せることも提案されている。しかしながら、この場合、ユーザーはパレットの連結数に応じた形状と大きさの蓋を予め用意しておかなくてはならないという不便さがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実開昭63-25910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述の先行技術に対し、本発明の課題は、化粧料の色、化粧料を収容する皿状部分のサイズ、化粧用小道具の有無等が異なるパレットをユーザーが任意に選択して所望の数を連結することができ、1個又は複数個のパレットで形成されるコンパクトケースのサイズもユーザーが選択することができ、かつ連結した複数個分のパレットの蓋を同時に開閉できるようにすることに関する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、化粧料又は化粧用小道具を収容した蓋付パレットのパレット同士を面方向に連結できるようにすると共に蓋同士も連結できるようにすると、連結したパレットの開閉を、連結した蓋によって一度に行えることを想到し、本発明を完成させた。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
花王株式会社
おむつ
2日前
花王株式会社
包装体
13日前
花王株式会社
練歯磨組成物
1日前
花王株式会社
蓋付パレット
14日前
花王株式会社
香料送達粒子
14日前
花王株式会社
練歯磨組成物
1日前
花王株式会社
ディスペンサ
6日前
花王株式会社
表面処理組成物
3日前
花王株式会社
染毛剤用包装箱
1日前
花王株式会社
有益物質送達粒子
14日前
花王株式会社
プログラム提供装置
14日前
花王株式会社
油中水型乳化組成物
6日前
花王株式会社
静電荷像現像用トナー
2日前
花王株式会社
新規ピリジニウム化合物
2日前
花王株式会社
歯垢の深層への浸透用殺菌剤
13日前
花王株式会社
情報処理システム及びプログラム
7日前
花王株式会社
ラベル付き容器及びラベルの装着方法
13日前
花王株式会社
磁気ディスク基板研磨用研磨液の製造方法
15日前
花王株式会社
再生用樹脂の製造方法及び成形体の製造方法
1日前
花王株式会社
オレフィンスルホン酸又はその塩の製造方法
3日前
花王株式会社
オレフィンスルホン酸又はその塩の製造方法
3日前
花王株式会社
粉体混合物の輸送方法及び発熱体の製造方法
6日前
花王株式会社
乾態の無機コーテッドサンド、乾態の無機コーテッドサンドの製造方法および鋳型の製造方法
7日前
個人
バッグ
6か月前
個人
杖自立具
9か月前
個人
水筒
7か月前
個人
刺抜き具
28日前
個人
耳カバー
6か月前
個人
爪切り具
8か月前
個人
傘
2か月前
個人
毛髪カット補助具
7か月前
個人
ヘアードライヤー
6か月前
個人
滑らないヘアピン
2か月前
個人
ボックスホルダー
8か月前
個人
車内雨傘収納保管具
8か月前
個人
香りカプセル
4か月前
続きを見る
他の特許を見る