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公開番号
2025047912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156699
出願日
2023-09-22
発明の名称
通信システム
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20250327BHJP(計算;計数)
要約
【課題】認証手段を持っていない携帯端末装置と、認証手段となる機能を持った外部のデバイスとの間でデータ通信を行う前に認証に特化した認証情報の交換処理を実施し、本人確認が完了した場合にのみデータ通信を行うことを許可する。
【解決手段】携帯端末装置100からの通信インターフェース装置200を経由する第1の通信手段を用いた接続要求に応じて、外部装置が有する撮像手段302を用いて撮像した認証用画像を取得して、取得した画像と携帯端末装置100が持つ顔認証情報に基づいて顔認証を行う顔認証手段103を備え、通信インターフェース装置200は、顔認証手段103による認証が成功した場合、携帯端末装置100と情報処理装置300との間の通信を許可し、携帯端末装置100は、第1の通信手段とは異なる、情報処理装置300と直接的に通信を行うことができる第2の通信手段により情報処理装置300との通信を開始する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯端末装置と、
前記携帯端末装置と通信を行う通信インターフェース装置と、
前記通信インターフェース装置を経由して前記携帯端末装置とデータを送受信する情報処理装置を含む通信システムであって、
前記携帯端末装置からの前記通信インターフェース装置を経由する第1の通信手段を用いた接続要求に応じて、外部装置が有する撮像手段を用いて撮像した認証用画像を取得して、取得した画像と前記携帯端末装置が持つ顔認証情報に基づいて顔認証を行う顔認証手段を備え、
前記通信インターフェース装置は、
前記顔認証手段による認証が成功した場合、前記携帯端末装置と前記情報処理装置との間の通信を許可し、
前記携帯端末装置は、前記第1の通信手段とは異なる、前記情報処理装置と直接的に通信を行うことができる第2の通信手段により、前記情報処理装置との通信を開始することを特徴とする通信システム。
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【請求項2】
前記第1の通信手段と前記第2の通信手段は、物理的に同じ通信インターフェースであり、
前記顔認証手段は、前記第1の通信手段により前記携帯端末装置と前記通信インターフェース装置との間で暗号鍵を用いた認証が完了すると前記顔認証を実行し、
前記顔認証が成功すると、前記携帯端末装置は、前記第1の通信手段と同じ通信インターフェースを用いたVPN接続を実施したものを前記第2の通信手段として通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第1の通信手段は認証を用いないオープンなネットワークを使用した通信であり、
前記第2の通信手段は前記携帯端末装置と前記通信インターフェース装置との間で通信を行うためのプライベートなネットワークであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記外部装置が有する前記撮像手段は、前記通信インターフェース装置や前記情報処理装置とネットワーク接続されたネットワークカメラであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項5】
前記携帯端末装置が前記通信インターフェース装置を経由して前記情報処理装置から取得する認証用画像は動画像であり、ストリーミングされた動画像により前記顔認証手段による認証処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項6】
前記携帯端末装置は、前記顔認証情報を保持する顔認証情報保持手段と前記顔認証手段を有し、
前記顔認証が成功した場合に前記通信インターフェース装置に対し認証成功通知を送信し、
前記通信インターフェース装置は、前記認証成功通知に基づき前記第2の通信手段による通信を行うことを許可することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項7】
前記通信インターフェース装置は、前記携帯端末装置と同一の筐体に内包されていることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項8】
前記携帯端末装置の位置情報を取得する携帯端末位置情報取得手段と、
前記撮像手段の位置情報を取得する撮像部位置情報取得手段と
を備え、
前記携帯端末位置情報取得手段によって取得した位置情報と、前記撮像部位置情報取得手段によって取得した位置情報が、一定の範囲内にある場合に前記顔認証手段による認証処理を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末装置と、携帯端末装置と通信を行う通信インターフェース装置と、通信インターフェース装置を経由して携帯端末装置が所持するデータ等を相互に送受信する対象となる情報処理装置を含む通信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無線LAN、Bluetooth(登録商標)といった無線通信技術が広く普及しており、端末の操作者がネットワークにアクセスすることを許可されたユーザー本人であるかを確認するための本人認証には、指紋や静脈といった生体認証や顔認証などがある。通信時にこれらの認証を実施する技術として例えば、以下の特許文献1や特許文献2に示されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5429905号公報
特許第5871068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の方法では、情報処理装置に備えられた生体情報を用いて行う複数の認証手段から使用環境に応じて適切な認証手段を起動させるものであり、情報処理装置の持つ認証情報と情報処理装置に備えられた認証手段を用いて認証処理を実施するが、認証手段の選択範囲としては情報処理装置に備えられた認証手段に限定したものである。
【0005】
特許文献2の方法では、携帯端末の有する撮像機能を利用して取得したユーザーの顔を含む撮像画像を中継装置に無線通信を使用して出退勤管理装置に送り、出退勤管理装置の抽出部によって特徴点データを抽出し出退勤情報記憶部に記憶することで認証に相当する処理を実施するものであるが、携帯端末には認証情報を持っていないため携帯端末の操作者を認証することにより携帯端末の通信や操作等を制限することはできない。
【0006】
携帯端末装置には生体情報を用いて行う認証手段を持っていない場合がある。携帯端末装置に認証に必要になる認証情報を持っていたとしても、操作者を撮影できる内向きのカメラ(インカメラ)を備えていない場合に生体認証の手段として顔認証を行うことができない。
【0007】
このような携帯端末装置で顔認証をしたい場合、無線通信でカメラを持った外部のデバイスに接続し、撮像画像を取得することが考えられる。
【0008】
一方、携帯端末装置のセキュリティを考えたとき、操作者が本人であることを確認し本人認証ができた後に無線通信によるデータ通信ができるようになることが理想である。
【0009】
本発明の目的は、生体情報を用いて行う認証手段を持っていない携帯端末装置と、認証手段となる機能を持った外部のデバイスとの間でデータ通信を行う前に認証に特化した認証情報の交換処理を実施し、本人確認が完了した場合にのみデータ通信を行うことを許可する携帯端末装置の制御方法および、認証システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る通信システムは、上記の課題を解決するため、
携帯端末装置と、
前記携帯端末装置と通信を行う通信インターフェース装置と、
前記通信インターフェース装置を経由して前記携帯端末装置とデータを送受信する情報処理装置を含む通信システムであって、
前記携帯端末装置からの前記通信インターフェース装置を経由する第1の通信手段を用いた接続要求に応じて、外部装置が有する撮像手段を用いて撮像した認証用画像を取得して、取得した画像と前記携帯端末装置が持つ顔認証情報に基づいて顔認証を行う顔認証手段を備え、
前記通信インターフェース装置は、
前記顔認証手段による認証が成功した場合、前記携帯端末装置と前記情報処理装置との間の通信を許可し、
前記携帯端末装置は、前記第1の通信手段とは異なる、前記情報処理装置と直接的に通信を行うことができる第2の通信手段により、前記情報処理装置との通信を開始することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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