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公開番号2025053958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163100
出願日2023-09-26
発明の名称車両制御装置
出願人スズキ株式会社
代理人個人
主分類B60W 20/14 20160101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約【課題】車速制限の実施時に、それに適した回生トルクを発生させられるようにする。
【解決手段】車両制御装置(100)は、内燃機関(2)及びモータジェネレータ(4)を搭載する車両(1)を制御する車両制御装置であって、ブレーキ非操作時での所定の条件成立時に、前記モータジェネレータ(4)で回生トルクを発生させる回生ブレーキ制御手段(101)を備え、前記回生ブレーキ制御手段(101)は、前記所定の条件成立である、運転者の加速操作により車速が所定の車速以上になったときに車速を制限する車速制限を実施するときの回生トルクを決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関及びモータジェネレータを搭載する車両を制御する車両制御装置であって、
ブレーキ非操作時での所定の条件成立時に、前記モータジェネレータで回生トルクを発生させる回生ブレーキ制御手段を備え、
前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の条件成立である、運転者の加速操作により車速が所定の車速以上になったときに車速を制限する車速制限を実施するときの回生トルクを決定することを特徴とする車両制御装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記所定の条件成立として、前記車速制限の実施と、前記車速制限の実施とは別の条件成立とがあり、
前記回生ブレーキ制御手段は、前記車速制限を実施するときの回生トルクを、同車速下での前記別の条件成立時の回生トルクよりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記別の条件成立は、コースト走行であることを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記回生ブレーキ制御手段は、アクセル操作量に応じて、前記車速制限を実施するときの回生トルクを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両制御装置。
【請求項5】
前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の車速以上の車速域での車速に応じて、前記車速制限を実施するときの回生トルクを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両制御装置。
【請求項6】
前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の車速以上の車速域で、車速が速くなるにつれて、前記車速制限を実施するときの回生トルクを大きくすることを特徴とする請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項7】
前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の車速以上の車速域であって、当該車速域にある閾値以上の範囲で、車速が速くなるにつれて、前記車速制限を実施するときの回生トルクを大きくすることを特徴とする請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項8】
前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の車速以上の車速域であって、当該車速域にある閾値以下の範囲で、車速が速くなるにつれて、前記車速制限を実施するときの回生トルクを大きくすることを特徴とする請求項5に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関及びモータジェネレータを搭載する車両を制御する車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
回生ブレーキ制御に関する技術として、特許文献1には、コースト走行時に、モータジェネレータでコースト回生トルクを発生させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-177084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転者がブレーキ操作を行っていないブレーキ非操作時に回生トルクを発生させるものとして、特許文献1にあるように、コースト走行時に回生トルクを発生させることが知られているが、それ以外にも、スピードリミッタ機能による車速制限の実施時に回生トルクを発生させることは有用である。
ここで、コースト走行時に回生トルクを発生させることは、運転者の減速意思を反映させるものであり、発電効率を高めるため、回生トルクをできるだけ大きくすることが望ましい。
しかしながら、車速制限の実施時に、コースト走行時と同様に回生トルクを発生させると、スピードリミッタ機能のオン・オフが繰り返されて、運転者の違和感につながるおそれがある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、車速制限の実施時に、それに適した回生トルクを発生させられるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両制御装置は、内燃機関及びモータジェネレータを搭載する車両を制御する車両制御装置であって、ブレーキ非操作時での所定の条件成立時に、前記モータジェネレータで回生トルクを発生させる回生ブレーキ制御手段を備え、前記回生ブレーキ制御手段は、前記所定の条件成立である、運転者の加速操作により車速が所定の車速以上になったときに車速を制限する車速制限を実施するときの回生トルクを決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車速制限の実施時に、それに適した回生トルクを発生させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る自動車の要部の概略構成を示す図である。
車速制限を実施するときの回生トルク、及びコースト走行するときの回生トルクの例を示す図である。
車速、エンジンの実トルク、及びモータトルクの時系列変化を示す特性図である。
車速制限を実施するときの回生トルク、及びコースト走行するときの回生トルクの例を示す図である。
車速制限を実施するときの回生トルク、及びコースト走行するときの回生トルクの例を示す図である。
車速制限を実施するときの回生トルク、及びコースト走行するときの回生トルクの例を示す図である。
車速制限を実施するときの回生トルク、及びコースト走行するときの回生トルクの例を示す図である。
車速、エンジンの実トルク、及びモータトルクの時系列変化を示す特性図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係る車両制御装置(100)は、内燃機関(2)及びモータジェネレータ(4)を搭載する車両(1)を制御する車両制御装置であって、ブレーキ非操作時での所定の条件成立時に、前記モータジェネレータ(4)で回生トルクを発生させる回生ブレーキ制御手段(101)を備え、前記回生ブレーキ制御手段(101)は、前記所定の条件成立である、運転者の加速操作により車速が所定の車速以上になったときに車速を制限する車速制限を実施するときの回生トルクを決定する。
これにより、車速制限の実施時に、それに適した回生トルクを発生させることが可能になる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1に、実施例に係る車両である自動車1の要部の概略構成を示す。
図1に示すように、自動車1には、エンジン2と、モータジェネレータ3とが搭載される。
(【0011】以降は省略されています)

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