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公開番号2025070226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180387
出願日2023-10-19
発明の名称表示装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 35/21 20240101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】簡易な構成で、視力の異なる各ユーザに最適な表示態様の画像を表示するとともに、その表示態様を維持することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載される表示装置は、視度調整モード判定処理S3を実行することで、車両に搭乗するユーザの視力に応じて画像の出力調整を行う視度調整モードを選択可能に構成されている。表示装置1は、視度調整モードが選択された場合に、設定変更処理S5を実行してユーザの視力に応じた画像の表示態様の設定変更を受け付けるとともに、ユーザ設定記憶処理S6を実行して設定変更後の表示態様を記憶装置に記憶させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される表示装置であって、
前記車両に搭乗するユーザの視力に応じて画像の出力調整を行う視度調整モードを選択可能に構成され、
前記視度調整モードが選択された場合に、前記ユーザの視力に応じた前記画像の表示態様の設定変更を受け付けるとともに、設定変更後の前記表示態様を記憶装置に記憶させる、
表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの視力に応じて画像表示を調整する表示調整装置が知られている(例えば、特許文献1)。下記特許文献1に記載された表示調整装置は、視距離取得部と、視力情報取得部と、表示制御部と、画質調整部と、を備えたことを特徴とする。上記視距離取得部は、表示部の表示画面とユーザとの間の視距離情報を取得する。上記視力情報取得部は、そのユーザの視力情報を取得する。上記表示制御部は、上記表示部に情報を表示させる。上記画質調整部は、上記視距離情報と上記視力情報を用いて、上記表示部に表示する情報の画質を調整する。
【0003】
また、車両のヘッドアップディスプレイシステムに関する発明が知られている(例えば、特許文献2)。下記特許文献2に記載された車両のヘッドアップディスプレイシステムは、ヘッドアップディスプレイ装置と、乗員監視装置と、を有している。上記ヘッドアップディスプレイ装置は、車両の乗員の前に三次元用画像を投影する投影デバイスを有し、乗員の前方の車外の物体についての投影像を投影する。上記乗員監視装置は、前記車両の乗員を撮像する撮像デバイスを有し、上記撮像デバイスの撮像画像に基づいて乗員の視覚についての個人データを生成する。そして、上記ヘッドアップディスプレイ装置は、上記乗員監視装置により生成される乗員の視覚についての個人データを用いて上記三次元用画像における上記投影像を調整した三次元用画像を上記投影デバイスから投影する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-021076号公報
特開2021-059242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載された従来の表示調整装置によれば、視距離情報と視力情報を用いて画質を調整することから、ユーザの表示情報の視認性を向上させることができる。しかしながら、この従来の表示調整装置は、毎度、表示部の表示画面とユーザとの間の視距離情報とユーザの視力情報を取得する必要があり、電気的な構成が煩雑になる。
【0006】
また、上記特許文献2に記載された車両のヘッドアップディスプレイシステムは、乗員監視装置からの視覚のデータを利用し、三次元画像を調整した結果をヘッドアップディスプレイに投影している。しかしながら、このシステムは、乗員が眼鏡等を着用した場合の視度調整や、ヘッドアップディスプレイ以外の視度調整に課題がある。
【0007】
本開示の一実施形態は、簡易な構成で、視力の異なる各ユーザに最適な表示態様の画像を表示するとともに、その表示態様を維持することが可能な表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態は、車両に搭載される表示装置であって、前記車両に搭乗するユーザの視力に応じて画像の出力調整を行う視度調整モードを選択可能に構成され、前記視度調整モードが選択された場合に、前記ユーザの視力に応じた前記画像の表示態様の設定変更を受け付けるとともに、設定変更後の前記表示態様を記憶装置に記憶させる、表示装置である。
【発明の効果】
【0009】
上述の実施形態によれば、車両に搭載された表示装置を利用するユーザが、初回利用時に視度調整モードを選択することで、表示装置に表示される画像がユーザ自身の視力に応じた見え方になるように、画像の表示態様の設定を変更することができる。また、ユーザ毎の画像の表示態様の設定が記憶装置に記憶されるため、表示装置の二回目以降の利用時には、ユーザは新たに設定を行う必要がなく、各ユーザの視力に応じた表示態様の画像を表示装置に表示させることができる。
【0010】
したがって、上述の実施形態によれば、簡易な構成で、視力の異なる各ユーザに最適な表示態様の画像を表示するとともに、その表示態様を維持することで、各ユーザに画像をより容易且つ確実に認識させることが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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