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公開番号
2025110747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004769
出願日
2024-01-16
発明の名称
ガラス
出願人
AGC株式会社
,
国立大学法人愛媛大学
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
C03C
3/062 20060101AFI20250722BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】ヤング率及び耐失透性が高く、かつ低膨張率となるガラスを提供する。
【解決手段】ガラス10は、酸化物基準のモル%表示において、SiO
2
の含有量が20%以上であり、三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量が30%以上であり、三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量に対するAl
2
O
3
の含有量の比率が、50%より高く、Ta
2
O
5
を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酸化物基準のモル%表示において、
SiO
2
の含有量が20%以上であり、
三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量が30%以上であり、
三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量に対するAl
2
O
3
の含有量の比率が、50%より高く、
Ta
2
O
5
を含む、
ガラス。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
酸化物基準のモル%表示で、
SiO
2
の含有量が25%以上であり、
Ta
2
O
5
の含有量が5%以上である、
請求項1に記載のガラス。
【請求項3】
酸化物基準のモル%表示で、
二価の酸化物RyOの合計含有量が5%以上であり、
二価の酸化物RyOの合計含有量に対するMgOの含有量の比率が、45%以上95%以下である、
請求項1又は請求項2に記載のガラス。
【請求項4】
ヤング率が130GPa以上であり、線熱膨張係数が6.0ppm/℃以下である、
請求項1又は請求項2に記載のガラス。
【請求項5】
屈折率n
d
が1.70以上である、
請求項1又は請求項2に記載のガラス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高ヤング率のガラスが求められることがある。特許文献1には、ヤング率が130GPa以上の光学ガラスが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開第2021-20840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高ヤング率のガラスは、失透性が高くなったり、熱膨張率が高くなったりしてしまう場合がある。
【0005】
本発明は、ヤング率及び耐失透性が高く、かつ低膨張率となるガラスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るガラスは、酸化物基準のモル%表示において、SiO
2
の含有量が20%以上であり、三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量が30%以上であり、三価の酸化物Rx
2
O
3
の合計含有量に対するAl
2
O
3
の含有量の比率が、50%より高く、Ta
2
O
5
を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヤング率及び耐失透性が高く、かつ低膨張率にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るガラスの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、数値については四捨五入の範囲が含まれる。また、「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味し、以降でも「~」を使用する場合は、同様の意味を指す。
【0010】
(ガラス)
図1は、本実施形態に係るガラスの模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るガラス10は、任意の用途に用いられるものであってよいが、光学機器に用いられる光学ガラスや、部材を支持するガラス基板として用いられることが好ましい。ガラス基板として用いる場合、ガラス10は、半導体パッケージの製造用のガラス基板として用いられてよく、より具体的には、FOWLP等の製造用の支持ガラス基板として用いられてよい。なお、FOWLP等とは、ファンアウトウェハレベルパッケージ(Fan Out Wafer Level Package:FOWLP)やファンアウトパネルレベルパッケージ(Fan Out Panel Level Package:FOPLP)を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)
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