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公開番号
2025076786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188645
出願日
2023-11-02
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
8/71 20180101AFI20250509BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ソフトウェアのバージョンの対応関係が整合しているか否かを判定する。
【解決手段】車両は、ソフトウェアが更新される複数のスレーブECUを備えている。スレーブECUは、バージョン番号、整合テーブルを記憶している。バージョン番号は、ソフトウェアのバージョンを示す数値であり、且つ、ソフトウェアが更新される度に大きくなる数値である。また、整合テーブルは、複数のスレーブECUについてのバージョン番号の組み合わせを規定している。スレーブECUは、スレーブECUに記憶されている現在のソフトウェアに対応するバージョン番号を複数のスレーブECUから取得する(S11)。スレーブECUは、取得した複数のバージョン番号の1つ以上が整合テーブルで規定されたバージョン番号よりも小さい場合に、複数のスレーブECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合していないと判定する(S12)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ソフトウェアが更新される複数のECUを備え、
複数の前記ECUのそれぞれは、当該ECUのソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応するバージョン番号と、当該ソフトウェアに対応する整合テーブルとを記憶しており、
前記バージョン番号は、当該バージョン番号に対応するソフトウェアのバージョンを示す数値であって、且つ、当該バージョン番号に対応するソフトウェアが更新される度に大きくなる数値であり、
前記整合テーブルは、複数の前記ECUに対してソフトフェアが正常に記憶されているときのソフトウェアのバージョンの対応関係を示す複数の前記ECUについての前記バージョン番号の組み合わせを規定しており、
前記ECUに記憶されている現在のソフトウェアに対応する前記バージョン番号を複数の前記ECUから取得することと、
取得した複数の前記バージョン番号、及び前記整合テーブルで規定された複数の前記バージョン番号を比較することと、
取得した複数の前記バージョン番号の1つ以上が前記整合テーブルで規定された前記バージョン番号よりも小さい場合に、複数の前記ECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合していないと判定することと、
を実行する
情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
更新システムは、サーバと、車両とを備えている。車両は、マスタECUと、複数のスレーブECUとを備えている。マスタECUは、複数のスレーブECUのソフトウェアの更新を実行する。具体的には、マスタECUは、サーバから新たなソフトウェアをダウンロードする。続いて、マスタECUは、スレーブECUに対して新たなソフトウェアをインストールする。そして、マスタECUは、スレーブECUに対して新たなソフトウェアのアクティベートを指示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-053358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような車両では、例えば一部のECUのデータが初期化されることなどに起因して当該ECUのソフトウェアがダウングレードすることがある。この場合、複数のECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合しないおそれがある。特許文献1の更新システムは、上記のように複数のECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合しなくなることについて何ら着目していない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための情報処理装置は、ソフトウェアが更新される複数のECUを備え、複数の前記ECUのそれぞれは、当該ECUのソフトウェアと、当該ソフトウェアに対応するバージョン番号と、当該ソフトウェアに対応する整合テーブルとを記憶しており、前記バージョン番号は、当該バージョン番号に対応するソフトウェアのバージョンを示す数値であって、且つ、当該バージョン番号に対応するソフトウェアが更新される度に大きくなる数値であり、前記整合テーブルは、複数の前記ECUに対してソフトフェアが正常に記憶されているときのソフトウェアのバージョンの対応関係を示す複数の前記ECUについての前記バージョン番号の組み合わせを規定しており、前記ECUに記憶されている現在のソフトウェアに対応する前記バージョン番号を複数の前記ECUから取得することと、取得した複数の前記バージョン番号、及び前記整合テーブルで規定された複数の前記バージョン番号を比較することと、取得した複数の前記バージョン番号の1つ以上が前記整合テーブルで規定された前記バージョン番号よりも小さい場合に、複数の前記ECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合していないと判定することと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
上記構成において、仮にECUのソフトウェアがダウングレードすると、ダウングレードした後のバージョン番号は、ダウングレードする前のバージョン番号に比べて小さくなる。上記構成によれば、取得した複数のバージョン番号の1つ以上が整合テーブルで規定されたバージョン番号よりも小さい場合、すなわち1つ以上のECUのソフトウェアがダウングレードした場合に、ソフトウェアのバージョンの対応関係が整合していないと判定される。これにより、例えば1つ以上のECUのソフトウェアがダウングレードすることで複数のECUについてのソフトウェアのバージョンの対応関係が整合しなくなっても、当該対応関係が整合していないと判定できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、更新システムの概略構成図である。
図2は、バージョン番号の変化を示す説明図である。
図3は、整合チェック制御を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<更新システムの概略構成>
以下、本発明の一実施形態を図1~図3にしたがって説明する。先ず、更新システムUSの概略構成について説明する。
【0009】
図1に示すように、更新システムUSは、複数の車両100を備えている。車両100としては、例えば、ユーザが所有する自動車である。なお、図1では、1つの車両100のみを代表して図示している。本実施形態において、車両100は、駆動源としてエンジン及びモータジェネレータを備える車両、いわゆるハイブリッド車両である。
【0010】
車両100は、マスタECU10、複数のスレーブECU20、DCM50、第1外部バス61、第2外部バス62、及びディスプレイ71を備えている。第1外部バス61は、マスタECU10及びDCM50を互いに通信可能に接続している。第2外部バス62は、マスタECU10及び複数のスレーブECU20を互いに通信可能に接続している。なお、「ECU」は、Electronic Control Unitの略称である。また、「DCM」は、Data Communication Moduleの略称である。
(【0011】以降は省略されています)
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