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公開番号
2025092118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207791
出願日
2023-12-08
発明の名称
光学装置及び撮像システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250612BHJP(光学)
要約
【課題】小型化を実現した光学装置を提供する。
【解決手段】4A群鏡筒122と、ガイド部材123a及びガイド部材123bと、ラックバネ132とを有するレンズ鏡筒10であって、4A群鏡筒122は、直進案内部122Gと、回転規制部122dとを備え、ガイド部材123aに摺動する直進案内部122Gの摺動面122jは、ラックバネ132が4A群鏡筒122に及ぼす第1の力F1と回転規制部122dがガイド部材123bから受ける第2の力F2との合力F3の反力方向へ、第1の軸の中心から引いた直線Lとガイド部材123aの外周面との交点Bから第1の軸を中心に±90度の範囲に存在し、直進案内部122Gは、光軸方向に見て摺動面122jを含まない範囲で切り欠き部122eを有し、ガイド部材123aの一部は、光軸方向に見て切り欠き部122eに存在し、ガイド部材123aは、光軸直交方向に見て直進案内部122Gと重なる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の移動レンズ群を保持する第1の保持部材と、
前記第1の保持部材を光軸方向へ案内する第1の案内部材及び第2の案内部材と、
前記第1の保持部材を前記光軸方向へ駆動する第1の駆動部と、
前記第1の駆動部の駆動力を前記第1の保持部材に伝達する第1の連結部材と、
前記第1の保持部材と前記第1の駆動部とを付勢及び前記第1の保持部材と前記第1の案内部材とを付勢する第1の付勢部材とを有する光学装置であって、
前記第1の保持部材は、前記第1の案内部材に当接し光軸と平行な第1の軸に沿って案内される第1の直進案内部と、前記第2の案内部材に当接する第1の規制部とを備え、
前記第1の案内部材に対して摺動する前記第1の直進案内部の摺動面は、前記第1の付勢部材が前記第1の保持部材に及ぼす第1の力と前記第1の規制部が前記第2の案内部材から受ける第2の力との合力の反力方向へ、前記第1の軸の中心から引いた直線と前記第1の案内部材の外周面との交点から前記第1の軸を中心に±90度の範囲に存在し、
前記第1の直進案内部は、前記光軸方向に見て前記摺動面を含まない範囲で切り欠き部を有し、
前記第1の案内部材の一部又は他の部材は、前記光軸方向に見て前記切り欠き部に存在し、
前記第1の案内部材又は前記他の部材は、光軸直交方向に見て前記第1の直進案内部と重なるように配置されていることを特徴とする光学装置。
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【請求項2】
前記第1の直進案内部は、前記光軸方向に見て第1の接触点と第2の接触点とで前記第1の案内部材に当接し、
前記第1の接触点を含む前記第1の直進案内部の第1の摺動面と前記第2の接触点を含む前記第1の直進案内部の第2の摺動面は、光軸直交平面において各々の延長線が交差し、
前記第1の接触点は、前記第2の接触点より前記第1の駆動部の近くであって、前記交点から前記第1の案内部材の中心を軸に前記第1の駆動部に接近する方向へ90度の間に存在し、
又は、前記第2の接触点が前記交点から前記第1の案内部材の中心を軸に前記第1の駆動部から離隔する方向へ90度の間に存在することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
第2の移動レンズ群を保持する第2の保持部材と、
前記第2の保持部材を前記光軸方向へ駆動する第2の駆動部と、
前記第2の駆動部の駆動力を前記第2の保持部材に伝達する第2の連結部材とを更に有し、
前記第2の保持部材は、前記光軸方向へ案内される第2の直進案内部と、前記第1の案内部材に当接する第2の規制部とを備え、
少なくとも前記第1の保持部材と前記第2の保持部材が前記光軸方向において近接したとき、前記第2の規制部は、前記第1の直進案内部と前記第1の軸に直交する面で重複することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第2の保持部材と前記第2の駆動部とを付勢及び前記第2の保持部材と前記第2の案内部材とを付勢する第2の付勢部材を備え、
前記第2の直進案内部は、前記光軸方向に見て第3の接触点と第4の接触点とで前記第2の案内部材に当接し、
前記第3の接触点を含む前記第2の直進案内部の第3の摺動面と前記第4の接触点とを含む前記第2の直進案内部の第4の摺動面は、光軸直交平面において各々の延長線が交差することを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第1の規制部は、前記第2の案内部材に当接することによって、前記第1の案内部材の周りに前記第1の保持部材が回転することを防止することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
前記第2の規制部は、前記第1の案内部材に当接することによって、前記第1の案内部材の周りに前記第2の保持部材が回転することを防止することを特徴とする請求項3に記載の光学装置。
【請求項7】
前記第1の保持部材には、前記第1の保持部材が前記第2の案内部材から離隔することを規制する第3の規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項8】
前記第3の規制部は、前記第2の案内部材を固定した筒部材によって回転を係止することを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
【請求項9】
前記第3の規制部は、前記第2の案内部材によって回転を係止することを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9の何れか一項に記載の光学装置と、該光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光学装置及び撮像システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電気的な駆動手段を用いてレンズ群を移動する機構を有するレンズ鏡筒、及びそのレンズ鏡筒を備えた撮像装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、レンズ鏡筒の小型化のために、リニア超音波モータに連結する伝達部材のガタ取りと、レンズの保持部材とガイドバーのガタ取りを1つの付勢部材で実現した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-169960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成では、ガイドバーが嵌合する嵌合部がスリーブ穴(筒状)であり、周辺部材は筒状部を考慮して配置する必要があるため、更なる小型化が難しくなっている。
【0006】
本発明の目的は、小型化を実現した光学装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1の移動レンズ群を保持する第1の保持部材と、前記第1の保持部材を光軸方向へ案内する第1の案内部材及び第2の案内部材と、前記第1の保持部材を前記光軸方向へ駆動する第1の駆動部と、前記第1の駆動部の駆動力を前記第1の保持部材に伝達する第1の連結部材と、前記第1の保持部材と前記第1の駆動部とを付勢及び前記第1の保持部材と前記第1の案内部材とを付勢する第1の付勢部材とを有する光学装置であって、前記第1の保持部材は、前記第1の案内部材に当接し光軸と平行な第1の軸に沿って案内される第1の直進案内部と、前記第2の案内部材に当接する第1の規制部とを備え、前記第1の案内部材に対して摺動する前記第1の直進案内部の摺動面は、前記第1の付勢部材が前記第1の保持部材に及ぼす第1の力と前記第1の規制部が前記第2の案内部材から受ける第2の力との合力の反力方向へ、前記第1の軸の中心から引いた直線と前記第1の案内部材の外周面との交点から前記第1の軸を中心に±90度の範囲に存在し、前記第1の直進案内部は、光軸方向に見て前記摺動面を含まない範囲で切り欠き部を有し、前記第1の案内部材の一部又は他の部材は、前記光軸方向に見て前記切り欠き部に存在し、前記第1の案内部材又は前記他の部材は、光軸直交方向に見て前記第1の直進案内部と重なるように配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型化を実現した光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における撮像システム30の断面図である。
(A)実施例1における4A群鏡筒122と周辺部材の分解斜視図である。(B)別視点から見た4A群鏡筒122に周辺部材を組付けた構成の斜視図である。
実施例1における4A群鏡筒122に周辺部材を組付けた構成の正面図である。
実施例1における4A群鏡筒122に作用する力を示す正面図である。
図4に示されている破線の範囲Aの拡大図である。
(A)実施例1における4A群鏡筒122及び5群鏡筒127の配置を撮像面側から見た正面図である。(B)同配置の側面図である。
実施例1における4A群鏡筒122を3群ベース鏡筒120に組付けた構成を撮像面側から見た正面図である。
実施例1における直進案内部122Gの変形例1である直進案内部122Gの拡大図である。
実施例1における4A群鏡筒122の回転規制部122fの変形例2を示す撮像面側から見た正面図である。
実施例1における4A群鏡筒122の駆動手段の変形例3を示す斜視図である。
実施例1におけるガイド部材123aの変形例4を示す撮像面側から見た正面図である。
図11に示されている破線の範囲Aの拡大図である。
実施例2におけるレンズ鏡筒10の断面図である。
実施例2における4A群鏡筒122及び4B群鏡筒222と周辺部材の分解斜視図である。
(A)実施例2における4A群鏡筒122及び4B群鏡筒222に周辺部材を組付けた構成において、撮像面側から見た正面図である。(B)被写体側から見た正面図である。
図15(B)に示されている破線の範囲Cの拡大図である。
実施例2における4A群鏡筒122及び4B群鏡筒222を3群ベース鏡筒120に組付けた構成を撮像面側からみた正面図である。
(A)4A群鏡筒122と4B群鏡筒222との距離が最大の状態の時の図15の断面線E-Eにおける断面図である。(B)同距離が最小の状態の時の断面図である。
実施例2における4B群鏡筒222の直進案内部222Gの変形例5を示す拡大図である。
実施例2における4A群鏡筒122の駆動手段の変形例6を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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