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公開番号
2025056229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165679
出願日
2023-09-27
発明の名称
情報処理方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/04 20230101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オリジナルデータ全体の特徴を捉えた抽出データを得ることができる設定を見つけ出すことができる情報処理方法を提供する。
【解決手段】この情報処理方法は、オリジナルデータにおける相対度数分布を特徴量毎に算出する第1ステップ(S120)と、オリジナルデータの一部の期間のデータを切り出す複数の時間窓を設定する第2ステップ(S125)と、オリジナルデータからデータを切り出す第3ステップ(S130)と、抽出データにおける相対度数分布を算出する第4ステップ(S140)と、オリジナルデータにおける相対度数分布と抽出データにおける相対度数分布との誤差を算出する第5ステップ(S145)と、を含む。情報処理装置は、第1ステップを実行したあと、第2ステップから第5ステップまでの試行を複数の時間窓の設定を変更して繰り返し実行し、誤差が閾値未満になる複数の時間窓の設定を選定して出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された複数のセンサを用いて既定期間に亘って収集したオリジナルデータから一部のデータを抽出することによって、解析に用いるデータの量を少なくする情報処理方法であり、
情報処理装置が、前記オリジナルデータに含まれる複数の特徴量についての前記オリジナルデータにおける相対度数分布を前記特徴量毎に算出する第1ステップと、
前記情報処理装置が、全ての時間窓の期間を合計した期間が、前記既定期間よりも短くなるように、前記オリジナルデータの一部の期間のデータを切り出す複数の時間窓を設定する第2ステップと、
前記情報処理装置が、前記複数の時間窓によって前記オリジナルデータからデータを切り出す第3ステップと、
前記情報処理装置が、前記複数の時間窓によって切り出した全てのデータを結合した抽出データにおける前記相対度数分布を、前記特徴量毎に算出する第4ステップと、
前記情報処理装置が、前記オリジナルデータにおける前記相対度数分布と前記抽出データにおける前記相対度数分布との誤差を算出する第5ステップと、を含み、
前記情報処理装置が、前記第1ステップを実行したあと、前記第2ステップから前記第5ステップまでの試行を前記複数の時間窓の設定を変更して繰り返し実行し、前記誤差が閾値未満になる前記複数の時間窓の設定を選定して出力する情報処理方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記複数の特徴量は、車速と、傾斜角度と、加速度とを含み、
前記情報処理装置が、前記第1ステップにおいて、前記オリジナルデータにおける車速についての相対度数分布と、前記オリジナルデータにおける傾斜角度についての相対度数分布と、前記オリジナルデータにおける加速度についての相対度数分布とを算出し、
前記情報処理装置が、前記第4ステップにおいて、前記抽出データにおける車速についての相対度数分布と、前記抽出データにおける傾斜角度についての相対度数分布と、前記抽出データにおける加速度についての相対度数分布とを算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記情報処理装置が、前記オリジナルデータを一定の期間毎に区切った各区間のデータを、既定の数のクラスタに分類する機械学習であるクラスタリングを実行するステップを更に含み、
前記情報処理装置が、前記第2ステップにおいて、前記抽出データにおける各クラスタの比率と、前記オリジナルデータ全体における各クラスタの比率とが等しくなるように、前記複数の時間窓を設定する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記情報処理装置が、前記試行を行った前記時間窓の設定のうち、前記誤差が前記閾値以下になる前記時間窓の設定を全て選定して出力する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第5ステップにおいて、前記情報処理装置が、前記オリジナルデータの前記相対度数分布と前記抽出データの前記相対度数分布とにおける階級毎の相対度数の差である区間誤差をそれぞれ算出し、算出した各区間誤差に重みを乗じて調整を加えた上で、前記区間誤差の総和を前記誤差として算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は情報処理方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、解析用のオリジナルデータを圧縮することによってデータのサイズを小さくする情報処理装置が開示されている。解析用のオリジナルデータは、車両に搭載されたセンサを用いて既定期間に亘って収集したデータである。
【0003】
特許文献1に開示されている情報処理装置は、一定の車速に達した時点で取得したデータと、車速の変曲点の時点で取得したデータとを、オリジナルデータから抽出することによってデータを圧縮する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-108247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の情報処理装置は、車速のみに着目してデータを抽出している。そのため、上記の情報処理装置は、車速以外のデータの特徴に応じてデータを抽出することができない。オリジナルデータ全体の特徴を捉えた抽出データを得ることのできる情報処理方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための情報処理方法は、車両に搭載された複数のセンサを用いて既定期間に亘って収集したオリジナルデータから一部のデータを抽出することによって、解析に用いるデータの量を少なくする情報処理方法である。
【0007】
この情報処理方法は、情報処理装置が、前記オリジナルデータに含まれる複数の特徴量についての前記オリジナルデータにおける相対度数分布を前記特徴量毎に算出する第1ステップを含む。
【0008】
この情報処理方法は、前記情報処理装置が、全ての時間窓の期間を合計した期間が、前記既定期間よりも短くなるように、前記オリジナルデータの一部の期間のデータを切り出す複数の時間窓を設定する第2ステップを含む。
【0009】
この情報処理方法は、前記情報処理装置が、前記複数の時間窓によって前記オリジナルデータからデータを切り出す第3ステップを含む。
この情報処理方法は、前記情報処理装置が、前記複数の時間窓によって切り出した全てのデータを結合した抽出データにおける前記相対度数分布を、前記特徴量毎に算出する第4ステップを含む。
【0010】
この情報処理方法は、前記情報処理装置が、前記オリジナルデータにおける前記相対度数分布と前記抽出データにおける前記相対度数分布との誤差を算出する第5ステップを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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