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公開番号
2025078134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190482
出願日
2023-11-08
発明の名称
車両用窓ガラス
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
主分類
B60S
1/02 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】防曇機能を有する車両用窓ガラスにおいて導電線が占める領域の面積が大きくなることを抑制できる車両用窓ガラスの提供。
【解決手段】本開示の一態様に係る車両用窓ガラス1は、車両用窓ガラス1の所定の位置に設けられ、情報取得装置を用いて車両の外部から所定の情報を取得可能な第1領域10と、第1領域10を加熱可能な導電線20と、を備える。導電線20は、車両用窓ガラス1の車内側の主面に設けられ、第1領域10を加熱する第1発熱部11と、車両用窓ガラス1の車内側の主面の第1領域10と異なる第2領域15に設けられ、導電線20の全体の抵抗値を調整可能な第2発熱部12と、を有する。第2発熱部12の車両用窓ガラス1と反対側の面には、接着剤31を用いてヒートシンク30が接着されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用窓ガラスの所定の位置に設けられ、情報取得装置を用いて車両の外部から所定の情報を取得可能な第1領域と、
前記第1領域を加熱可能な導電線と、を備え、
前記導電線は、
前記車両用窓ガラスの車内側の主面に設けられ、前記第1領域を加熱する第1発熱部と、
前記車両用窓ガラスの車内側の主面の前記第1領域と異なる第2領域に設けられ、前記導電線の全体の抵抗値を調整可能な第2発熱部と、を有し、
前記第2発熱部の前記車両用窓ガラスと反対側の面には、接着剤を用いてヒートシンクが接着されている、
車両用窓ガラス。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第2領域は、前記車両用窓ガラスの周囲に設けられた遮光領域に形成されている、請求項1に記載の車両用窓ガラス。
【請求項3】
前記導電線は、前記第1発熱部と前記第2発熱部とを接続している配線を更に備え、
前記第2発熱部の電熱線の幅は、前記配線の幅よりも狭い、
請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項4】
前記第1発熱部の電熱線、前記配線、及び前記第2発熱部の前記電熱線の幅は、前記配線、前記第2発熱部の前記電熱線、及び前記第1発熱部の前記電熱線の順に狭くなる、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項5】
前記第1発熱部の電熱線の幅が0.30~0.40mm、前記配線の幅が0.60~1.0mm、前記第2発熱部の前記電熱線の幅が0.30~0.60mmである、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項6】
前記第2発熱部を構成する電熱線がジグザグ状に形成されている、請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項7】
前記第2領域における上下方向に隣り合う前記電熱線の間隔は、前記第1領域における上下方向に隣り合う前記電熱線の間隔よりも小さい、請求項6に記載の車両用窓ガラス。
【請求項8】
前記第2発熱部を構成する前記電熱線は、前記電熱線の一端と他端を結ぶ線と、左右に往復する前記電熱線とが交差するようにジグザグ状に形成されている、請求項6に記載の車両用窓ガラス。
【請求項9】
前記第1領域は、前記情報取得装置として車載カメラが配置される領域である、請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項10】
前記接着剤の熱伝導率が0.3W/(m・k)以上である、請求項1又は2に記載の車両用窓ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用窓ガラスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車にカメラ等の情報取得装置が取り付けられた先進運転支援システム(ADAS)の開発が進められている。先進運転支援システムで用いられる情報取得装置は、樹脂製のブラケットを介してウインドシールドに取り付けられる。特許文献1には、車外の情報を取得するカメラ等の情報取得装置が設置されたウインドシールドが開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されているウインドシールドによれば、カメラと対向し光が通過する情報取得領域を遮蔽層に隣接させ、又は遮蔽層に周囲が囲まれるように配置し、この情報取得領域を情報取得領域加熱部によって加熱することにより、情報取得領域の曇りを除去している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-216193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
防曇機能を有する車両用窓ガラスは、例えば、車両用窓ガラスの車内側の主面に導電線(電熱線)が設けられ、この導電線に電流を流して車両用窓ガラスを加熱することで、情報取得領域の曇りを除去している。このような導電線は、車両のバッテリに配線を介して接続されており、バッテリから一定の電圧(例えば、11~14V)が印加される。
【0006】
このとき、導電線に流れる電流を調整する必要がある。例えば、発熱部以外に配置される導電線の長さを調整し、導電線自体の抵抗値を変化させることで、導電線に流れる電流を調整できる。しかしながら、発熱部以外に配置される導電線の長さを長くした場合は、導電線を長くするためのエリアを別途設ける必要があるため、車両用窓ガラスにおいて導電線が占める領域の面積が大きくなるという問題がある。
【0007】
上記課題に鑑み、本開示の目的は、防曇機能を有する車両用窓ガラスにおいて導電線が占める領域の面積が大きくなることを抑制できる車両用窓ガラスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る車両用窓ガラスは、
車両用窓ガラスの所定の位置に設けられ、情報取得装置を用いて車両の外部から所定の情報を取得可能な第1領域と、
前記第1領域を加熱可能な導電線と、を備え、
前記導電線は、
前記車両用窓ガラスの車内側の主面に設けられ、前記第1領域を加熱する第1発熱部と、
前記車両用窓ガラスの車内側の主面の前記第1領域と異なる第2領域に設けられ、前記導電線の全体の抵抗値を調整可能な第2発熱部と、を有し、
前記第2発熱部の前記車両用窓ガラスと反対側の面には、接着剤を用いてヒートシンクが接着されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、防曇機能を有する車両用窓ガラスにおいて導電線が占める領域の面積が大きくなることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る車両用窓ガラスの構成例を示す正面図である。
実施の形態に係る車両用窓ガラスの構成例を示す拡大正面図である。
実施の形態に係る車両用窓ガラスの第2発熱部付近における断面図である。
実施の形態に係る車両用窓ガラスが備える導電線の構成例を示す図である。
第2発熱部の電熱線の他の構成例を示す図である。
図5の切断線VI-VIにおける断面図である。
第2発熱部の電熱線の他の構成例を示す図である。
実施の形態に係る車両用窓ガラスの他の構成例を示す拡大正面図である。
実施の形態に係る車両用窓ガラスが備える導電線の他の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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