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公開番号2025074732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185737
出願日2023-10-30
発明の名称通信装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/00 20060101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約【課題】2つの通信ポートのいずれかの通信ポートの通信エラーが検出された場合にも通信できるようにする。
【解決手段】通信装置は、USB Type-Cケーブルが接続部に接続された場合に、接続部に接続されたUSB Type-Cケーブルを介して通信するための制御を行う制御手段を有し、接続部に接続されているUSB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第1の向きである場合には、第1の通信ポートを用いた通信を開始し、第1の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて第2の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行い、接続部に接続されているUSB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第2の向きである場合には、第2の通信ポートを用いた通信を開始し、第2の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて第1の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
USB Type-Cケーブルが接続される接続部と、
前記USB Type-Cケーブルが前記接続部に接続された場合に、前記接続部に接続された前記USB Type-Cケーブルを介して、外部機器と通信するための制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第1の向きである場合には、第1の通信ポートを用いた通信を開始し、前記第1の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて第2の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行い、
前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第2の向きである場合には、前記第2の通信ポートを用いた通信を開始し、前記第2の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて前記第1の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行うことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記通信のエラーが検出されたこと応じて、第3の通信ポートを用いて、通信経路の切替依頼を前記外部機器に送信するように制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1の通信ポートを用いた前記通信のエラーが検出され、かつ、前記外部機器から通信経路の切替依頼を受信した場合には、前記第2の通信ポートを用いた通信を開始し、前記第2の通信ポートを用いた通信のエラーが検出され、かつ、前記外部機器から通信経路の切替依頼を受信した場合には、前記第1の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記第1の通信ポートは、Tx1/Rx1ポートであり、
前記第2の通信ポートは、Tx2/Rx2ポートであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信は、USB3.2 Gen1×1、又は、USB3.2 Gen2×1の通信であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
USB Type-Cケーブルが接続される接続部と、
前記USB Type-Cケーブルが前記接続部に接続された場合に、前記接続部に接続された前記USB Type-Cケーブルを介して、外部機器と通信するための制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第1の向きである場合には、第1の通信ポートを用いた第1の通信を開始するとともに前記第1の通信ポートを用いた前記第1の通信と並列で、第2の通信ポートを用いた第2の通信を開始し、前記第1の通信ポートを用いた第1の通信のエラーが検出された場合には、前記第2の通信ポートを用いた前記第1の通信を開始するように制御を行い、
前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第2の向きである場合には、前記第2の通信ポートを用いた前記第1の通信を開始するとともに前記第2の通信ポートを用いた第1の通信と並列で、前記第1の通信ポートを用いた前記第2の通信を開始し、前記第2の通信ポートを用いた前記第1の通信のエラーが検出された場合には、前記第1の通信ポートを用いた前記第1の通信を開始するように制御を行うことを特徴とする通信装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第1の通信ポート又は前記第2の通信ポートを用いた前記第2の通信のエラーが検出された場合には、前記第2の通信を停止し、その代替として、前記第1の通信と並列で、第3の通信ポートを用いた第3の通信を開始するように制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1の通信は、DisplayPortの通信であり、
前記第2の通信は、USB3.2 Gen1×1、又は、USB3.2 Gen2×1の通信であることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
【請求項9】
前記第1の通信ポートは、Tx1/Rx1ポートであり、
前記第2の通信ポートは、Tx2/Rx2ポートであり、
前記第3の通信ポートは、D+/D-ポートであることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項10】
前記第1の通信は、DisplayPortの通信であり、
前記第2の通信は、USB3.2 Gen1×1、又は、USB3.2 Gen2×1の通信であり、
前記第3の通信は、USB2.0の通信であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置、通信システム及び通信装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
USB Type-Cのケーブルは、表裏反転の接続が可能な構成となっており、USB3.2 Gen1×1、及び、USB3.2 Gen2×1の通信のため、Tx1/Rx1とTx2/Rx2の2組のレーンが用意されている。USB3.2 Gen1×1、及び、USB3.2 Gen2×1の通信は、ケーブルが接続された向きに応じて、Tx1/Rx1とTx2/Rx2のいずれかを用いて行われる。
【0003】
USB Type-CのTx1/Rx1とTx2/Rx2のポートは、コネクタの長手方向の両端付近に配置されているため、コネクタの挿入が若干斜めになった場合にTx1/Rx1とTx2/Rx2のレーンの何れかが接触不良となる。これにより、USB3.2 Gen1×1、又は、USB3.2 Gen2×1の通信障害が発生することがある。
【0004】
特許文献1には、信号端子の電圧の立ち上がりのタイミングからUSB Type-Cコネクタの接続異常を検出し、VBUS電源給電をオフする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-29451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1は、端子間の短絡障害を検出した場合にVBUS電源をオフし、USB通信を無効にするものである。しかし、特許文献1は、Tx1/Rx1又はTx2/Rx2の高速差動レーンの接続不良によるUSB3.2 Gen1×1、及び、USB3.2 Gen2×1等の高速差動レーンの通信障害を改善することはできない。
【0007】
本開示の目的は、2つの通信ポートのいずれかの通信ポートの通信エラーが検出された場合にも通信できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
通信装置は、USB Type-Cケーブルが接続される接続部と、前記USB Type-Cケーブルが前記接続部に接続された場合に、前記接続部に接続された前記USB Type-Cケーブルを介して、外部機器と通信するための制御を行う制御手段とを有し、前記制御手段は、前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第1の向きである場合には、第1の通信ポートを用いた通信を開始し、前記第1の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて第2の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行い、前記接続部に接続されている前記USB Type-Cケーブルの接続の向きが、表裏の向きのうちの第2の向きである場合には、前記第2の通信ポートを用いた通信を開始し、前記第2の通信ポートを用いた通信のエラーが検出されたことに応じて前記第1の通信ポートを用いた通信を開始するように制御を行う。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、2つの通信ポートのいずれかの通信ポートの通信エラーが検出された場合にも通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
通信システムの構成例を示す図である。
通信ポートの選択を説明するための図である。
通信ポートの選択処理を示すフローチャートである。
通信システムの構成例を示す図である。
通信ポートの選択を説明するための図である。
通信ポートの選択処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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