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公開番号
2025147548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047845
出願日
2024-03-25
発明の名称
顔面用貼付材
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人大谷特許事務所
主分類
C09J
7/38 20180101AFI20250930BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】顔面の皮膚に対する粘着力が適度であり、皮膚観察結果が良好であり、且つ、角質剥離量が十分に低減された顔面用貼付材を提供する。
【解決手段】支持体と、粘着剤層と、剥離層とを、この順で備え、前記粘着剤層は、ウレタン系粘着剤を含有する、顔面用貼付材。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、粘着剤層と、剥離層とを、この順で備え、
前記粘着剤層は、ウレタン系粘着剤を含有する、顔面用貼付材。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記粘着剤層の顔面の皮膚に対する粘着力が0.5~2.8N/15mmである、請求項1に記載の顔面用貼付材。
【請求項3】
前記粘着剤層は、エチレンオキシドに基づく構成単位の平均含有量が60質量%以下である、請求項1又は2に記載の顔面用貼付材。
【請求項4】
前記ウレタン系粘着剤は、水酸基末端ウレタンプレポリマー及びポリイソシアネート化合物を含む粘着剤組成物の硬化物である、請求項1又は2に記載の顔面用貼付材。
【請求項5】
前記粘着剤組成物は、エチレンオキシドに基づく構成単位の平均含有量が60質量%以下である、請求項4に記載の顔面用貼付材。
【請求項6】
前記水酸基末端ウレタンプレポリマーは、オキシアルキレン重合体とジイソシアネート化合物との錫非含有触媒の存在下での反応生成物である、請求項4に記載の顔面用貼付材。
【請求項7】
前記錫非含有触媒は、亜鉛及びビスマスの少なくともいずれかを含む、請求項6に記載の顔面用貼付材。
【請求項8】
前記オキシアルキレン重合体は、エチレンオキシドに基づく構成単位の平均含有量が60質量%以下である、請求項6に記載の顔面用貼付材。
【請求項9】
前記オキシアルキレン重合体は、1分子当たりの平均水酸基数が1.5~3.0である、請求項6に記載の顔面用貼付材。
【請求項10】
前記オキシアルキレン重合体は、1分子当たりの平均水酸基数が2.0以上であるオキシアルキレン重合体A、及び、1分子当たりの水酸基数が1であるオキシアルキレン重合体Bを含む、請求項6に記載の顔面用貼付材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔面用貼付材に関し、特に、顔面の皮膚に貼付して用いられる顔面用貼付材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚に貼付して使用する貼付材は、支持体と、支持体の少なくとも片面に設けられた粘着剤層を備える層構造を有している。さらに、粘着剤層の表面を保護するために剥離層が配置されたり、また、例えば、支持体が極めて薄い場合等には、支持体にキャリアフィルム等のキャリア層を備えたりする層構造を有することが多い。
【0003】
貼付材は、皮膚に貼り付けた後に剥離され、その後、多くの場合、新たな貼付材が貼り付けられるものであることから、所望の期間皮膚から脱落することがなく、かつ、容易かつ美麗に剥離することができ、さらに皮膚に対する刺激が強くないことが求められる。また、顔など、日常生活で皮膚を露出する箇所に貼付材を貼り付ける場合は、貼り付けた箇所が余り目立たないことが求められることもある。
【0004】
すなわち、貼付材には、適度の粘着力を有することが求められる。粘着力が弱すぎると、貼付材が皮膚表面から簡単に剥離したり、皮溝などの微細な凹凸のある皮膚表面に沿って密着できなかったりする。粘着力が強すぎると、かぶれが生じたり、使用後の剥離が困難となったりする。
【0005】
顔面は、腕や肩などと比較して、皮脂を多く分泌する箇所である。皮脂を多く分泌する顔面に貼付材を貼付する場合は、粘着剤層の粘着剤が顔面の皮膚から分泌される皮脂を吸収することによって、粘着剤の凝集力が低下し、貼付材が剥がれやすくなるおそれがある。そこで、皮脂を多量に吸収しても剥がれないようにするために、粘着剤層の厚みを十分厚くすることが必要であると考えられていた。
【0006】
顔面の額や鼻等のいわゆるTゾーン部分は、特に皮脂の分泌量が多い箇所であり、にきびができやすい箇所でもある。にきびのある箇所は、できるだけ清潔に保つことが必要である。洗顔後、ファンデーション等を皮膚に直接塗ると、にきびのある箇所の皮膚の発赤が助長されたり、化膿したりするおそれがある。粘着剤層の厚みを薄くすれば、適度の粘着力を得ることが困難となりやすい。
【0007】
したがって、皮脂の分泌量が多い箇所である顔面の皮膚に長時間にわたって貼付することが可能であり、かつ、糊残りが少なく、皮膚刺激が少ない顔面用貼付材が求められ、併せて、貼付状態が余り目立たない貼付材が求められてきた。
【0008】
例えば、特許文献1には、皮脂の分泌が多い顔面の皮膚に長時間にわたって貼付することが可能であり、かつ、糊残りが少なく、皮膚刺激が少ない顔面用貼付材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第5285822号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、顔面の皮膚に対する粘着力が適度であり、皮膚観察結果が良好であり、且つ、角質剥離量が十分に低減された顔面用貼付材は未だ得られておらず、その開発が強く求められている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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