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公開番号2025043422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150665
出願日2023-09-19
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B60Q 1/04 20060101AFI20250325BHJP(車両一般)
要約【課題】プルキンエ現象によって光の長波長側における視認性が低下することを改善する車両用灯具を提供する。
【解決手段】発光制御手段6は、プルキンエ現象が発生する状況時に、乗員の比視感度の感度範囲内の長波長側の分光パワーを高めて白色光の色温度を制御する白色光制御部611を備える。プルキンエ検知手段67は、乗員が識別可能な色の波長を検知し、この波長に基づいて乗員の比視感度を検知して比視感度情報として出力する。発光制御手段6は検知された比視感度情報を記憶する記憶部612を備える。プルキンエ現象が生じたときに、W(白色光)制御部611は記憶部612に記憶されている比視感度情報に基づいてランプユニット1の光源(主光源41)の発光を制御する。
【選択図】 図6


特許請求の範囲【請求項1】
発光する光の色温度を補正することが可能な光源を備える車両用灯具であって、プルキンエ現象が発生する状況時に、乗員の比視感度の感度範囲内の長波長側の分光パワーを高める制御を行う発光制御手段を備えることを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
プルキンエ現象が発生したときに乗員が識別可能な色の波長を検知し、この波長に基づいて前記乗員の比視感度を検知して比視感度情報として出力する検知手段を備える請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記発光制御手段は、検知された比視感度情報を記憶する記憶手段を備え、プルキンエ現象が生じたときに前記記憶手段に記憶されている比視感度情報に基づいて発光を制御する請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
乗員を認識する乗員認識手段を備えており、前記記憶手段は、認識した複数の乗員と、各乗員の個別比視感度情報を紐付けて記憶しておき、前記発光制御手段は前記乗員認識手段で乗員を認識したときに、認識した乗員に紐付けされている個別比視感度情報に基づいて発光を制御する請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記発光制御手段は、所定数以上の比視感度情報に基づいて標準化された標準比視感度情報と、検知した個々の乗員の個別比視感度情報との波長方向のずれ量である偏差を求め、この偏差の値に応じて高める分光パワー量を相違させる制御を行う請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記個別比視感度情報が前記標準比視感度情報よりも長波長側にずれているときには前記長波長側の分光パワーの増加値を小さくし、短波長側にずれているときには前記長波長側の分光パワーの増加値を大きくする請求項5に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記分光パワーの増大値は前記偏差の絶対値に比例する請求項6に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記光源は、異なる色光を発光する複数の発光素子を備え、前記発光制御手段はこれら複数の発光素子の発光光度を制御することにより異なる色温度の白色光を発光する請求項1ないし7のいずれかに記載の車両用灯具。
【請求項9】
自動車のヘッドランプに適用される請求項8に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両用灯具に関し、特に自動車の前照灯に用いて好適な車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両において、外部環境の変化による視認性が変化する現象、いわゆるプルキンエ現象に伴う課題を解決する前照灯(ヘッドランプ)が提案されている。このプルキンエ現象は、薄暮時や夜間等において人間の目の比視感度が短波長側(青色光側)にシフトする現象である。特許文献1には、検出した外部の環境情報に基づいて、プルキンエ現象が生じる状況のときにヘッドランプの照明光の短波長側分光成分(青色光成分)を弱めることによって、当該短波長側分光成分によるグレアを抑制する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7170950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プルキンエ現象は、長波長側の比視感度が低下されるので、赤色の道路標識の視認性が低下する。特に、赤色の道路標識は規制標識であることが多く、安全交通を確保する上で重要である。特許文献1の技術は、プルキンエ現象によるグレアを抑制するために短波長側の分光成分を弱めているが、長波長側の視認性については何ら考慮されていない。そのため、赤色の道路標識の視認性が低下するという課題は残されている。
【0005】
また、引用文献1の制御は外部環境に基づいて一義的に行われている。すなわち、標準的な比視感度の人間に基づいて制御が行われている。そのため、比視感度が相違する人間、例えば若年者と高齢者等のようにプルキンエ現象が発生したときの比視感度が相違する人間に対しては、このような一義的な制御では、必ずしも好適な制御が行われているとは言えないという課題がある。
【0006】
本発明の目的は、プルキンエ現象による視認性の低下、特に光の長波長側における視認性が低下することを改善する車両用灯具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、発光する光の色温度を補正することが可能な光源を備える車両用灯具であり、プルキンエ現象が発生する状況時に、乗員の比視感度の感度範囲内の長波長側の分光パワーを高める制御を行う発光制御手段を備えることを特徴とする。例えば、プルキンエ現象が発生したときに乗員が識別可能な色の波長を検知し、この波長に基づいて乗員の比視感度を検知して比視感度情報として出力する検知手段を備える。また、発光制御手段は検知された比視感度情報を記憶する記憶手段を備え、プルキンエ現象が生じたときに記憶手段に記憶されている比視感度情報に基づいて発光を制御する。
【0008】
さらに、乗員を認識する乗員認識手段を備え、記憶手段は、認識した複数の乗員と、各乗員の個別比視感度情報を紐付けて記憶しており、発光制御手段は乗員認識手段で乗員を認識したときに、認識した乗員に紐付けされている個別比視感度情報に基づいて発光を制御する。
【0009】
本発明においては、発光制御手段は、所定数以上の比視感度情報に基づいて標準化された標準比視感度情報と、検知した個々の乗員の個別比視感度情報との波長方向のずれ量である偏差を求め、この偏差の値に応じて高める分光パワー量を相違させる制御を行うことが好ましい。この場合において、個別比視感度情報が標準比視感度情報よりも長波長側にずれているときには長波長側の分光パワーの増加値を小さくし、短波長側にずれているときには長波長側の分光パワーの増加値を大きくすることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、プルキンエ現象が発生した状況時に、乗員の比視感度の感度範囲内の長波長側の分光パワーを高めて発光する光の色温度を補正することにより、プルキンエ現象による長波長側における視認性が低下することを改善し、視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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