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公開番号
2025064176
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173722
出願日
2023-10-05
発明の名称
日誌作成支援システム
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
G06Q
10/10 20230101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約
【課題】離着陸記録や整備記録を含む日誌を作成する際の煩雑さを解消し、正確且つ信頼性の高い日誌の作成に寄与する日誌作成支援システムを提供する。
【解決手段】日誌作成支援システムにおいて、機体1は、機体1毎に異なる個体識別情報が記憶された個体識別標識3を備え、管理装置2は、前記個体識別標識3から前記個体識別情報を非接触で検出する情報検出手段と、前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時を出力する日時検出手段と、前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時における前記管理装置2の位置情報を、複数の測位衛星16からの信号を組み合わせることで検出する位置検出手段と、前記情報検出手段で検出した個体識別情報、その検出日時及び前記管理装置2の位置情報を紐づけた管理データを保存する管理データ保存手段と、前記管理データが体系的に表示された日誌を出力する編集手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機体と、前記機体を管理する携帯式の管理装置を備える日誌作成支援システムであって、
前記機体は、機体毎に異なる個体識別情報が記憶された個体識別標識を備え、
前記管理装置は、
前記個体識別標識から前記個体識別情報を非接触で検出する情報検出手段と、
前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時を出力する日時検出手段と、
前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時における前記管理装置の位置情報を検出する位置検出手段と、
前記情報検出手段で検出した個体識別情報、その検出日時及び前記管理装置の位置情報を紐づけた管理データを保存する管理データ保存手段と、
前記管理データが体系的に表示された日誌を出力する編集手段と、
を備え、
前記管理データ保存手段は、
離陸時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を離陸日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を離陸位置として保存し、
着陸時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を着陸日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を着陸位置として保存し、
整備時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を整備日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を整備位置として保存することを特徴とする日誌作成支援システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記管理装置は、各管理装置を携帯する操縦者固有の操縦者識別情報、若しくは各操縦者に割り当てられた管理装置固有の端末識別情報、又は各管理装置を携帯する整備者固有の整備者識別情報、若しくは各整備者に割り当てられた管理装置固有の端末識別情報を備え、
前記管理データ保存手段は、前記操縦者識別情報、整備者識別情報又は端末識別情報と、前記個体識別情報と、前記位置情報と、それらの検出日時と、を紐づけた管理データとして保存することを特徴とする請求項1に記載の日誌作成支援システム。
【請求項3】
前記管理装置は、
操縦者毎の操縦資格又は整備者毎の整備資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、
操縦者が機体又は飛行目的の操縦資格を有しているか否か、又は整備者が機体の整備資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、
操縦者が機体又は飛行目的の操縦資格を有していない場合、又は整備者が機体の整備資格を有していない場合に警報を出力する警告手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の日誌作成支援システム。
【請求項4】
前記管理装置は、
操縦者毎の操縦資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、
操縦者が目視外飛行の操縦資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、
操縦者が目視外飛行の操縦資格を有しておらず、且つその機体にプログラムされた飛行領域が地図情報の地形情報に照らして操縦者から目視不能な空域を飛行する様に設定されている場合に警報を出力する警告手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の日誌作成支援システム。
【請求項5】
前記管理装置は、
操縦者毎の操縦資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、
操縦者が夜間の操縦資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、
前記日時検出手段が出力した検出日時に照らして夜間飛行に当たるか否かを検証する昼夜判別手段と、
操縦者が夜間の操縦資格をおらず、且つ日時検出手段から出力された日時が夜間に当たる場合に警報を出力する警告手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の日誌作成支援システム。
【請求項6】
前記管理装置は、
飛行制限空域を特定するエリア情報を具備するデータベースと、
前記飛行制限空域に前記離陸位置の位置情報が含まれているか否かを検証する飛行空域検証手段と、
前記飛行制限空域に前記離陸位置の位置情報が含まれている場合に警報を出力する警告手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の日誌作成支援システム。
【請求項7】
前記警告手段から出力された警報を前記管理データとして日誌に表示することを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の日誌作成支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型ヘリコプターなどの飛行体の離着陸記録や整備記録を含む日誌の作成を効率化し、正確な記録を支援するシステムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
今日、様々な産業分野において、ドローンと呼ばれる飛行体が広く活用されている。それは、例えば、農業にあっては農薬や肥料などの散布(例えば、特許文献1参照。)、測量、気象観測又はメディア制作や報道を目的とした取材撮影などである。
準天頂衛星システムやRTK-GPS(Real Time Kinematic - Global Positioning System)などの技術が発展したことにより、飛行中に自機の絶対位置を正確に知ることができるようになり、様々な目的での運用における成果の精度が飛躍的に高まっている他、各種センサを併用することで、人手によらない自律飛行の適用範囲も飛躍的に広がっている。
【0003】
一方で、ドローンの規模や飛行空域も多様化し、落下事故に留意した安全対策がより重要となっている。
安全対策としては、ドローンの整備、飛行時間の管理、操縦者の技能管理又は飛行空域の管理などが挙げられ、飛行日誌や整備日誌の完備の重要性がより高まっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-120151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、飛行時間の管理、操縦者の技能管理、又は飛行空域の管理を行う際に用いられる飛行日誌の作成、及び機体の整備点検の管理を行う際に用いられる整備日誌の作成は、飛行の度又は整備の度に要請される作業であることもあって極めて煩雑であり、且つ正確性や信頼性が求められる。そして、飛行日誌及び整備日誌(以下、「日誌」と記す。)の作成は、操縦者又は整備者の成りすましや、飛行データ又は整備データの改ざんの恐れもあるため、作成された日誌は、厳重に管理される必要がある。
従来の手入力や手書きによる飛行データや整備データの記録方法では、作業に手間や時間がかかるのみならず、誤入力や誤記入の虞が高く、正確な日誌の作成が難しいという問題があった。特に、手書きの日誌は、記入漏れや手書き特有の誤報(書き間違いや読み間違いなど)が発生する可能性があり、これは安全性を確保し制度上の要件を満たす上で深刻な問題となっている。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、離着陸記録や整備記録を含む日誌を作成する際の煩雑さを解消し、正確で且つ信頼性の高い日誌の作成に寄与する日誌作成支援システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべくなされた本発明による日誌作成支援システムは、機体と、前記機体を管理する携帯式の管理装置を備える日誌作成支援システムであって、前記機体は、機体毎に異なる個体識別情報が記憶された個体識別標識を備え、前記管理装置は、前記個体識別標識から前記個体識別情報を非接触で検出する情報検出手段と、前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時を出力する日時検出手段と、前記情報検出手段による前記個体識別情報の検出日時における前記管理装置の位置情報を検出する位置検出手段と、前記情報検出手段で検出した個体識別情報、その検出日時及び前記管理装置の位置情報を紐づけた管理データ(飛行データ又は整備データ)を保存する管理データ保存手段と、前記管理データが体系的に表示された日誌(飛行日誌又は整備日誌)を出力する編集手段と、を備え、前記管理データ保存手段は、離陸時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を離陸日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を離陸位置として保存し、着陸時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を着陸日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を着陸位置として保存し、整備時に前記情報検出手段により前記個体識別情報を検出した検出日時を整備日時とし、その時の前記管理装置の位置情報を整備位置として保存することを特徴とする。
【0008】
前記管理装置は、各管理装置を携帯する操縦者固有の操縦者識別情報、若しくは各操縦者に割り当てられた管理装置固有の端末識別情報、又は各管理装置を携帯する整備者固有の整備者識別情報、若しくは各整備者に割り当てられた管理装置固有の端末識別情報を備え、前記管理データ保存手段は、前記操縦者識別情報、整備者識別情報又は端末識別情報と、前記個体識別情報と、前記位置情報と、それらの検出日時と、を紐づけた管理データとして保存する構成を採ることができる。
【0009】
その他、前記管理装置は、操縦者毎の操縦資格又は整備者毎の整備資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、操縦者が機体又は飛行目的の操縦資格を有しているか否か、又は整備者が機体の整備資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、操縦者が機体又は飛行目的の操縦資格を有していない場合、又は整備者が機体の整備資格を有していない場合に警報を出力する警告手段を備える構成、操縦者毎の操縦資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、操縦者が目視外飛行の操縦資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、操縦者が目視外飛行の操縦資格を有しておらず、且つその機体にプログラムされた飛行領域が地図情報の地形情報に照らして操縦者から目視不能な空域を飛行する様に設定されている場合に警報を出力する警告手段を備える構成、操縦者毎の操縦資格を特定する資格情報を具備するデータベースと、操縦者が夜間の操縦資格を有しているか否かを検証する資格検証手段と、前記日時検出手段が出力した検出日時に照らして夜間飛行に当たるか否かを検証する昼夜判別手段と、操縦者が夜間の操縦資格をおらず、且つ日時検出手段から出力された日時が夜間に当たる場合に警報を出力する警告手段を備える構成、又は飛行制限空域を特定するエリア情報を具備するデータベースと、前記飛行制限空域に前記離陸位置の位置情報が含まれているか否かを検証する飛行空域検証手段と、前記飛行制限空域に前記離陸位置の位置情報が含まれている場合に警報を出力する警告手段を備える構成を採ることができる。
【0010】
更に、前記警告手段から出力された警報を前記管理データとして日誌に表示する構成が採られた日誌作成支援システムとすることもできる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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