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公開番号
2025030077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135069
出願日
2023-08-22
発明の名称
マスク
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
A41D
13/11 20060101AFI20250228BHJP(衣類)
要約
【課題】マスク装着時のマスクと鼻との間の隙間を抑制できるマスクを提供すること。
【解決手段】
本体領域2は、2枚以上のシート及びシート間に配された複数本の弾性部材13を有する伸縮性シート10を含んで構成されている。伸縮性シート10は、鼻部を覆うように配される鼻側突出領域HRを有し、該鼻側突出領域HRは、前記中央シール部5側の第1縁部e、及び該第1縁部eとは反対側の第2縁部fを有しており、該鼻側突出領域HRにおける弾性部材13は、第2縁部f側の端部が該鼻側突出領域HRの第2縁部fで終端している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鼻部、口元及び顎部を含む顔面を覆う本体領域と、該本体領域を身体に係止するための耳掛け領域とを備え、幅方向と該幅方向と直交する縦方向を有し、左側シート部と右側シート部とが接合された中央シール部を有する、マスクであって、
少なくとも前記本体領域は、2枚以上のシート及びシート間に配された複数本の弾性部材を有する伸縮性シートを含んで構成されており、
前記幅方向は、前記弾性部材に沿う方向であり、
前記本体領域は、鼻部を覆うように配される鼻側突出領域を有し、該鼻側突出領域は、前記中央シール部側の第1縁部、及び該第1縁部とは反対側の第2縁部を有しており、該鼻側突出領域における前記弾性部材は、第2縁部側の端部が該鼻側突出領域の第2縁部で終端している、マスク。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記縦方向における前記鼻側突出領域の長さは、該縦方向における前記本体領域の上端と下端との間の長さに対して5%以上35%以下である、請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記本体領域は、前記幅方向において前記中央シール部から前記耳掛け領域に達する前記弾性部材のうち、前記マスクの最も上端側に位置する本体トップ弾性部材と、前記マスクの最も下端側に位置する本体ボトム弾性部材とを有しており、
前記本体領域は、前記本体トップ弾性部材と前記本体ボトム弾性部材との間に位置する中間領域を有しており、
前記鼻側突出領域は、前記中間領域よりも前記弾性部材の延びる方向の収縮量が大きい、請求項1又は2に記載のマスク。
【請求項4】
前記鼻側突出領域と前記中間領域とは、前記弾性部材の伸長率又は収縮応力が異なっている、請求項3に記載のマスク。
【請求項5】
前記伸縮性シートは、第1シート及び第2シートを含み、
第1シートと第2シートとは、前記弾性部材を挟んで該弾性部材の両側に位置し且つ該弾性部材が延びる方向に沿って間隔を置いて形成された複数の融着部によって接合されており、
前記弾性部材は、該弾性部材を挟んで該弾性部材の両側に位置する前記融着部、第1シート、及び第2シートによって画成された空間において、該弾性部材の表面と第1シート及び第2シートとの摩擦によって両シート間に固定されており、
前記弾性部材の収縮によって、マスクの外面及び内面のいずれか一方又は両方に凹凸形状が形成されている、請求項1~4の何れか1項に記載のマスク。
【請求項6】
前記本体領域は、前記幅方向において前記中央シール部から前記耳掛け領域に達する前記弾性部材のうち、前記マスクの最も上端側に位置する本体トップ弾性部材と、前記マスクの最も下端側に位置する本体ボトム弾性部材とを有しており、
前記本体領域は、前記本体トップ弾性部材と前記本体ボトム弾性部材との間に位置する中間領域を有しており、
前記鼻側突出領域と前記中間領域とは、前記弾性部材の延びる方向の融着部の間隔によって、前記弾性部材の延びる方向の収縮量が異なっている、請求項5に記載のマスク。
【請求項7】
前記本体領域は、前記幅方向において前記中央シール部から前記耳掛け領域に達する前記弾性部材のうち、前記マスクの最も上端側に位置する本体トップ弾性部材と、前記マスクの最も下端側に位置する本体ボトム弾性部材とを有しており、
前記本体領域は、前記本体トップ弾性部材と前記本体ボトム弾性部材との間に位置する中間領域を有しており、
前記鼻側突出領域と前記中間領域とは、前記弾性部材に直交する方向の融着部の間隔によって、該弾性部材の延びる方向の収縮量が異なっている、請求項5又は6に記載のマスク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は顔に装着するマスクに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
使用者の口や鼻を覆うマスクとして、例えば不織布等のシート状物により形成されるマスク本体部と耳掛け部とを有する立体マスクが知られている。マスクの効果としては、ホコリ、塵、ウイルス、及び花粉等の異物が外部から口腔内又は鼻腔内に侵入することを防止する効果が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、左側部分及び右側部分を重ね合わせて幅方向中央で接合し、左側部分と右側部分との間を広げてその間の部分を口元や鼻にあてがうポケット型のマスクが提案されている。
【0004】
特許文献2には、1枚のシートで一体的に形成したマスクであって、マスク本体部の横方向における伸縮性を、耳掛け部の伸縮性よりも低くして、マスク内の口元や鼻孔に広い空間を得ることができるものが提案されている。斯かるマスクは、耳掛け部が緊張状態になると、マスク本体部が左右に引張られて口元や鼻孔に密着するため息苦しくなるという課題を解決するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平07-275384号公報
特開平09-149945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1及び2に記載の技術によっては、マスク装着時に、マスクと鼻との間に隙間が生じ、上述のマスクの効果が不十分になることがあった。
【0007】
したがって本発明は、マスク装着時に、マスクと鼻との間の隙間を抑制し得るマスクに関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、鼻部、口元及び顎部を含む顔面を覆う本体領域と、該本体領域を身体に係止するための耳掛け領域とを備え、幅方向と該幅方向と直交する縦方向を有し、左側シート部と右側シート部とが接合された中央シール部を有するマスクに関する。
一実施形態として、前記マスクは、少なくとも前記本体領域は、2枚以上のシート及びシート間に配された複数本の弾性部材を有する伸縮性シートを含んで構成されていることが好ましい。
一実施形態として、前記幅方向は、前記弾性部材に沿う方向であることが好ましい。
一実施形態として前記本体領域は、鼻部を覆うように配される鼻側突出領域を有し、該鼻側突出領域は、前記中央シール部側の第1縁部、及び該第1縁部とは反対側の第2縁部を有しており、該鼻側突出領域における前記弾性部材は、第2縁部側の端部が該鼻側突出領域の第2縁部で終端していることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明のマスクによれば、マスク装着時に、マスクと鼻との間の隙間を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明のマスクの好ましい一実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1に示すマスクの平面図である。
図3は、図1に示すマスクの分解斜視図である。
図4は、図1に示すマスクの装着状態を示す図であって、該マスクを上方から視た斜視図である。
図5は、本発明に係る伸縮性シートの一実施形態を示す一部破断平面図である。
図6は、図5に示す伸縮性シートにおける融着部どうし間の部分を拡大して示す拡大平面図である。
図7は、図5に示す伸縮性シートが弛緩した状態を示す斜視図である。
図8は、図5本発明に係る伸縮性シートの別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図9は、本発明に係る図5伸縮性シートの別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図10は、本発明のマスクの別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図11は、本発明のマスクのさらに別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図12は、本発明のマスクのさらに別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図13は、本発明のマスクのさらに別の実施形態を模式的に示す平面図である。
図14は、比較例1に係るマスクの図2相当図である。
図15は、実施例1及び比較例1のマスクを装着した状態の隙間面積を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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