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公開番号2025078240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190669
出願日2023-11-08
発明の名称マッサージ具
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類A61H 7/00 20060101AFI20250513BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】マッサージ効果を高めることが可能なマッサージ具に関する。
【解決手段】発熱体を収容可能な収容空間を有するハウジング部と、ハウジング部に立設された複数の突起部と、収容空間内に空気を流入させる空気流入孔とを備え、突起部は、該突起部の先端部に形成された蒸気放出孔と、該蒸気放出孔とハウジング部の収容空間とを連通させる流路とを有しており、空気流入孔は、複数の突起部間に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発熱体を収容可能な収容空間を有するハウジング部と、
前記ハウジング部に立設された複数の突起部と、
前記収容空間内に空気を流入させる空気流入孔と
を備え、
前記突起部は、該突起部の先端部に形成された蒸気放出孔と、該蒸気放出孔と前記ハウジング部の前記収容空間とを連通させる流路とを有しており、
前記空気流入孔は、前記複数の突起部間に形成されている
マッサージ具。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ハウジング部に収容される発熱体を更に備え、
前記発熱体は、前記空気流入孔から流入される空気と接触することにより、蒸気を発生するように構成されており、
前記突起部は、前記発熱体から発生される蒸気を放出するよう構成されている
請求項1に記載のマッサージ具。
【請求項3】
前記ハウジング部の前記突起部が立設された面は、前記突起部の突出方向に向けて湾曲する曲面状に形成されている
請求項1又は2に記載のマッサージ具。
【請求項4】
前記突起部の先端部から基端部までの長さは、2mm以上である
請求項1~3のいずれか1項に記載のマッサージ具。
【請求項5】
前記複数の突起部のそれぞれにおいて、前記蒸気放出孔の合計面積は、8mm

以上15mm

以下である
請求項1~4のいずれか1項に記載のマッサージ具。
【請求項6】
前記突起部は、
前記ハウジング部の前記突起部が立設された面から前記突起部の突出方向に向けて延出する円筒状の大径突起部と、
前記大径突起部の先端面から前記突起部の突出方向に向けて延出する小径突起部と
を有しており、
前記蒸気放出孔は、前記大径突起部の先端面に形成されている
請求項1~5のいずれか1項に記載のマッサージ具。
【請求項7】
前記大径突起部は、先端面に向けて径が縮小して形成されている
請求項6に記載のマッサージ具。
【請求項8】
前記大径突起部の先端面は、前記突起部の突出方向とは反対方向に向けて湾曲する曲面状に形成されている
請求項6又は7に記載のマッサージ具。
【請求項9】
前記ハウジング部の前記突起部が立設された面を前記収容空間側から視た状態において、前記流路の投影面積の合計は、前記空気流入孔の投影面積の合計に対して、0.7以上5以下である
請求項1~8のいずれか1項に記載のマッサージ具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マッサージ具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複数の突起部を備えるマッサージ具が知られている(特許文献1等)。特許文献1に記載のマッサージ具も含め、従来のマッサージ具では、突起部が使用者の身体の一部に押し当てられることにより、又は、突起部が使用者の身体の一部に押し当てられた状態でマッサージ具が揺動されることにより、使用者の身体の一部を刺激して血行を促進させ、例えば、疲労回復効果や美容効果を与えることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-202172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、使用者の身体の一部を温めながら突起部で刺激を与えることにより、マッサージ効果を更に高めることができることを見出した。
【0005】
本発明は、マッサージ効果を高めることが可能なマッサージ具に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るマッサージ具は、発熱体を収容可能な収容空間を有するハウジング部と、前記ハウジング部に立設された複数の突起部と、前記収容空間内に空気を流入させる空気流入孔とを備え、前記突起部は、該突起部の先端部に形成された蒸気放出孔と、該蒸気放出孔と前記ハウジング部の前記収容空間とを連通させる流路とを有しており、前記空気流入孔は、前記複数の突起部間に形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のマッサージ具によれば、マッサージ効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るマッサージ具を示す斜視図である。
本実施形態に係るマッサージ具を示す分解図である。
本実施形態に係るマッサージ具を示す概略断面図である。
本実施形態に係る突起部を示す概略断面図である。
本実施形態に係る底面部を突起部側から視た状態を示す図である。
本実施形態に係る底面部を収容空間側から視た状態を示す図である。
本実施形態に係る発熱体を示す平面図である。
図7のA-A’線に沿った概略断面図である。
水蒸気発生シートを示す概略断面図である。
本実施形態に係るマッサージ具の使用状態を示す図である。
変形例に係るマッサージ具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
【0010】
[マッサージ具の全体構成]
本実施形態に係るマッサージ具1は、使用者の身体の一部、例えば、頭、顔及び肩等をマッサージするために用いられるマッサージ具である。具体的には、図1~図3に示すように、マッサージ具1は、発熱体40を収容可能な収容空間13を有するハウジング部10と、ハウジング部10に立設された複数の突起部20と、収容空間13内に空気を流入させる空気流入孔30と、ハウジング部10に収容される発熱体40とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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