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公開番号2025073147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183662
出願日2023-10-26
発明の名称電動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60L 15/20 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転モードのときの電費の向上を図る。
【解決手段】電動車は、走行用のモータおよびモータと電力をやりとりする蓄電装置を有する駆動装置と、手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行するように駆動装置を制御し、更に、モータからクリープトルクを出力しているときにクリープカット条件が成立するとクリープトルクをカットする制御装置とを備える。制御装置は、自動運転モードのときには、手動運転モードのときに比してクリープカット条件を緩和する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行用のモータおよび前記モータと電力をやりとりする蓄電装置を有する駆動装置と、
手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行するように前記駆動装置を制御し、更に、前記モータからクリープトルクを出力しているときにクリープカット条件が成立すると前記クリープトルクをカットする制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記自動運転モードのときには、前記手動運転モードのときに比して前記クリープカット条件を緩和する、
電動車。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1記載の電動車であって、
前記クリープカット条件は、
前記手動運転モードのときには、車速が第1車速以下で且つブレーキオンである条件であり、
前記自動運転モードのときには、前記車速が前記第1車速以上の第2車速以下である条件である、
電動車。
【請求項3】
請求項1記載の電動車であって、
前記制御装置は、前記自動運転モードのときには、車速が車両の現在地に基づく目標車速となるように前記モータを制御し、
前記クリープカット条件は、
前記手動運転モードのときには、前記車速が第1車速以下で且つブレーキオンである条件であり、
前記自動運転モードのときには、前記目標車速が前記第1車速以上の第2車速以下である条件である、
電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動車としては、走行用のモータおよびモータと電力をやりとりする蓄電装置を備える電動車において、モータからのクリープトルクにより微速での走行が可能であると共に、車速絶対値が停車判定車速未満であり且つ制動力が設定制動力以上であるというクリープカット条件が成立する間は、電動モータのクリープトルクを低下させるクリープカットを実行可能なものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-016168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした電動車において、自動運転モードのときに、手動運転モードのときと同一のクリープカット条件を用いて運転者の加速要求へのレスポンスを優先すると、電力消費を十分に抑制できずに、電費の向上を十分に図れていない可能性がある。
【0005】
本開示の電動車は、自動運転モードのときの電費の向上を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
走行用のモータおよび前記モータと電力をやりとりする蓄電装置を有する駆動装置と、
手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行するように前記駆動装置を制御し、更に、前記モータからクリープトルクを出力しているときにクリープカット条件が成立すると前記クリープトルクをカットする制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記自動運転モードのときには、前記手動運転モードのときに比して前記クリープカット条件を緩和する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の電動車では、手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行するように駆動装置を制御し、更に、モータからクリープトルクを出力しているときにクリープカット条件が成立するとクリープトルクをカットする。この場合に、自動運転モードのときには、手動運転モードのときに比してクリープカット条件を緩和する。これにより、自動運転モードのときには、手動運転モードのときに比してクリープトルクをカットしやすくなるから、車両の電力消費を抑制し、電費の向上を図ることができる。もとより、手動運転モードのときには、運転者の加速要求へのレスポンスを優先することができる。
【0009】
本開示の電動車において、前記クリープカット条件は、前記手動運転モードのときには、車速が第1車速以下で且つブレーキオンである条件であり、前記自動運転モードのときには、前記車速が前記第1車速以上の第2車速以下である条件であるものとしてもよい。
【0010】
本開示の電動車において、前記制御装置は、前記自動運転モードのときには、車速が車両の現在地に基づく目標車速となるように前記モータを制御し、前記クリープカット条件は、前記手動運転モードのときには、前記車速が第1車速以下で且つブレーキオンである条件であり、前記自動運転モードのときには、前記目標車速が前記第1車速以上の第2車速以下である条件であるものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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