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公開番号2025072016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182498
出願日2023-10-24
発明の名称供給支援装置
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約【課題】施設への生理用ナプキンの供給を効率的に支援する技術に関する。
【解決手段】本発明に係る供給支援装置の制御部は、対象施設においてパッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得し、トイレ室情報に基づいて算出される、対象トイレ室の全てに配置されるパッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の生理用ナプキンに対応するパッケージの数である第1供給パッケージ数を算出し、算出された第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援する供給支援装置であって、
制御部を具備し、
前記制御部は、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得し、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出し、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力する
供給支援装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記対象利用者情報により導出される前記対象利用者の数に基づいて、前記予測使用ナプキン数を算出する
請求項1に記載の供給支援装置。
【請求項3】
前記対象利用者情報は、前記対象利用者の前記対象施設における標準的な利用時間である標準利用時間についての情報をさらに含み、
前記制御部は、
前記対象利用者の数と、前記標準利用時間と、単位時間当たりの前記対象利用者の前記生理用ナプキンの平均使用数と、を乗じた値を用いて、前記予測使用ナプキン数を算出する
請求項2に記載の供給支援装置。
【請求項4】
前記対象利用者情報は、所定の年齢で区切られた複数の年齢層各々に属する前記女性利用者の数についての年齢層別利用者情報を含み、
前記制御部は、
前記年齢層別利用者情報に基づいて前記対象利用者の数を算出する
請求項2又は3に記載の供給支援装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記複数の年齢層各々に属する前記対象利用者の数に、前記複数の年齢層各々に応じた前記生理用ナプキンの使用数に関連する使用数関連値を乗じた値を用いて、前記予測使用ナプキン数を算出する
請求項4に記載の供給支援装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記配置ナプキン数と、前記予測使用ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される防災備蓄用の前記生理用ナプキンの数である備蓄用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数として前記第1供給パッケージ数を算出する
請求項1から5のいずれか一項に記載の供給支援装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記対象トイレ室各々に配置される前記パッケージの数の最小単位を単位パッケージ数として、前記対象トイレ室の数に前記単位パッケージ数を乗じた値を用いて、前記配置ナプキン数を算出する
請求項1から6のいずれか一項に記載の供給支援装置。
【請求項8】
前記制御部は、さらに、
前記第1期間に前記パッケージの発送リードタイムを加えた第2期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数に対応する前記パッケージの数である第2供給パッケージ数を、前記対象利用者情報に基づいて算出し、
算出された前記第2供給パッケージ数を含む情報を出力する
請求項1から7のいずれか一項に記載の供給支援装置。
【請求項9】
前記制御部は、さらに、
前記施設情報の出力後に、前記対象施設への前記パッケージの供給を要求する第1供給要求情報を取得し、
前記第1供給要求情報の取得後に、前記対象施設への前記パッケージの供給を要求する第2供給要求情報を取得し、
前記第1供給要求情報の取得から前記第2供給要求情報の取得までに対応する時間間隔が、前記第1期間を基準とする所定の範囲以内か否か判定し、
前記所定の範囲でないと判定された場合、前記パッケージの供給数の異常に関する通知を出力する
請求項1から8のいずれか一項に記載の供給支援装置。
【請求項10】
複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援する供給支援方法であって、
情報処理装置の制御部が、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得し、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出し、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力する
供給支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施設への生理用ナプキンの供給を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつ等の吸収性物品を多く使用する病院や高齢者施設等を対象とする、使い捨ておむつ等の供給や使用を支援する技術が知られている。例えば、特許文献1には、支援供給者側が、おむつの使用状況に関する情報を受信し、支援受給者側のおむつ使用状況に適した提案情報を作成して提示する、おむつの供給支援方法が開示されている。また例えば、特許文献2には、施設において使用される基準使用数と、実際に施設で使用された実使用数とに基づいて、施設における吸収性物品の使用状況を判定し、吸収性物品の使用過多又は使用過小を判定する、吸収性物品の使用量管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-7573号公報
特開2012-79071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生理用ナプキンに関しても、生理を有する年代の女性が多数利用する施設の女性用トイレ室に生理用ナプキンを配置する試みがなされている。生理用ナプキンは、一部の年齢層の女性にのみ使用されることに加えて、プライバシー性が高く、使い捨ておむつとは異なる使用態様を有する。このため、生理用ナプキン特有の使用態様に即した生理用ナプキンの施設への供給を支援する技術が望まれている。
【0005】
本発明の課題は、施設への生理用ナプキンの供給を効率的に支援する技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る供給支援装置は、複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援する供給支援装置であって、制御部を具備する。
前記制御部は、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得し、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出し、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力する。
【0007】
本発明の他の形態に係る供給支援方法は、複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援する供給支援方法であって、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得するステップと、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出するステップと、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力するステップと、を含む。
【0008】
本発明のさらに他の形態に係るプログラムは、複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援するためのプログラムであって、情報処理装置に、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を取得するステップと、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出するステップと、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を出力するステップと、
を実行させる。
【0009】
本発明のさらに他の形態に係る供給支援システムは、複数の女性利用者が利用する対象施設への、所定数の生理用ナプキンを含む前記生理用ナプキンのパッケージの供給を支援する供給支援システムであって、
制御部を有する供給支援装置と、
前記供給支援装置と接続されるユーザ端末と、を具備する。
前記制御部は、
前記対象施設において前記パッケージが配置される対象トイレ室の数を含むトイレ室情報と、生理を有する年代の前記女性利用者である対象利用者の数についての情報を含む対象利用者情報と、を含む施設情報を、前記ユーザ端末から受信し、
前記トイレ室情報に基づいて算出される、前記対象トイレ室の全てに配置される前記パッケージの合計数に対応する配置ナプキン数と、前記対象利用者情報に基づいて算出される、所定の第1期間に使用が予測される前記生理用ナプキンの数である予測使用ナプキン数と、を含む数の前記生理用ナプキンに対応する前記パッケージの数である第1供給パッケージ数を算出し、
算出された前記第1供給パッケージ数を含む供給情報を、前記ユーザ端末に送信する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、施設への生理用ナプキンの供給を効率的に支援することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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